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性食考 覚書

性食考 覚書

性食考

銘をうつ、来し方、メディアとなる、ヴァギナデンタタ

レヴィ=ストロース 狂牛病のエッセイから
神話の時代、全ての生命を持った物の間にあった原初の連帯
自らを養う肉食のための罪障感=哲学

人間と動物を往還する即物的な変身作法
民族社会はしばしば子供の体に忘却の許されない出来事の記憶をきざみつける。
日本では、「オシラサマ東北の伝承」

農家に娘がおり、その娘は家の飼い馬と仲が良く、つい

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都市の快楽主義者 覚書

都市の快楽主義者 覚書

かつて都市空間に記号性を与えていたのは催事(出店や露店の立ち並ぶお祭りや、皇居や都を中心とする宗教的形式だった。しかし近年では、宗教の関心は薄れ、例えば盆踊りよりパレードの方が受容され、露店のショッピングは川辺や社寺周辺から人はモール、大規模商業施設に移った。つまり、地域性という境界をなくす事で、誰もが記号的空間に参入可能になった。例えば近年のそうした空間はディズニーランドの非日常体験に代表される

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いきの構造 覚書

いきの構造 覚書

内包的意味

徴表1・異性に対する媚態、異性との関係であり、異性の征服を仮想目標とする。異性が完全なる合同を遂げてそれは消滅する

徴表2 意気すなわち意気地(気概)
江戸っ子の気概すなわち、野暮と化物とは箱根より東に住まぬこと。また、異性への一種の反抗
江戸っ子とは、武士は食わねど高楊枝、宵越しの銭を持たぬ。理想主義の生んだ意気地によって媚態が霊化されたのである。

徴表3諦め
運命に対する知見

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