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Yes or No なんて答えられない

私は、毎年夏休みの宿題をあと少しのところで残しておく。

もともと早めにガッツリやってそのあとにしっかり遊ぶ、みたいなことができないので宿題は必ず後半に残る。だけど、流石に全部残したら発狂して過去の自分を呪うのは目に見えるので、部活もない暇な時にちょくちょくやっている。

宿題が全部終わるときは夏が終わるときだ。
丸つけをしながら「今年の夏、なんかしてたっけなー」とぐるぐる考える。
そして、学校に行って「夏休み、マジ一瞬だったよねー!」ってよくつるんでいるグループにデカい声で言うのだ。

そんなことを思ったのは、もうすぐ宿題が終わるから。
やっぱり夏休みを振り返る。夏休み前に思い描いていたのとは遠くかけ離れているのか。それとも超えているのか。

今年は落差が激しかった。
最悪なことは、私のせいで命が1つなくなったり、部活でいい結果を残せなかったり、軽めの病気になったり。
最高なことは、noteとTwitterを始めたこと、音楽(今のところ編曲)についてできたこと、イラストに本腰を入れたこと、友達とようやく遊びに行けたこと…。

いろんなことがあったとも言えるし、始めただけで何も成し遂げてないとも言える。
最高だったとも言えるし、最悪だったとも言える。


【Yes or No】

1番簡単な質問で、1番難しい質問だ。
2択なんだけど、2択しか選べない。

どっちなのかに固執するよりもバリエーションに富んだ回答をさせるべきではないだろうか。
ほとんどのことって多面体でできていると思う。
自分から見たら三角だけど、相手から見たら丸だったり。
自分から見たらキラキラしてるのに、相手から見たらぐちゃぐちゃだったり。

もちろん、自分でいろんな面を見たら違って見えるだろう。
ある面から見たら【Yes】、ある面から見たら【No】。
感性や価値観は、液体みたいに流動していくものだから、それによっても変わるかもしれない。
だから自分と他人は見ている面が違うんだから、押し付けは無理だ。
洗脳でもあるまいし。


なんかTwitterやらを見ていたらこういうことを言いたくなった。
最高で最悪な夏休み。どっちつかずのこの感じ。それでもいいでしょ?


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