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ヒガンバナの不思議


撮影したのは彼岸前で、少し赤みが薄かったかな。
Nikon D80 SF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRⅡ

秋のお彼岸が過ぎた。
仕事も、切り花栽培の家業も、嵐のようなお盆~お彼岸の忙しさだった…。

それにしても、この『ヒガンバナ』という多年草。
『曼殊沙華』という別名があるのは皆様すでにご存じのとおり。
毎年、毎年、9月のお彼岸に向けて計ったように茎をのばし、
ちょうどお墓参りのタイミングで鮮やかな赤色の花を咲かす。
しかも、その花の形がとても神秘的というか、不思議な形…。

咲く時期といい、花の立ち姿といい、特に仏教的な深い意味合いを感じてしまうのも無理のないところ。

ヒガンバナだけではなく、毎年の決まった時期に花を咲かせたり、命をはぐくんだり、そして消えていったり…。
この花を見ていると、そんな不思議を感じずにはいられない。


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