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小学校教員が簿記3級を取る方法~つけめん主任の挑戦記より~

こんにちは!簿記3級に挑戦した教員、つけめんです!

今回は、総まとめ編!

「小学校教員が簿記3級を取る方法」についてまとめていきます。

※過去記事はこちら


あくまでつけめんの独断と偏見なので、その点はご了承下さい。簿記3級に興味がある方の、少しでもお役に立てば嬉しいです。

それではいきます!


①なぜ、簿記3級を取る?

 
お金の知識の基礎を学ぶため、が一番かと思います。

 私つけめんは、自分がかかわる事業のために、少しでもお金について学ぼうというのがきっかけでした。

 小学校教員をしていると、自治体や立場によっては会計処理をすることがありますが、基本的にはお金を触ることはほとんどありません。
※世間知らず!等という声が聞こえそうですが、企業利益のためではなく、子どもを育てることがミッションなので当然です。

 しかしながら、生きていく上でお金のやり取りは欠かせません。
 
 簿記3級について学べば、基本的なお金のやり取りはもちろん、企業の収支等についても意味が分かってきます。
 普段教員の仕事をしているだけでは見えにくかった、世の中のお金に関する部分が見えてきます。

②いつ、簿記3級を取る?

 
 個人的には、以下の2通りをオススメします。

A案:11月学習スタート、2月の統一試験
B案:自分のタイミングでスタート、3ヶ月後のネット試験


一般的に、簿記3級には100時間の学習時間が必要と言われています。

 
日商簿記3級に合格するためには、概ね100時間の勉強時間が必要です。1日約3〜4時間勉強すれば1カ月程度で合格を目指せます。実際には、1日約2〜3時間を勉強に充て、3カ月かけて学習を進める人や1日30~60分を勉強に充てて、4~5カ月かけて試験に臨む人が多いようです。

※ユーキャンHPよりhttps://www.u-can.co.jp/%E7%B0%BF%E8%A8%983%E7%B4%9A/column/column04.html


 試験までの期間をざっくり3ヶ月として、小学校教員の仕事にどこにそんな余裕があるのか…

 つけめんのオススメは、年度の後半です。

 なぜなら、業務量は多いですが、「何かを考えてつくり出す」というよりは、「処理」に近い業務の割合が多いからです。
 成績処理、進級処理、年度末業務…1回でも経験したことがある人なら、見通しが立てやすいと思います。

 では、なぜA案もしくはB案なのか。
 それは試験方法も関わってきます。

③どの試験方法で、簿記3級を取る?


 統一試験とネット試験、内容は具体的にどう異なるのでしょうか。

 合格すれば資格を取得できる点は変わりません。
 試験内容も同様です。

 統一試験は、基本6月、11月、2月の年3回
 ネット試験は、商工会議所が指定したテストセンターの日程が空いていれば、自身の都合に合わせて受験できます。

 つまり、日程の自由度で言えば、断然ネット試験の方が、融通が利くのです。


 しかし、大きな違いはこちらです。

統一試験 …紙
ネット試験…パソコン画面の中


 コレめちゃくちゃ大きいんです。

 わかりやすくするために、それぞれのイメージ画像です。

 統一試験(紙)のイメージです。


https://www.tac-school.co.jp/kouza_boki/boki_sk_idx/past_exam_3.html


ネット試験のサンプル画像です。


https://pboki.com/net/netmt.html


 これだけの情報量を処理していくのですが…

 そうなんです、書きたくなるんです。

 
 メモ必須なのです。

 
 が、ネット試験では、問題に書き込めないのです。
 白紙のメモ用紙はもらえますが、問題に直接書き込めないのは、慣れないととてもやりにくいです。


 これ、だいぶ大きいのです。

 おそらく、試験に向けて学習を始めると、ほとんどの方は問題集やテキストに、ペンといったスタイルを取ります。
 また、多くの講師の方が「まずは、実際に問題を解いて、手を動かしましょう」と言うくらい、書く必要があるのです。

 こうなると、ネット試験には日程調整のメリットはあるものの、解答形式に慣れる必要が出てきます。

 ここが大きな留意点になります。


④A案:11月学習スタート、2月の統一試験


 前述のネット試験の留意点を踏まえ、できれば紙ベースの試験をオススメしたく、A案は統一試験としました。
 そして、6月、11月、2月のうち、最も仕事の見通しが持ちやすいのは2月ではないかと考えました。
 小学校教員、基本は年がら年中繁忙期ですしね笑

 夏休みがあるじゃない!と思う方、そうなんです、が、夏休みはその間は時間があるのですが、開けてからがだいたいハードで、また最も近い統一試験がある11月まで期間も空いてしまうので、個人的には2月の方が良いかと思います。

 試験日から3ヶ月を逆算し、11月スタートとしました。

⑤B案:自分のタイミングでスタート、3ヶ月後のネット試験

 

 ただし、そうは言ってもそんなにうまくいかないのが世の中です。

 つけめんは、(結果的に)このB案でした。

 
 つけめんの例…年末(12月末)スタート、4月中旬ネット試験合格 ※2回不合格、3回目で合格

 結局キレイに約3ヶ月かかってます笑

 
 詳しくは過去の記事を見て頂ければと思いますが、ネット試験対策に切り替えるのはやはり手間が増えます。

 つけめんは、たまたまテストセンターがそれほど遠方ではなかったこともあり、スケジュール調整に融通の利くネット試験のメリットが大きかったですが、そうではない方もいるかと思います。

 ただ、この方法を使えば、夏休み期にゴリゴリに学習し試験という方法も可能です。

 もしかしたら、この記事を読まれた瞬間(6月下旬)スタート、7、8月にめっちゃ勉強し、夏休み明ける前に試験⇒取得、、、ということも可能かもしれません。

 なので、一般的に必要と言われる3ヶ月をご自身が学習に充てやすい時期にし、試験日を設定できる良さを踏まえ、「自分のタイミングでスタート、3ヶ月後のネット試験」をB案としました。

⑥どの学習方法で、簿記3級を取る?


 自分が利用したのは、クレアールです。
 ※宣伝ではありません。もちろんお金ももらっていません笑
 そうなると、「なぜ、クレアールにしたのか」という話題です。

 何と言っても、サービスの充実&コスパが最強です。

つけめんが申し込んだのは、クレアールの「簿記3級パック」です。
 定価は16,000円ですが、おそらく?時期によって割引があります。
 自分は9,760円で受講しました。
 
 これ、おそらく他と比較すると、かなり好条件だと思います。
 破格とすら感じました。
 (このあたりは、ググると比較サイトがたくさん出てくるので、そちらを参照してください)

 
 内容はこちらです。

https://www.crear-ac.co.jp/boki/course/3kyu-pack/

 
 講義動画やテキスト、問題集、模試までついてこの値段
 
 しかも1年間は受講できるとあって、かなりお得感を感じました。

 しかもしかも!ネット試験の予想問題まで付いており、自宅でネット試験対策が可能です。

 つまり、統一試験にもネット試験にも対応可能です。

 スミマセン、自身の経験で比較検討はしていませんが、多分次の機会があったとしてもクレアールさんにお世話になると思います。


⑦日々の学習方法は?


 これこそ人によるので何とも言えませんが、自分は毎日決まった時刻に、決まった時間取り組む方法をオススメします。

 やはり、やる日、やらない日があると、多くはやらない日の方が増えてしまうからです。

 つけめんは、平日も休日も毎朝取り組んでいました。

 模擬試験をする日は1時間くらいしていましたが、そうでなければ1日30~40分程度でした。

 毎日コツコツに勝るモノはないように思います。

⑧取得して感じることは?

 
 身近なところだと、家計や投資の見方が随分変わりました。

 また、日々の1つ1つに

 この支出は、どれだけの価値を生み出すか

 シンプルにそう考えるようになりました。
 この場合の価値は、経済的な価値だけではなく、心理的な価値も含みます。

 
 簿記の基礎である仕訳は、支出や収入を「貸方」と「借方」に分けて書き、それらの合計は必ず一致します。
 
 例えば、貸したお金の額と、(一時的に)支出したお金の額は一致します。
 返ってくる時には、戻ってくるお金の額(貸し付けた権利)と、以前貸した額+利子分が一致します。

 自分がお金を出したら、同等もしくはそれ以上の価値を得るのか

 簿記的な見方の一つです。

 これは多くのものに通じると考えられます。

 
 説明し始めるとめちゃくちゃ長くなってしまいそうなので、ぜひこの感覚は簿記3級を取得して味わって欲しいと思います笑


@kumamine

⑨終わりに

 
 いかがでしたか?

 詳細は!これまでの記事にあります!

 ぜひお読みください!

 
 この記事をお読み下さった方のお役に、少しでも立てれば幸いです。

 最後までお読みいただきありがとうございました!

これは…
・キャリア15年以上の中堅小学校教員が
・ひょんなことから簿記3級取得を目指し
・「簡単に取れるだろ~」と思いながら
・きちんと痛い目に合い笑
・紆余曲折を経て
・本業にさしてプラスにならない資格の取得挑戦を描いた
どうでもいい物語のまとめ記事です。

※不定期です
※本業?noteはこちらです笑


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