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今季パ・リーグで「最もレアなホームラン」を放ったのは誰か〜本塁打率のワーストランキングは名選手揃い?〜

前回の記事ではセ・リーグの本塁打率ワーストランキングに注目し、ホームランが最もレアだった選手に着目しました。今回は、パ・リーグで、ホームランが最もレアだった選手、つまりホームランを放つ確率が低かったのは誰かに着目してみたいと思います。調べてみると、そのランキングは名選手揃いでした。

※前回の記事はこちら。セ・リーグ 第1位はあのタイトルホルダーでした。

本塁打率のワーストランキング = 一概に悪い成績、とは言えない?

今回取り上げるのは「ホームランがレアだった打者」、本塁打率の数値が高い打者のランキングです。つまり、本塁打1本あたりを打つのに最も多くの打席を要した打者です。

繰り返しになりますが、一見、本塁打を放つ確率が低いということは、打者として劣っているとイメージしてしまうかもしれません。しかし、そこは注意してみていく必要があります、まずはランキングを見ていきましょう。

本塁打 レア度ランキング トップ5

本塁打のレア度ランキング(本塁打率のワーストランキング)は以上のとおりです。1位は源田 壮亮選手、今季は本塁打通算1本で、本塁打率上では、1本放つのに455打席を要したという計算になります。

ちなみに、そのレアな1本は10月1日 オリックス戦で田嶋 大樹投手から3回に放った2ランホームランでした。

2位は、周東 佑京選手。今季は本塁打通算1本で、本塁打率上では、1本放つのに307打席を要したという計算になります。ゆっくり走る周東選手というのもレアですね。

本塁打 レア度ランキングは名選手揃い?

ランキングにならぶ選手ですが、言わずとしれた名選手が並んでいます。1位 源田 壮亮選手は言わずとしれたショートの名手。さらに2位は今季13試合連続記録を決め、パ・リーグ盗塁王に輝いた周東佑京選手、今季は本塁打は1本でしたが打撃成績も大きく向上しました。3位は守備範囲の広さでも知られる、オリックスの内野手 大城 滉二選手。

特に一芸に秀でた選手が並んでいる印象です。つまり、たとえ本塁打を放つ確率は低かったとしても、それだけ多くの打席に立っている必要があり、それだけの出場機会をチームとしては任せたい選手と言えます。

本塁打 レア度ランキング トップ20

ちなみに、トップ20は以下のとおりでした。守備で優れた選手の名前も並びます。

まとめ

今回はセ・リーグ編と同じく、本塁打率のワーストというある種不名誉な記録をもとに、データを紐解いてみました。やはり本塁打率ではワーストであっても、それだけの出場機会を任せられる選手と言えます。

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