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着物の着こなし

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#着方

着姿のゴールに終わりはない

着姿のゴールに終わりはない

最近徹底的に着付けの基本の動きに
理屈を見出すための探求をしています。

こういうもんだという知識を
しっかり地につけたいのです。

そこで気づいたこととか。

ノウハウは表層の1枚にしか過ぎない着るにはこう
結ぶにはこう
崩れないためにはこう

そういうもんだと
どんどん知識を吸収した1年目

疑問を持ち始めた2-3年目

そこになんでをぶつけても
ほぼ返ってきませんでした。

「こういうもんだ

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総絞りの着物を着ぶくれさせないポイント

総絞りの着物を着ぶくれさせないポイント

総絞りの着物
分厚くなるんですよ着姿

私が気にしている着付けや
ここかなって思ってることについて。

素人の考えですので
ご参考までに。

普通の着物との違いを知ること布を絞って柄付けをしているので
ギャザーが全体によってる感じなので
使われている布の量が普通のものより多いです。

つまり
単純に物理的に重たいことを頭に入れておく必要があります。

そしてそのギャザーには
沢山の空気が含まれてい

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突然うまく着れない周期が来る理由

突然うまく着れない周期が来る理由

いつもうまくできるのに
もう上手にできるはずのことが
うまくできない時っていう期間が突如きます。

なんでなんだと
模索してるときに気づいたことの話。

季節の変わり目におおい模様11月半ばまで単衣をメインにできた気候の2020年

半襦袢メインの日々が
3か月ほどありました。

袷がしっくりくる気温になり
単衣にしたり半襦袢で調整する日もあるけど
正絹の長襦袢がメインに変わってきました。

そし

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長襦袢チラリはみ出し問題

長襦袢チラリはみ出し問題

どうにも大股になってしまって
バサバサ前がはだけたときに出てくる長襦袢

見せていい下着とはいえ
下着がペラペラ表に出てるのはいかがなものか
着物生活二年生、新しい領域に踏み込むことにしました。

肌着っぽいと感じる理由私の持ってる着物たち
普段着るものも一張羅も含め
濃い色がメイン。

八卦は派手色であっても
襦袢出てきてしもーたと感じるのは
白っぽい色のものがぺらぺらするから。

そう
着物で

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冒険は遠回りのような近道

冒険は遠回りのような近道

マイサイズ推奨派のかおるーん

ですが
ここにたどり着くまでに
随分無茶な着付けをしてきました。

でも
その経験があったからこそ
マイサイズの良さも分かるわけです。

いつもと同じ着方に
なんかモヤモヤしているのなら冒険してみましょう。

冒険とは工夫の積み重ね冒険言われてもっておもうかもしれませんが
いつもじゃないこといっこでもいいから
一ミリでもいいからでてみようということ。

いつもの着付

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着物はただの布ではないのです

着物はただの布ではないのです

先日とある場所で
とても残念だなと思う着姿の方に出会いました。

単なる衣装ですが
布ではないのです。

自分も着物も生きるコーディネートって
大事なんじゃないかなという私の頭の中。

それはバカボンだから許されること今は8月
夏故に浴衣の方でしたが
同日に数人同じ状態の方を見るとか
何てミラクル。。

明らかに裾が上過ぎる
くるぶしの骨よりも上

足元は下駄だから
いいっていう人もいますけど

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自分専用の着付けを求めて

自分専用の着付けを求めて

暮らし着物(浴衣)の着付けを習っただけで
いわゆる着物を着るということをほぼ動画で学びました。

練習と検証と場数で
綺麗に着られるようにはなりました、が。

これでいいのか、という点に関しては
ずっと疑問を抱いています。

ワタシらしい衣装があるように
ワタシらしい着付けがあるんじゃないかと思ったお話。

人の体形はそれぞれ平面の布を立体の身体に添わせる着物

人それぞれに特徴が違い
形や寸法が

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