【結果発表】第一回ぬか漬け部アンケート
9月5日から30日まで募集していた「第一回ぬか漬け部アンケート」。
ご協力いただきましたみなさま、誠にありがとうございました。
このアンケートではぬか床を持っているor持っていた方を対象に、ぬか漬けに関する質問5つにお答えいただきました。
回答をいただいたのは、28人。
実際に集まってぬか床談義するとしたら、教室一つ分(30人クラスだった)。
「このにんじん、漬かりが甘いわ」
「とき子さん、また切り干し大根を漬けてきたんですか?」
「もう寒くなってきたから何を漬けようか悩んでいて…」
そんな、ぬかの話に花が咲くクラス。
全員の弁当から異臭が立ちのぼっているために、誰も異臭と認識できなくなっているクラス。
え、楽しそう。
妄想はさておき、結果発表にまいります。
Q1.いま持っているor持っていたぬか床は何代目ですか?
なんと、約43%の人のぬか床が初代なのだそう。
初代を大事に使っている人が多いのか、一度失敗して以降やっていないということなのかはわからないけれど、けっこうな割合じゃないでしょうか。
そして残りの約57%くらいの人たちは、二代目、三代目、四代目、「過去三回くらい挑戦したが、今はもっていない」とのこと。
以前ぬか床を捨てた人から「あまりにも絶望的な臭いでトラウマになった」と聞いたことがあるのだけれど、再チャレンジ、再々チャレンジする人もたくさんいるみたい。なんだか希望の持てる結果となりました。
Q2.ぬか床をかき混ぜる頻度は大体どのくらいですか?
「一日に一度」「一週間に何度か」派が多数という結果に。
ぬか床の参考書を見ると大抵「一日に何度か」が推奨されているけれど、ぬか床って丈夫に育ってからはそれほど頻繁にかき回さなくても大丈夫になりますよね。
あとは季節によっても、かき回す頻度は変わったりするし。
「わかるわかる、みんなそんな感じなんだなぁ。よかったぁ」と思いながら結果を見てました。
Q3.保管は常温?冷蔵庫?
9割近くが冷蔵庫派という結果に。
東京に引っ越して夫に「常温だと臭うから冷蔵庫に入れてほしい」と言われるまでは「真夏以外は常温です」と答えてくれた方とまったく同じだったので、ちょっとびっくり。
たしかに冷蔵庫に入れておくと、産膜酵母が出にくかったり多少かき混ぜるのをサボっても大丈夫だったりしますよね。
Q4.おいしいと思うぬか漬けを教えてください(最大3つまで)
さて、実は一番楽しみだったこちら。
こんな結果となりました。
一位(19票)……きゅうり
二位(8票)……にんじん
三位(7票)……ゆで卵
圧倒的王者、きゅうり!
そりゃね、ぬか漬けといえばきゅうりですよね。
二位のにんじん、三位のゆで卵に大差をつけてぶっちぎりの一位でした。
それ以降はかなりバラバラで。
6票……ナス、カブ
4票……キャベツ、大根、長芋
3票……切り干し大根、チーズ、茗荷
2票……厚揚げ、アボカド、ごぼう、セロリ、パプリカ
1票……枝豆、オクラ、ゴーヤ、じゃがいも、生姜、スイカの皮、白菜、ピーマン、プチトマト、干ししいたけ、木綿豆腐、りんご
2票、1票の食材も、「貴重な3票のうちの1票を投じられた食材」。
好きな人にとってはたまらない推し食材なのが伝わります。
Q5.よく漬けるぬか漬けを教えてください(最大3つまで)
さておいしさの次は、漬ける頻度についての質問。
すごいねきゅうりは。
こちらの結果は、
一位(24票)……きゅうり
二位(11票)……にんじん
三位(7票)……大根
でした。
ちなみに上の画像はCanvaで作ったのですが、「おいしい食材」も「よく漬ける食材」もなぜか三位は顔入りのかわいい無料イラストがありませんでした。これが一位、二位との差なのだろうか……。
それ以降は、
6票……ナス、ゆで卵
5票……カブ
3票……キャベツ、切り干し大根、プチトマト
2票……厚揚げ、長芋、茗荷
1票……ごぼう、小松菜、生姜、ズッキーニ、セロリ、白菜、パプリカ、りんご
という結果に。
にんじんや長芋、ごぼうに白菜等々のこれからが旬の食材や、ゆで卵や厚揚げなどの通年食べられる食材が支持されているのも嬉しい。
それにしても。
参加者のほとんどが1票を投じているという、圧巻の人気っぷりのきゅうり。
おいしさ、漬けられる頻度ともに「ぬか漬けといえば俺だァ!!!」といわんばかりの格の違いを見せつけられました。
いやあ、楽しかった。
ご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
その後「冬のぬか床はどう管理してます?普通に稼働?それとも冬眠?」とか「ぬか床、どこで買いました?」とか「ぬか漬けを始めて変わったことがあったか聞いてみたかったな」とか、早くも聞きたいことがぽこぽこ出てきてしまったので、そう遠からず第2回目のアンケートもお願いするかもしれません。
その折には、ぜひまたご協力いただけたら嬉しいです。
ちなみにぬか漬け部は、「ぬか漬け仲間を増やしたい。せっかく始めた人がやめてしまわないように、その楽しさや工夫を広めたい」というざっくりとした方針で活動しているnote内の部活です。
活動方法としては、コメント欄等で入部を表明していただいた方を私が協同マガジンへお招きし、部員の方にご自身の記事をぬか漬け部のマガジンに入れていただく流れとなっています。
他のぬか床保持者に聞きたいことが出てきたときや、誰かにぬかの話がしたいときに、お気軽に使っていただけたらと思います。
入部をご希望の方は、この記事等、私の記事へコメントいただくか、X(旧Twitter)のDMなどからご連絡くださいませ。
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お読みいただきありがとうございました😆