学生こそ覚えておきたい思考系フレームワーク〜その1〜目的・目標・手段
皆さんこんにちは。
強ニューです。
今日も誰かの学びや気づきにつながればという想いで、自分の経験や学びを文字起こししていきたいと思います。
その前に、自己紹介を最初に投稿していますので、ぜひご一読いただければ幸いです。
さて昨日は学生時代にPDCAを回す習慣をつけていなかったことへの後悔とともにセルフマネジメントスキルの中でも重要なタイムマネジメントについて記載しました。
要約すると
-4つに細分化するセルフマネジメントスキル
1.タイムマネジメント2.ヘルスマネジメント3.ファイナンスマネジメント4.ストレスマネジメント(アンガーマネジメントとも)
マネジメントスキルとは、”目標に向かって進捗している”状態を管理していると定義
-タイムマネジメントの重要性
一番他者から見られやすく、他に影響を与えやすいため、
サラリーマンとして働く以上一生つきまとうスキル
-PDCAとKGI KPI
日々のタスク管理において、そもそもなんのために(KGIの設定)とこれを構成している重要な要素(KPIの設定)、さらにはP段階でCが定量的に想定できているか。というポイントが抑えてられているかどうかが重要
-学生時代にやっておくべきたった2つの習慣
目標設定を行いそれに付随するKPIを考え、実際にPDCAを回しまくる
ということを説明させていただきました。
1つ重要なポイントが抜けていたので補足すると、
なぜタイムマネジメントスキルの話の中で、PDCAの話が出てくるか?ということです。
それはPDCAを設計する中で、時間の流れが必ずあるからです。
PDCAやKGI,KPIを考える際に、絶対に時間軸を忘れてはいけません。
いつから、いつまでに、というところでPDCAを設定できないと、PDPDやDDDD思考になってしまいます。
逆にいうとPDCAが回せて初めてタイムマネジメントができているという状態だと強ニューは考えています。
もちろん思考系の話なので、ロジカルシンキングにも重なってくるスキルなのは間違いないですが、強ニュー的には時間軸の想定がある以上、PDCAを上手に回せる=タイムマネジメントができている状態だと定義しています。
さて今回の内容については、過去記事サラリーマンとして身につけていきたい5つの力のうち、
コミュニケーションスキルに位置付けている思考テクニックのフレームワークについて紹介します。
本日の話はこちら
実りのある会話とない会話
サラリーマンの宿命とも言える打ち合わせ・会議・ミーティング・商談
色々な言い方、状況ではありますが、
組織の中で他者と仕事をする上でテレワークとは言え、1日1回は出くわすであろうやり取り。。
今でこそ昔と比べるとだいぶ少なくなりましたが、
強ニューの会社は会議回数が多かったこと多かったこと、、そしてその会議が終わった後に筆舌しがたい疲労感・徒労感・虚無感に苛まされていました。。
なんでなのか?
その答えは危機感だけ共有して結論がないと言うような時間だったからです。
「とりあえずこの件は次回また話しましょう。。」
とか、
「いついつまでに今日の議論のまとめて資料で出して。」
と言う締めくくりになることが多く、そう言う打ち合わせがある度に生産性の低さを憂いてしまいます。
これは商談でも一緒で、定期商談の取引相手であっても、販売状況だけ共有したり、情報交換して帰ってくる、という営業は未だに多いです。。
これもある意味タイムマネジメントができていない状況の代表例なのですが、なんでこのようなことが起きてしまうのでしょうか。
強調したいのは、今の部隊ではそのような会話・会議は一切なされなくなりました。が、まだまだ他の部署との会議ではこのような自体が見受けられてしまいます。
その違いは何かというと、書いてみるとすごく簡単なのですが、
冒頭に、この会議(会話・打ち合わせであっても)で何を決めたいかが明確である状態まで発表者・ファシリテーターが明示している。ということです。
もっというと、会議の目的、議論したいポイントがはっきりしていること。
無駄な会議の代表例が報告会でしたが、ウィズコロナになりほとんどなくなりました。
報告案件は資料化しデータベースへ。
会議では議論にフォーカスできれば次のアクションが見えてきます。
これにより、会議後議事録には、決まったことが何で、次のアクションがどうなったのか、誰が何をいつまでにするのか、が参加者全員わかる状態に持っていけている。ということ。
ということは、発表者や進行者もしくは他者との些細な会話にしても、何を決めたいか、ということを考えておかないと実りのある会話にならないことになります。
それこそが思考のスキルをあげて行くポイントと言えると強ニューは考えます。
そしてこの思考が身についている人はコミュニケーションスキルが高いと思います。
何が課題?何が目的?
では、どうすれば何を決めたい会議か、を提示できる側になるのか。
強ニューがあげたいポイントは、課題を見つける力です。
強ニューは会議の発表資料や会話のほとんどを以下の4つのステップで進めています。
1.現状把握
2.あるべき姿
3.そのために達成すべき課題
4.課題への対策
話す相手とタイミングによって1〜4のボリュームに強弱をつけることを心がけますが、全ての発表・会話においては、この1〜4を常に突き詰めます。
1と2がかけ離れているときは、あるべき姿の時間軸を長くとることでマイルストーンをおき直すなどの判断も必要ですが、ここで大事なのは、2が抜けるとどこに向かっているのかがわからなくなってしまい議論が帰着しにくい状態になってしまいます。
そして3、4は議論ポイントです。
1、2が固まっていると、3、4の扉が開けてくる感覚があります。
逆にいうと現状把握が弱いと、上司や相手の反応もいまいちで、「もう少し詳しく調べてからまた議論しよう」というような結論になりがちです。
全てクリアになって議論ができることの方が少ない昨今ですが、現状把握をしておくことで、あるべき姿に近づくには何が課題か、を指し示せると上質なコミュニケーションが取れる人間としての評価を得ることができます。
そして気をつけないといけないのが、1〜4の議論をする前に、目的を見失わないことです。
〇〇を達成したい!
そのための現状はどうなっていて、あるべき姿はどうで、そのギャップを埋めるための課題はどうで、だからこの対策を打ちたい!
という思考の順番で物事を考えて発表すると、自ずと実りあるコミュニケーションが取れる思考が身についてきます。
目的・目標・手段というフレームワーク
前回の記事で挙げたKGI,KPIとPDCAを回すという話をしましたが、
もう少し使い勝手のいい簡単なフレームワークが、この目的・目標・手段というフレームワークです。
フレームワークとは、先人が築いてきた思考の枠組みのことと理解してください。当てはめると自ずと思考が深まるツールという解釈をしています。
すごいシンプルな枠組みですが、見失うことが多い人が結構多いので、改めて紹介したいと思い記載しました。
この枠組みは学生こそビシバシ使い倒してもらいたい思考系フレームワークだと思います。正直エントリーシートの書き方にも役にたつと別のNoteクリエーターの記事を読んでいても思います。
何が課題か、何が目的か?
ということを毎回毎回考えるのは割と大変な作業です。
その習慣を身につけるためにこの目的・目標・手段に立ち戻るようにしましょう。これは一度やれば終わりということではなく、どちらかというと思考の羅針盤のようなもので、アクションを起こす時に立ち返ってそれって目的に合っているか、目標達成につながっているかを見失わないようにするためのものになります。
例えば強ニューのこのNoteについて少し当てはめて書き出してみると
大目的:日本のサラリーマン・およびこれから社会に出る人への手助け
小目的:自身の仕事感の棚卸、知識経験の言語化による自己把握
仮目標:1年でフォロワー1000人 毎月収益化
手段:毎日1投稿 IG TW連携及び発信 毎日の作業時間確保 毎日情報収集 毎日訪問活動
などなど、、
まだまだあまり深く考えられていませんが、手段は全てKPI化できるレベルで管理し、進捗を追いかけていければと漠然と思っています。
なお目標はやりながら変わって行くスタンスなので仮としています。
今後やって行く上で、フォロワーを獲得・収益化するためには、どこに課題があるのか明確になっていくようにできればと思います。
働く前に考えたい働く目的と人生の目標
日本の大学生はインターンや社会とのつながりが海外と比べると希薄だと言われています。
そのためかはわかりませんが、実質3年以内にやめる人の割合はだいたい平均して30%と言われています。
最近は早く辞める選手権のような形で、入社して○時間で辞めたワイの話し聞く?というようなツイートが見られるほど。。
もしかしたら辞めたくなるようなブラック企業に入ってしまったからなのかもしれませんし、一概に他人の選択についてどうこう言う立場にないので何も思いませんが、最近9ヶ月で辞めた後輩の話を聞いてて感じたのは
働く目的と人生の目標と選んだ手段(業種・経営理念・会社の特徴)が噛み合っていなかったんだろうなと思いました。
強ニューは逆に新卒の際に設定していた働く目的と所属している会社でやりたかったことが達成できつつあり、次の目的を探しているような状況ですが。。
まずは、就活を始める前に、働く目的と人生の目標を考えてみてください。
それを考えるためには、現状把握とあるべき姿を追いかけるために社会と触れたり、家族や親族の社会人と改めて会話をしたりすると思います。
もしくは強ニューの記事を読んでいただければたくさんヒントが提示できるのではと思います。
そのうちIGも解説しますので、DMやコメントで質問していただければできる限り協力させて頂きたいと思います。
いかがでしたでしょうか。
少し長い文章になってしまい、最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。
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