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#3分で見れる映画紹介『ライトハウス』(ネタバレなし)

こんにちは。ぽんずです。
今回は、『ライトハウス』(2021)を紹介しようかなと。。。

紹介しといてなんですが、本作、かなり刺激的です。
映画好きでも、人を選ぶ映画です。
私は、本作を俳優目当てで見てしまい、壮絶な映画体験をしてしまいました。

どんな人におすすめか?

1.映画考察がお好きな方。
2.強烈な刺激が欲しい方。
3.モノクロ映画いける方。

裏を返せば、刺激的な描写が苦手で、考察が苦手で、モノクロ映画を見たことない方はオススメできないです。
逆に、挑戦心をくすぐられた方は見ましょう。
ただし、相当なエネルギーを使いますが。

『ライトハウス』(2021)

公開日:2021年7月9日
上映時間:109分
ジャンル:ドラマ、ホラー
制作国:アメリカ
監督:ロバート・エガース
キャスト:ウィレム・デフォー、ロバート・パティンソンなどなど

あらすじ

Firmarksのリンクを張っておきます。
評価は3.7。皆さんの感想見てると困惑してる方が多い印象です。(笑)

感想とプチ情報

絶海の孤島に取り残され精神を病んでいく2人の運命を描く物語。
(ストーリーの基は、1801年に起こった二人のトーマスという名の灯台守の悲劇的な実話らしいです。)
徐々に精神が病んでいき、お酒に逃げ、アルコール依存症になっていき。。負のスパイラルから精神崩壊へ。。
ざっくりと、こんなお話です。

結論、超難解映画でした。
ジャンルは、厳密にいうとサイコロジカルホラー、シュールでクセが強かった印象。
どの場面が現実で幻想なのか、精神を蝕まれていく過程を主観的に描くので、見てるこっちも頭が可笑しくなっていきます。
また、神話や宗教など、日本人には馴染みのない文化メタファーが色濃く、何が何だか理解できない部分も多々。
間違いなく、1度見ただけじゃ理解できない。

こちら、公式サイトが出している徹底解説ページです。
未鑑賞者には見せるなと注意書きありますが、普段時間がない人とかは解説見てから鑑賞するのは全然ありだと思います。

全編モノクロ(多分、ほぼ)で、スクリーン比率も敢えて狭めているのが印象的。最初、ディスプレイ壊れたかと思いますが心配しないでください。

じゃあ、何が面白かったのか。何でわざわざ紹介するのか。
主演2人の狂人的なお芝居があったから。
特に、ロバート・パティンソンが良い意味で狂い咲いてました。かなり振り切っていて、笑っちゃうほど。
もちろん、ウィレム・デフォーも例外なく狂ってました。もちろん、誉め言葉ですし、俳優の演技の振れ幅に驚嘆。。
途中、2人がアルコール依存症に陥り狂っていくシーンの中でも、灯油を飲むシーンがあるんですよ。実際、お酒飲んで撮影されてたみたいですが、中々衝撃でした。。
演技が凄い映画を聞かれたら本作を推しますね。

ちょっと、プチ情報ですが、本作は今勢いのある映画会社「A24」制作です。(ご存知でしょうが。)

A24:映画財務・映画製作・配給の専門家3人によって2012年に設立。質と話題性を兼ね備えた映画会社として注目されている。

設立10年目を迎え、『ムーンライト』(2016)『レディ・バード』(2017)『ミッドサマー』(2019)など話題作を次々と送り出してきました。今後も、『X エックス』(2022予定)『LAMB/ラム』(2022予定)など異色な注目作品を公開予定ですので、要注目です。

以上、紹介になります。
映画の背景を掴み、ラストの感情を文章で表現できるような博識な人間に早くなりたい。。。。


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