つまぐるロバ

逃げろ!過ぎ越せ!そして祝え! 最近カトリックになっただよ! *詳細はTwitterを…

つまぐるロバ

逃げろ!過ぎ越せ!そして祝え! 最近カトリックになっただよ! *詳細はTwitterをチェックしてね

マガジン

  • ミサ式次第

    ロバの代表作。「ミサってどんなことやるんだろ」「唱える言葉、覚えるの苦手」等、小さな不安に効く記事です。

  • 私釈どちりな

    岩波文庫から出ている『長崎版 どちりな きりしたん』を読み解きます。古い順に並べているので、上から読むと分かりやすいかも。ご意見ご質問はコメントで!

  • できるかな?

    欲しいものは作っちゃえ!楽しければ大成功!

最近の記事

  • 固定された記事

躓くロバ、 noteはじめます。

はじめまして。躓くロバと申します。 「躓く」と書いてツマズクと読みます。漢検1級レベルだそうです。 日常的に使うよ、という方は多くないのではないでしょうか。 さて、ロバは何に躓いているかというお話ですが、信仰に躓いています。 キリスト教の信仰に躓き続けています。結構転びそうです。 自己紹介も兼ねて、躓いた経緯と現在の関心事について記します。 まあ初投稿だからね。自己紹介大事。 同じ名前でTwitterをやっているので「はじめまして」ではない方も居らっしゃると思います。ご

    • 海と毒薬/#0 ふしぎを追う、悲劇が始まる

      なぞなぞ。「朝は四本足、昼は二本足、夜は三本足のものは何か」 そう、答えは「人間」です。 赤ちゃんの時はハイハイで、成人すればテクテク歩き、老人になれば杖をついて歩くからです。スフィンクスが出したなぞなぞで、ご存知の方も多いかと思います。 『海と毒薬』ではスフィンクスが象徴的に登場し、重要な役割を演じます。スフィンクスの寓意によってこそ「物語が単なる恐怖の事件小説ではなく、多様な問いと、多様な意味の発見を含意する作品に変貌」しているとの指摘もあるほどです(テレングト・アイ

      • 100分 de 福音書

        2023年4月現在、100分 de 名著(NHK Eテレ)で新約聖書の「福音書」に光が当てられている。「福音書」はイエスの生涯について記したもので、キリスト教を語る上で欠かせない。講師は若松英輔。カトリックの信仰をもつ批評家・随筆家である。 「福音書」に親しむ一年にしたいという抱負を抱えていたロバは、3月から配信を楽しみにしていた。今日までに第3回まで配信されたが、別売りの番組テキストで予習してがっつり視聴している。 このnoteでは、そのテキストを手短に紹介する。正直、

        • 新しいミサのための小さなガイド

          お久しぶりです! 新しいミサになってもう一ヶ月が過ぎますが、もう慣れましたか? 「だいたい覚えたけど、ちょっと不安」 そんな私のために、こんなものを作ってみました!!! なくてもいけるけど、あったら便利じゃないですか? まだミサに慣れていない人、ミサに行ってみたい気持ちはあるけど、ちょっと不安な人のお役に立てればと思い、共有します! 上段で進行状況を把握し、背景が濃い赤であれば下段をみる。 *アスタリスク*がついていれば『聖書と典礼』をみる。たったこれだけ! こちらにデ

        • 固定された記事

        躓くロバ、 noteはじめます。

        マガジン

        • ミサ式次第
          3本
        • 私釈どちりな
          9本
        • できるかな?
          2本

        記事

          「私たち日本國民」に私が含まれる日(仮)

          『民主主義』について考えていたら思考がぐるぐるしてしまって、書きたいことがわからなくなってしまいました。今日はその断片と覚書を簡単に記すに留め、後日まとめたいと思います。手抜きでごめんなさい。 「国民の、国民による政治」が実践されれば、きっと「国民のための政治」が実現する。その根拠は、国民は理不尽なことに怒るに違いないから。なるほど。でもなんで上手くいってないんだろ? 制度だけじゃだめってことらしい。 厳しい。 関連する断片

          「私たち日本國民」に私が含まれる日(仮)

          また買っちゃったよ『マイブック』

          いよいよ入りましたね、12月。寒いよ。 今日は新潮文庫のユニークな本をご紹介。その名は『マイブック』。 どうしようもない本なんですが、今年も買ってしまいました。 なんて説明したらいいんでしょうね。日付と曜日しか入ってない、ほぼ白紙の本です。サイズは文庫判。とりあえず、日記風な文庫本としておきましょうか。 「本書の使い方」日記風と書きましたが、必ずしも日記として使わなくていいんです。こんな風に書いてあります。 使用例として、いくつか挙げられています。少し紹介しますね。

          また買っちゃったよ『マイブック』

          社会科の産声、『民主主義』の選びかた

          突然ですが質問です! 社会科は何を目的とした教科だと思いますか? 「暗記教科だし、劣化版Wikipediaを育成することかな」と思うじゃないですか。実は違うんですよ。民主的で平和な国家・社会の形成者を育成することなんです。(意外でしょ!) 実は社会科、戦後日本の民主化を推進するという重要な役割を担って誕生しました。そんな生まれたてほやほやの頃の教科書が、今日ご紹介する『民主主義』。昭和20年代の本って、戦争への反省と「ここから立派な国つくっていこうぜ!」って思いが溢れがち

          社会科の産声、『民主主義』の選びかた

          「コロハの祈り」の後日譚

          退職だ引越だ婚約だと慌ただしいロバです。 今日は投稿できないかも、と思っていたのですが、なんと例の本が入手できたので慌てて書いてます!!! 例の本というのは『おらしよの翻訳』のことです。詳しくは前回の記事を読んでいただきたいのですが、『どちりな』に出てくる「コロハのオラシヨ」という謎のお祈りがありまして、その謎を明かすべく神保町をめぐり、週末を溶かし、頭をぐるぐるしたのですが、それが空振りに終わったというお話でした(ひどい!) それで次の参考文献として『おらしよの翻訳』

          「コロハの祈り」の後日譚

          どちりなの祈り|伍|コロハの祈り

          こんばんは、躓くロバです。 退職の意を示してから居心地が悪いです。 さて、今回のテーマは「コロハの祈り」です。 シリーズどちりなの祈りの最終章です。 このお祈り、管見の限り現存しない謎のお祈りです。 この記事ではその謎に少しだけ迫ってみます。 1. 主の祈り(=パアテル ノステル, 『どちりな』第三章 ) 2. アヴェ・マリアの祈り(=アべ マリヤ, 『どちりな』第四章) 3. 元后あわれみの母(=サルベ レジナ, 『どちりな』第五章) 4. ロザリオの祈り(=ロザイロ,

          どちりなの祈り|伍|コロハの祈り

          どちりなの祈り|肆|ロザイロの祈り

          どうも!躓くロバです! さらば東京!待ってて九州! 転職チャレンジ成功してご機嫌のロバです! 今日のテーマはロザイロ! ロザリオじゃないよロザイロだよ! これまでパアテル ノステル、アヘ マリヤ、そしてサルベ レジイナという3つのお祈りを紹介してきました。これらはそれぞれ『どちりな』の三章、四章、五章のタイトルとなっているものでした。 今日は少し遡って、四章の中にあるロザイロのオラショについてお話しします。ロザリオじゃないよ、ロザイロだよ。 1. 主の祈り(=パアテル

          どちりなの祈り|肆|ロザイロの祈り

          どちりなの祈り|參|元后あわれみの母

          お久しぶりです、躓くロバです。先週は慌ただしくって更新を怠ってしまいました。 『どちりな』で紹介される5つの祈りのうち、前回はアヴェ・マリアの祈りをご紹介しました。今回は3つ目、元后あわれみの母をご紹介します。 1. 主の祈り(=パアテル ノステル, 『どちりな』第三章 ) 2. アヴェ・マリアの祈り(=アべ マリヤ, 『どちりな』第四章) 3. 元后あわれみの母(=サルベ レジナ, 『どちりな』第五章) 4. ロザリオの祈り(=ロザイロ, 『どちりな』第四章第一節) 5.

          どちりなの祈り|參|元后あわれみの母

          どちりなの断片

          どちりなの断片

          どちりなの祈り|貳|アヴェ・マリアの祈り

          一週間お疲れさまです。みんな生きててマジ偉い。 シリーズ「どちりなの祈り」、第三弾です。 『どちりな』で紹介される5つの祈りのうち、前回は主の祈りを取り上げました。今回は2つ目、アヴェ・マリアの祈りに焦点化します。 1. 主の祈り(=パアテル ノステル, 『どちりな』第三章 ) 2. アヴェ・マリアの祈り(=アべ マリヤ, 『どちりな』第四章) 3. 元后あわれみの母(=サルベ レジナ, 『どちりな』第五章) 4. ロザリオの祈り(=ロザイロ, 『どちりな』第四章第一節)

          どちりなの祈り|貳|アヴェ・マリアの祈り

          どちりなの祈り|壹|主の祈り

          どうも、躓くロバです。シリーズ「どちりなの祈り」、第二弾です。 前回は『どちりな』で展開される5つの祈りについて簡単に紹介しました。 1. 主の祈り(=パアテル ノステル, 『どちりな』第三章 ) 2. アヴェ・マリアの祈り(=アべ マリヤ, 『どちりな』第四章) 3. 元后あわれみの母(=サルベ レジナ, 『どちりな』第五章) 4. ロザリオの祈り(=ロザイロ, 『どちりな』第四章第一節) 5. コロハの祈り(=コロハのオラショ, 『どちりな』第四章第五節) 今日は一つ

          どちりなの祈り|壹|主の祈り

          どちりなの祈り|零|序節

          こんにちは、躓くロバです。 ここまで『どちりな』の主題と輪郭を読み解いてきました。 主題である神学的徳のうち、希望の徳とリンクした功徳として、祈りが挙げられていました。 ここから各論に進みます。原典に従い、しばらく祈りの話をします。 これから6回に分けてゆっくり読み解きます。 今回は1回目なので、導入です。 『どちりな』でどんな祈りが紹介されてる? そのお祈りは今も継承されてる? という2つの疑問に応えます。 どんな風に紹介されてる? という疑問については、次回以降の宿

          どちりなの祈り|零|序節