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九州一周ヒッチハイクの夢の続きは、ヒッチハイカーを乗せること!

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

新年度が始まり、新入生・新社会人の姿を見かけるようになりました。
人事異動や転職、配属変更などでバタバタされている方も多いでしょう。

一方で、春休みのラストスパートに差し掛かっているのが大学生たち。
約2か月にわたる春休みも残すところあとわずか。そろそろ大学が始まるぞと思っていることでしょう。

僕も大学生の頃はこの長い春休みを楽しんでいました。
特に印象に残っているのは1回生の春休み。
約二週間をかけ、九州一周ヒッチハイクの旅に出ました。
京都からスタートし、大阪→兵庫→岡山→広島→山口と本州を縦断。関門橋を渡り、福岡→佐賀→長崎→佐賀→福岡→熊本→鹿児島→宮崎→大分→福岡と九州を一周。再び本州に渡り行きとは逆のルートをたどり京都に戻ってきました。

総移動距離約2500キロ、27台の車を乗り継いでの旅となりました。

よく、「どんな人が乗せてくれるんですか?」と聞かれますが年齢や性別はさまざま。
仕事帰りの中年男性に乗せてもらうこともあれば、家路につく若い女性に乗せてもらうこともあったし、子供を送り迎えする家族連れにお世話になったことも。
ドライブデートの予定を変更して乗せてくれたカップルもいました。

「なんで乗せてくれたんですか?」と聞くと主に4つのパターンがあって
・いつも一人で寂しいから話し相手がほしかったタイプ
→仕事などで特定のルートをいつも運転している方が多かった。
・なんか面白そうと思って乗せてみたタイプ
→好奇心で乗せてくれたパターン。同年代のカップルや友達何人かで乗り合わせている車に多かった。
・自分もヒッチハイクをしたことがあるタイプ
→ドライバーさん自身もヒッチハイクの経験があり、いつかは乗せてみたいと思っていたパターン。
・とにかく心配だったタイプ
→「寒そうに立ってたから…」という感じで、ヒッチハイクでの旅を心配して乗せてくれたパターン。老夫婦が多かった。

とこんな感じでした。ドライバーさんも僕と一緒にヒッチハイクを楽しんでくださっている方ばかりでした。
大学教授・メンタルトレーナー・中古車販売オーナー・現役自衛官と生き方も働き方も多種多様で、車内のトークもそれぞれがかけがえのないものでした。

そんな僕の次なる夢は、「ヒッチハイカーを乗せること」
先ほど、自身もヒッチハイク経験のある方が乗せてくれると紹介しましたが、ヒッチハイクをするとその気持ちがとてもよく分かります。

一期一会の出会いで過ごした時間はとても楽しいものだし、なにより自分が沢山の方に乗せてもらったせめてもの恩返しをしたいという想いがあります。

たまに高速道路を運転すると「ヒッチハイカーいないかなぁ」なんて探しています(笑)
いつか、ヒッチハイカーの夢の後押しができたらなぁと思います。

それが僕の九州一周ヒッチハイクの夢の続きです。


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