グチや文句をまき散らす人から、自分の身を守る「神ワザ」
あなたの近くに、
職場でグチをまき散らしたり、
大きな声でネガティブなことばかり言って
周りのモチベーションを下げる人
いませんか?
私の職場にはいます!
例えば、、
他部署との打合せの後、
自部署に戻ってきて、
相手のミスや、業務の不具合、
認識不足を指摘したり、
相手の取り組み方が間違っているとか、、
「普通ならこうだろう、、、」
「なんでこんなこともできないの?」
などなど。。。
相手の小さな間違いを探して、そのことに腹を立てて怒りをまき散らす。
そんなことを、静かなオフィス(自部署で)、全員に聞こえるトーンで
しゃべり続けるリーダーがいます。
その一方で、その相手と対面しているときには
それらのことに触れず、表面上、にこやかに話し合っている
そんな日常が、目の前で起こってます
めんどくさいですよね~
■何が問題か?
《時間を奪われる》
オフィスで、全員に聞こえるトーンでグチを、ひたすらまき散らし続けるので当然耳に入ってきます。そういう時って、口調も強めで、感情的にもなっている。だから周囲の人も、注意することができない。もしくは言いだしにくい。さらに、聞きたくもない話しを強制的に聞かされることになり、気持ちがゲンナリするし、仕事に集中できません。話しが終わったあとも、こちらはそんなにすぐに気持ちが切り替えれる。なんてこともできないので、午前中、ほとんど仕事進まなかったなんて日もあります。
《気持ちが感染する》
そんな「文句ばかり言う人」のそばにいると気持ちが「感染」するのです。人の脳は脳内のシステム(そういう仕組みになっている「ミラーニューロン」って言うらしい)によって、接する人の気持ちを感じ取り、マネをするようになっているらしく、「文句ばかり言うの人」のそばにいると、その気持ちに「感染」してしまうのです。だから、自分で意識せず、そういった人ばかりに接していると、自分までそんな「文句野郎」になってしまうかもしれません。
《職場の心理的安全性が崩れる》
私も今までは、聞こえてくるグチは聞かないようにスルーしてました。でも職場全体の雰囲気が、言いたいことを言えない感じになりそうでした。さらに、そのリーダーの気持ちが「感染」したのか、否定的な発言に代わってきた人もいたり、そのリーダーの発言が怒りに満ちて感情的になることもあったりして、職場の心理的安全性(だれでも自由に発言できる場)がくずれてきていると感じました。
■なぜその人はそんなことばかり言うのか?
間違い探しをして、文句を言う人の「本当の動機」は、
「人の注意を自分に向け、同情してもらいたい」
「認められたい」
「誰かと共感しあい、つながりたい」
という人間の「根源的欲求」からくるものです。
■そのことに、本人は気づいてる?
実は文句を言っている本人は、
自身の『ネガティブな思考』に
それほど自覚がないのです。
だから、その相手をするのは、
骨も折れるし、心も折れるものなのです。
自分が話してることが
「グチ」だってことに気づいてないなんて、、、、
なんと、やっかいですね。
そこで、、、
■今回私がやったこと
ある日、いつものように他の人を
否定するような内容で、会話しているところに入っていって、
「人のできていない所、間違っている所、まだ始まってもない事の問題点を指摘したり、そんな事ばかり聞かされると、私は気持ちが落ち込むし、仕事へのモチベーションが下がるんです!」
ポイントは「私は」ってところです。
決して相手を責めていないし、うるさいとか、反論もしていません。
ただ、私自身に起こった事実(本当のこと)を伝えただけです。
さて、その後どうなったか?
その前に、、、
今回、私は突然、みんながいる前で
その人に発言したわけではなく、
2週間ぐらい前に、
その人を別室に呼び出して、
人を否定するような発言を聞いたときは、
「私の気持ちが落ち込む事、仕事へのモチベーションが下がること」
を伝えていました。
実際、人というものは、
自分が変わろうと思わなければ変われないし、
まして本人が無意識で、
頭に浮かんだことを
そのまま、ひたすらしゃべっているような人には
グチのまき散らしが発動したその時に、
言う必要があるなっと思ってました。
なので、私の発言はその人にとって
「2回目」なのです。
■結果!
私が発言した後は、その仕事の話しのなかで、
人を否定するような発言が出てこなくなりました!
やったー!!
「2回目」だから?
でも、相手は、気づいたはず。
自分の発言が人に影響を与えてるということを。。
いや、
ただ私がいるときはやめとこうっと
思ってるだけかもしれない。
それでもいいんです。
少なくとも私の聞こえる範囲では
グチのまき散らしが無くなったので
生きやすくなりました。
ちょっぴりうれしいですね。
現在のところ、
自分以外の問題を指摘したり、
矛盾や間違いの指摘ばかりする事は、
相変わらずですけど、、
とりあえず人の欠点に対しての
悪口は無くなったのでよかったです。
■私の内面、そして感想
今回の行動も、自分の成長にとって大きな一歩です。
私は、相手を否定したわけでもなく、
その発言に対して意見を言ってるわけでもない。
ただ、自分の気持ちを伝えただけです。
今回の発言をする前に、何度か、
自分の心のなかで、
「今どんな気持ち?」って
なんども、
なんども、
なんども、
なんども、
繰り返し聞いて、
でもやっぱり、
悲しい気持ちが大きくなってきて、
これは言うしかない!
と
考え続けても解決しないし、
勇気をだして、
自分の気持ちを伝えました。
自分の本当の気持ち。
これを相手が否定することはできない。
だって、変えようがない事実だし、真実だから。
他に、席を外す方法もある。
でも、いつ終わるかわからないし、
席に戻って自分の仕事を進めなけらばならない
だから、
逃げる、以外で解決しなければならなかったのです。
あれから、2週間、
特別に関係が悪くはなっていませんし、
相手はどう思ってるかはわかりません。
いつものように
他部署との仕事の話しはしているけれど
少なくとも私のいる場面では
今までのようなネガティブ発言は出ていないから、
効果あったのかな?
とちょっと喜んでいます。
まあ、また出たら、また同じことを言いますけどね。
実際、誰でも、グチを言いたくなるときはあるし、
ストレスを発散することも必要だと思います。
ただ、それを言う場所、相手は選ぶべきです。
どこでもグチをまき散らして、
他の人の時間を奪う権利はありません。
自分自身も気を付けたいですね。
■自分の身を守る「5つ」の方法
そんなグチや文句をまき散らす人から
私が感じた、その他の効果的な、自分の身を守る方法を紹介します。
~その前に忘れてはいけないこと~
とにかく、相手を変える事はできないということ。
人は自分が変わろうと思わない限り、変わることはできません。
だから、自分の行動、あり方を変えて、
自分を守るしかないのです。
①とりあえず話しを聞いてあげる
相手の発言の否定はしない。とりあえず聞く。
「言い返す」「否定する」では、文句がさらに長引くだけ。だから、とりあえずは「話を聞いてあげる」もしくは「聞いたふりをする」。彼らの目的は話を聞いてもらって、認めてもらうこと」だからです。否定されれば、さらに頑(かたく)なになり、「次なる文句のタネ」を見つけてしまうことになります。
②共感してあげる
共感するってことは内容には触れずに、気持ちにより沿うだけです。「腹が立ったんだね」「気に入らなかったんだね」「それは当人同士で話しあわないとね」「私にはわからないな」「私は違う考え方かも」など、「同意しない点」もしっかり伝えます。
注意点として「共感」と「同調」は違うということを知っておかなければなりません。
「ひどいよね」「その人は許せないね」など、本当に自分が共感しないのに、相手の文句に乗って、一緒に誰かの批判や攻撃をする必要はありません。それは、同調することになり、相手からすると、「自分の主張が正当なものと認められた」ということになり、言い続けるべきだと思い込んでしまうからです。
③自分の気持ちを伝える
「私はあまり人の悪口や批判を聞くのが好きではないんです」といったように、「相手を責める」「批判する」のではなく、「自分を主語に」気持ちを伝えてみるということ。
今回の私の事例ですね。
自分の気持ちというのは真実だから誰も否定できない、ということです。
④「境界線」を引く
話を聞いてあげ、共感してあげれば、それで満足する人もいる一方で、なかなか文句が止まらないという人もいます。
私たちは他人の幸せに責任はとれません。相手や周りの人を不幸にする人に時間を無駄につかう必要はないのです。「境界線」を引き、一定以上の不満は聞き入れないのが得策です。
⑤物理的に距離を置く
人間関係のストレスから解放されるために最も有効なのは、相手から離れることです。まずは、マイナスな話を聞く機会を極力減らす方法を考えてみましょう。友だちならば会う頻度を減らす、職場の同僚や上司であれば必要最低限の会話にとどめる、席を離すなど、相手と物理的に距離を保つようにします。
終わりに。
「食べたもの」が「あなたの体」を作るように、
「話した言葉」が「あなたの心」を作ります。
「人を傷つけ、攻撃する言葉」を
「人を思いやり、優しい言葉」に変えていく。
それだけで、
自分、そして周囲の人たちの気持ちを
ポジティブに変えていくことができるとおもいます。
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