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セトリを訓む No.03 ~ 角巻わため2nd Live「 わためぇ Night Fever!! in TOKYO GARDEN THEATER 」 編 ~

プロローグ


 ホロライブリスナーの皆様、そして親愛なるわため推しのわためいとの皆様、おはこんにちこんばんドドド~!!ついに2024年1月31日に催行されました、我々の推しである角巻わためことわためぇの2回目にして初の生バンド&声出しライブ「わためぇ Night Fever!! in TOKYO GARDEN THEATER」心の底から最&高でした。抽選の波を乗り越えてなんとか私つななも現地にて応援させて頂くことができまして、もう感無量です。
 今回は現地以外にも、配信に加えて韓国2カ所でもライブビューイングがなされ、韓国限定のグッズまで販売されるというかつて無い規模の盛り上がりでした。ライブに至るまでは様々な方面でアルバム発売記念のイベントやコラボ・宣伝もあり、わためいとにとってはライブに至るまで夢のようなひとときでした。


会場前モニター。
モール内ではわためぇの歌が流れておりました。幸。


 僭越ながら簡潔に所感を述べさせて頂きますと、「わためぇの力でこれだけの人を物理的にも、感情的にも動かしたのか」という圧倒と、心から「わため推しで良かった」という安堵感に似た感情、そしてなにより「こんなに楽しかったライブはなかなかないぞ」という余韻。何からお話しすれば良いのやらわからないくらいではありますが、言えることはただひとつ。「わためNo.1」、これに尽きます。
 2021.10.12.にZepp Tokyoで初のソロライブが挙行されてかれこれもう約2年と3ヶ月弱。1月31日のセカンドライブという良き日を迎えるにあたってはわためぇにとっても、私にとってもいろいろなことがありましたが、振り返ればあっという間でした。


 ――― 少々私自身のことをお話させて頂きますと、本当の端々は切れ切れにしか思い出せませんが、おおよそ私は2ndフェスのあたりからVtuber事務所として「ホロライブ」を認知しはじめ、わためと出会い、その癒やしボイスと面白さに魅了されつつ自分が未年であることなどの親近感から「VTuber角巻わため」を認知し始めました。
 1stソロライブはコロナのこともあり配信で視聴。その時にお披露目された新曲「My song」のMVが翌年2023年1月に公開になってその歌に改めて魅了され、その年の3rdフェスで歌唱披露されたことで心を打たれ、「わためいと」としてわためを推していきたいと思ったのでした。
 そしてこの曲の良さを多くの人に知ってもらいたいとnoteで投稿を始めたのが、今ではシリーズとなった「行間をむ」企画でした。ありがたいことにその記事はわためぇ本人にも見て頂き、多くのリスナーから共感や反応を頂きました。本当にありがたいことです。
 今こうして筆を取っているのも、今回のライブがいかに良いイベントであったのかということを自分の中で整理し、そしてなによりわためぇの魅力がより多くの方に伝わるようにという願いを込めて書かせて頂いております。


 ――― さて、話を元に戻しまして。当記事では今回のライブでお披露目された楽曲のセットリストをおさらいし、歌詞や順番・構成に注目。そこに込められた「わためぇの思いはどんなものなのか」という点を探るのに特化した、言わば「行間をむ」の派生的な性格の記事となります。今回は現地に参加しておりますので、現地ルポ的な側面も含みます。


注1)ライブ内容・出演者情報・セットリストなどにおけるネタバレ要素を含みますのでアーカイブでこれから視て楽しむという方はご注意・ご留意の上、任意での閲覧をお願い致します。万一の場合、責任は負いかねます。



 ――― ライブ本編で歌唱されたのは16曲、アンコールでの歌唱で3曲、合計19曲、それもすべてわためのオリジナル曲のみで構成されています。1stライブの時から考えるとそれだけ音楽に力を入れて活動して来たことがわかります。アーティストとしての成長の証ですね。

チラ見せ枠はこちらから!▼

配信チケットは下記からお求め頂けます▼
※1度チケットを購入すると 2024.3.3. 20:00迄
好きなときに何度でも閲覧可能
です。


 現地で参加した際の周りの印象ですが、特筆すべきは本当に終始雰囲気の良いライブであったということです。あちらこちらで自然とペンライトを持ってこられなかった人への貸し借りが行われていたり、コールアンドレスポンスの声の揃い方とノリの良さ、他に類を見ないレベルでの力強いコールも然り、グッズ関連の忘れ物に関するポストや協力が見られたり、私の見た限りでは目立ったトラブルやアクシデント等は見られませんでした。ヲタク達の協調性がすごい。

 そして応援広告やフラワースタンド等に代表されるリスナー有志のアツい支援活動。私も心ばかりではありますが広告掲載企画とフラスタ制作企画にてご支援をさせて頂きました。

会場最寄りのりんかい線「国際展示場」改札内の広告。


会場内のフラワースタンド。
一番右手2基がご支援分です。

さらにはデジタルメッセージボード。その数20枚!
下記ページからご覧頂けます ▼


 沢山の方々がこの日のために暖かい支援や協力をされ、織り成された布はさながら夢のステージへのレッドカーペットとなり、この上ない最高の舞台と景色が整っておりました。
 早速ですが次の章から実際に歌われた曲と構成(順番)に注目しながら、ライブの振返りも兼ねて見ていきたく思います。


注2)歌詞やセットリスト構成の考察ついてはあくまで筆者の個人的主観に基づきます。私自身は専門家でも何でもありません。もしかすると表現や言葉使い等に間違いもあるかもしれませんし、解釈違いが起こることは否めませんので万一の場合は以上の点ご理解の上、何卒ご容赦くださいませ。


~ 前編 ~


1. 愛昧ショコラーテ

 この歌から始まった。心の底から、みんなに会いたかった。みんなも同じかな。あの時指切りをした"約束"を今。さぁ、盛り上がっていこう。この瞬間を分かち合いたい気持ちは曖昧なんかじゃない。成長したわためを"今"楽しんでいって欲しい。


※ここでドラムが登場、わためが導入を演奏して次曲へブリッジ。


2. Now on step

 そんな私は今でも道半ば。山超え谷超えいろいろチャレンジしながら、転んで満身創痍だったとしても、気にしないでただただ前を向いて。自分の可能性を信じて進んで、挫けそうになっても、まだこの道で躍っていたいという自分の気持ちが勝つから。



3. きっと

 諦めずに進めばいつかきっと、道が開けてくる。いつになるかという答えなんて無いけれど、トンネルを抜けて視界が開けるように、自分が輝ける瞬間がいずれ訪れる。輝きを失わないように強い気持ちを持って。


※ここで素敵な生バンドを披露して下さる
「ドドドバンド」のメンバー紹介が!
皆さんとっても優しそうな方々でした。

※紹介順・敬称略
Ba. 浅倉 高昭(右下)
Dr. 西沢拓海(右上)
Key. ジョー(左下)
Gt. イイダケイスケ(右上)
Vo. 角巻わため(中央下)
MP. 毛利泰士(裏方・画像無)

※チラ見せ配信はここまでのアナウンスと共に
ライブもこれから盛り上がりを魅せていきます。


文字通り。

4. Beautiful Circle

 未来への可能性・希望を捨てずに、世界に溢れている花束を糧に昨日よりも高く飛躍してみせよう。君をこの舞台に連れてくるために、今日まで頑張ってきたんだ。手を離さないようにしっかりつかまっていてね。


5. Happy day to you

 今日という特別な日を君と一緒にお祝いできてどれだけ嬉しいことか。小さな幸せを積み上げてきたから今日のライブたからものがあって。支えてくれるみんなが生まれてきてくれたことに「ありがとう」を。そんな奇跡みたいな日常がずうっと、続いて欲しいね。

※締めに綺麗なハイトーンボイスで観客を圧倒。



※ここでギリギリわるくないわためがライブ版特別ver.で披露。
詳しくはチケットを買ってアーカイブをチェックだ!(ダイマ)




6. ジンギス団ラップ

 そんな我々はイカした運命共同体「ジンギス団」。喜びも悲しみも分かち合ってきた。このひしめきあう戦国時代に一緒に一旗揚げてやろうじゃないか。


※ラップの終わり際、颯爽と表われたのは…!?


7. Reaper vs. Sheep -Ouen Ver.-

 そんなわためのソウルメイト、カリオペが応援に来てくれたよ!さぁラップで勝負だ!友達だからこそ、皆の前で全力でバトルin夢の舞台!こうなりゃこの際2人とも勝ちってことでいいよね?わためはわるくないよねぇ?



8. mayday,mayday feat. Mori Calliope (コラボアレンジ)

 クラクラと勝利の美酒に酔っていたい、物理的に「痛い」んじゃなくて、ここにずっと「居たい」んだ。居心地が良すぎてもはや病的に。誰かに連れ出して貰わなきゃ出られないくらいにはフラフラ。「Help」の声と共にやっとこさ手を伸ばして。



 ※Live2D実装済みで、今回のキービジュアルの3D新衣装で華麗にステージに舞い降りた。

9. What an amazing swing

 伸ばした手を引いて、退屈な日常からラウドな非日常に君を連れ出してあげよう。暗い月明かりの下だとしても、夢だけで見るステージでは終わらせないから。わためを信じて付いてきて欲しい。



10. WataMeister

 ご案内はこの私、わたマイスターにおまかせあれ。眠れない夜はわための名を呼んでくれれば、楽しくて素敵な夢の世界にみんなをまとめて連れて行くから。元気がない人はいつでもおいで。


11. sweet night. sweet time…

 こんな甘い夢の時間がすっと続けば良いのに…。君とリズムを合わせて、昼夜逆転を楽しんで。夢の中だけじゃ物足りないから、あと少しだけ…。みんなと繋がっていたいから。


~ 後編 ~


 ※後半戦突入のMCと共に、イスとスタンドマイクが登場。「みんなも座って」と休憩を促しながら、取り出したのはタンバリン。


12. Holidays! (アコースティックアレンジ)

 何気ない日常、ぽかぽかとはじまる休日のような日常に幸せを感じて、そんな日々が続けられるように。絶望する日もあるかもしれないけど、私を呼ぶ声をしっかりと思い出して、また前を向ける。



13. 君色ハナミズキ

 「会いたい」という気持ちをハナミズキの花に込めて。日頃のありがとうという思いを受け取って欲しい。1分1秒でもみんなと「気持ちを分け合いたい」というはやる気持ちを抑えられないときもあるけど。優しい君達わためいとの声を聞いていたいなぁ。


※MCパートを挟んでラスト3曲の案内。
「次の曲はわためにとって大事な曲」と丁寧に紹介。
珠玉のセトリの行方は…



14. My song

 そんな優しく見守ってくれる皆のために、わためは1回・10回・100回・1000回と挑戦を続けていく。一所懸命考えて、自分なりに答えを見つけ出して。いつか自分が目指す栄光への道標を探して、今日も素晴らしいくらいに残酷な現実に立ち向かっていく。


15. RAINBOW

 「もう一歩」を踏み出せない弱い自分かも知れない。でも、弱くたって希望の虹は呼び出すことができる。どうするかは自分次第。明日、今日よりも輝くことができるように、あの空に虹を架けてみせよう。


大海原らしく、バブルの演出。

16. Fins

 自分が生きていく理由に思いを巡らせながら、自分の中に沢山ある感情達が群れとなって自分を形成し、失敗や成功を繰り返しながらも良い場所・美しいところに誘ってくれると信じて。いつか振り返ったときに「頑張った証」と胸を張って言えるように。終幕フィナーレでなく、原動力フィンで水面に飛び出し、この広い世界で舞って見せよう。



――― 鳴り止まない「アンコール」。
WNFのお決まり、さぁ、未だ終わらせない。
そう、「私の詩は止まない」。




~ アンコール ~



 ライブ前のファンの様子からライブ自体のハイライト映像が流れ、客席からの「アンコール」の声に呼応するように、「私の詩は止まない」のメッセージと共にわためぇがまた舞い戻った。



17. Everlasting Soul

 みんなの荒れ果てた心に降り注ぐ希望となって笑顔を取り戻せるなら、私の詩が止むことは無い。それが私の永遠とわの原動力であり、魂なのだから。たとえこの声が枯れようとも、胸を震わせる感動の鐘を打ち鳴らすように。僅かであっても希望があることを信じて。



18. Go my way

 光差す夢と希望の地を目指して、何度でも自分を奮い立たせて。ここがゴールではないのだから。みんなが私を見つけてくれた奇跡が光り輝いて、大きな力となってくれる。だから私は前を見据えて目指すべき目標へ、この詩と共に歩んで行こう。



19. 夢見る羊

 生まれたときから今日この日を迎えるまで、「さぁまた一歩」と積み重ねてここまで来た。みんなと一緒に沢山の冒険をしてきたね。沢山の夢を抱きかかえて、泥まみれになっても進んできた。でもまだまだやりたいことがいっぱいあるんだ。いつか話した未来武道館への切符を掴むために。見たこともない景色広がる世界へ連れて行ってあげたいから。まだまだみんなと一緒にずっと歩いて行きたいんだ。だから私の隣を歩いて欲しいな。



エンドロールは「Fins」のメロディーに乗せて ―――
終わりでは無く、また次のストーリーが始まった。


それまでは一旦、おつのまき。



エピローグ


本当に、ありがとう。
これからも、ずっと一緒に。

 わためぇの夢がどんどん大きくなって、それを実現するためにささえていくわためいと仲間や協力者がいて。演者・観客・協力者の織り成す三位一体で繰り広げられた有明の最高なステージには、見たこともない素晴らしい景色が広がっておりました。2Dで出した新衣装も無事に3Dでお披露目され、ファンとしての嬉しさもひとしおです。ライブページの「君と作り上げる新たなステージ」というキャッチコピーはその言葉の通りに有明に顕現したのです。

 私も気がつけば体が動き、思いのままに声を出して熱を帯びて文字通り「Feverフィーバーしておりました。正直未だに夢心地で余韻が冷めません。セトリが良かったこともありますが、終わってすぐには客席から立てなくなる(帰りたくなくて立ちたくなくなる)くらいには全力でした。

  セトリについて振り返ってみると、全体として表現したい流れがしっかり出来上がっていて、わためぇらしさもあり且つエモい構成でした。これ以上ないというくらい完璧な構成。
 1stライブで最後の歌唱だった「愛昧ショコラーテ」が初手に来て、一気に会場のボルテージをぶち上げて、Now on step でノリノリになれる部分。
後半の「My song」⇒ 「RAINBOW」⇒「Fins」 へのたたみかけ。アンコール3曲のまとまり具合。正直どこを取っても語り尽くせませんが、いつどのように振り返ってみても本当に素晴らしいライブでした。


 ――― 個人的には一番最後に歌われた「夢見る羊」が印象的でした。これまでのわためぇの歩みとこれからの決意が凝縮された一曲だからということもあります。この曲が流れて「真っ白な羊に命が~」の歌詞が流れた瞬間、ついに私は目から溢れる涙を抑えることができなくなりました。


めげずにここまで歩んできてくれたこと。
たくさんの仲間に出会わせてくれたこと。
今日のライブにみんなをまとめて連れてきてくれたこと。


 また、わため本人が年始に熱を出して寝込んでしまってライブの開催に陰を落としたこともありましたが、それをもはね除け、万難を排してライブを大成功させてくれたこと。
 ――― わためぇに心からの感謝を伝えるべく現地でもありったけの思いを込めて声に出して来ましたが、改めて今、言いたい。


「最高に楽しい『わためぇNight Fever!!』 だったよ」
「推させてくれて本当にありがとう」
「これからもずっと一緒に歩んで行くよ」


 私だけじゃなく、観覧されたわためいとの皆様もきっと同じような気持ちを抱かれていることと拝察します。わためぇ、俺、本当に誇らしいよ。貴女のような推しがいるから私は頑張れる。




――― 皆さん。角巻わためは本当にすごい人(羊)なんです。


 わためだからこそできることがあるし、それによって私を含め多くの人の心と体・ひいては魂を震わせて行動させてきたからこそ、今回のライブを大団円にすることができた。
 奇跡の連続によって描かれた「美しい円」は益々大きく広がっていき、「きっと」また素晴らしい形で我々を魅了してくれるに違いありません。今なら確信を持って言えます。もう何度か言っているかもしれませんが、わためなら必ず「武道館のステージに立つ」という夢を叶えて、この世界に驚きと感動を届けてくれることでしょう。


――― 夢への一歩を、今。みんなと。


 現地の皆様と交わした「おつのまき」・「またいつか、どこかで会いましょう」という挨拶。いつかまた「3rdライブをやりたい」と語ったわためぇの歩みと挑戦は今再び始まったというわけです。我々はまたいつかご縁によってわためぇの周りを囲んでこのように集まることができると信じて止みません。


わためぇのチャンネルとXはこちらからどうぞ!▼

角巻わため X(旧Twitter):https://twitter.com/tsunomakiwatame


それではまた次回の「セトリをむ」でお会い致しましょう!
わためと一緒に同じ未来へ一緒に、ずっと ―――

一旦 おつのまき~👋
2024.02.06. つなな

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