かおるーん@キモノ

着物好き京女、着物生活3年目の普段も仕事も着物で暮らすボディーセラピストです。 着物ラ…

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着物好き京女、着物生活3年目の普段も仕事も着物で暮らすボディーセラピストです。 着物ライフを自分らしく楽しむ日々で気づいたことや感じたことの心メモ。 公式サイト:https://moji-majyo.com/

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もう着物を追うのをやめようと思う

5年前から着物を着てくらし 着物の素晴らしさや産地や素材 着方や着こなしについて掘り続け 和裁を始めて1年半が過ぎた。 好きは好きだし 自分らしくいられるために 当たり前に着物を着る生活が定着し もういいかな そう思うようになったのです。 着物を着ることはやめないし 着物に対しての想いは強くあるし 着物をカッコよく着ることはやめませんが 頭の中に着物というスペースを 用意しておかなくてもいいなとなったのです。 もう私の中で着物は身体の一部であり 着物というものが意

    • 化繊が苦手な人ほどモスの長襦袢がいい気がする理由

      高級化繊のシルックなら大丈夫と 自分の身体の質を認識しましたが 本来化繊は苦手な体質の私。 化繊が合わずに正絹を愛するようになったのですが まだ汗をかきやすい秋口に正絹は お手入れを考えると毎日は厳しい。 となると 麻になるかなと思うのだけれど 朝に着物を着るので麻のさっぱり感が ちょっと辛いというか少し温もりが欲しい。 ・洗える ・温かい ・肌に優しい ・天然素材 となると モスやん! ってなるのです。 モスはウールなのですが ニットのセーターのようなモコモコ感は

      • 【和裁】米沢紬単衣完成した次

        自主練2作目 袷を解いて広えり単で仕上げた米沢紬 無事に完成 途中、娘用に切り替えて 仕立てをやめようかと思ったけど 途中で止めることが嫌になったのでやり切りました。 とにかくこの反物は 針が通りにくくて大変だった。 リサイクルで買ったので 古さもあったんだろうけれど 大島よりも薄く針がなく目が詰まってすくいにくくて。 出来上がってみれば可愛いもので 最後までやってよかったなという感じ。 広襟をお教室で1枚(あとは袖付けのみ) 自宅で2枚やって思ったのは 難易度は

        • 三代目市三郎の単紬完成

          初の広襟!単衣完成しました。 和裁の先生のとこで教えてもらってる 大島紬もあとは袖をつけて始末するだけなんですが 完成には至っておりませぬ。 今日は日が良かったので 出来上がった単をきました。 うん、よき。 古めかしくなりがちな 縦の多色縞の紬 三代目市三郎さんの紬は 光沢があって品があって好きなのです。 反物幅はキッツキツでしたが まぁよし、できたからいい。 縞の着物は着付けの具合がモロバレなので 着方にこだわってる私には最高 綺麗に着てまっしゃろが 自慢で

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        記事

          旅のお供はカレンブロッソが安心

          着物で旅をするのは 全く問題なく新幹線でも飛行機でも着物でOKな私。 足元だけは どうしてもカレンブロッソを選んでしまいます。 昔の重たいカレンブロッソと 最近の軽くなったカレンブロッソ どちらも持ってますが それはどちらでも良く。 とにかくカレンブロッソだと 1万3千歩歩いても全くなんともないのです。 私にとってスニーカーの如く 歩き回れる優れもの。 そして私巻き爪なので どれだけ履きやすい靴でも 長時間履いてるとむくみで爪が当たるので痛くなることがあるのに 草

          旅のお供はカレンブロッソが安心

          お仕立ての足袋ができてきた!

          めうがやさんに昨年12月にお願いして サイズの調整をしていただきながら 作っていただいた足袋ができました! 長かったっちゃ長かったけど やっぱ嬉しいもんですね。 そして即後悔していることが 生地選び。 白のキャラコ2足と 柄布で作ってもらった3足 柄は気に入っている めうがやさんにあった生地見本で選んだから 生地持ち込みオーダーの足袋をメインで履いてる私 柄の足袋、いっぱいあるやんと。 サイズバッチリ決まってほしいのは 無地なのだよ。 やっちまった 黒とか紺で

          お仕立ての足袋ができてきた!

          【和裁】襟裏レッスン

          和裁教室で習いながら作ってる 大島紬の単のひろえりの力布に難儀している と先週あげたのですが その後 気が変わって仕立てることにした 解いて仕立て直している米沢紬と 反物から作ってる紬の広襟を本体につけました。 もちろん力布もつけたのですが 力布の作り方を変えたら 案外さっくり縫えまして。 それよりも 襟裏の縫い線をずらさずに縫うのがむずかった。 大島は薄物ようの襟裏を使ってるので メッシュぽくて伸びにくく滑りにくい。 でも その後の2点に関しては 胴裏をきってもら

          【和裁】襟裏レッスン

          【和裁】広えりの力布に悩まされる

          1年半ほどずっと単のバチ襟の着物を縫い続けてきたのですが 初チャレンジしている大島紬の単の広襟 そこそこいい値段の反物を 自分で縫うのは初だったりするので 丁寧に縫い進めているのですが 地襟ー身頃ー襟裏 この縫い合わせに四苦八苦しております。 ずれる、そしてずれる 何がずれるかって”力布” 襟裏が被ってるから力布見えないし 身頃の皺も上手く引き伸ばしながら縫えないし で変につれてしまってやり直し。 やり直して縫えて入るけど 滑らかに襟と見頃がくっついてない感じで す

          【和裁】広えりの力布に悩まされる

          格安リサイクル市場が変化してきている気がする

          ネットで安く着物を売っておられるお店の在庫を たまにチェックすることがあります。 昨年一昨年あたりは ひっきりなしに眺めては 寸法が合うものや好みのものを こぞって集めていたですが 好みも定まり 和裁を初めてから ネットでリサイクル品を買うことが激減したのです。 最近なぜまた見ているのかというと お直しの練習やし立て替えするための着物を探すため。 なんですが ないんですよ以前ほど 上質でいいなと思うものが。 私の好みが変わっていたり 寸法がでかいというのはありますが

          格安リサイクル市場が変化してきている気がする

          【和裁】闇雲に縫うのは終わりかもしれない

          昨年の4月から毎月必死になって 仕立て続けていました。 反物もたくさん集めて 精力的に欲しいものを仕上げました。 が お直しを手探りで始めてみて気づいた変化として もうバカスカ縫わなくていいんじゃね? ということです。 自分のお稽古として 和裁は続けていくでしょうし 先生のところにも通いますが 着物を縫うためのスキル初段は 終わったように思えるのです。 これからは 美しく縫うための工夫や 単や袷、羽織やコート そしてお直しのための知恵を身につけ自分なりにまとめ そ

          【和裁】闇雲に縫うのは終わりかもしれない

          【和裁】自分で寸法直しをして気づくこと

          米沢紬の袷の着物を解いて マイサイズの単の着物に直しています。 目の詰まった生地なので 針が通りにくかったりでイラつくこと多々ありますが 気づいたことがありました。 それは 着物の仕組みの確認ができているということ。 解くときにもこうなってるのねと なんとなくイメージを作りながら解きましたが 袷の着物はまだ仕立てたことがないのでふわふわした状態で止まります。 でも 単の着物に直しているときには 既存の生地量、生地はばがこうだから、ここまでいける こうすればいけるがスル

          【和裁】自分で寸法直しをして気づくこと

          【和裁】初めてのお直しチャレンジ

          ネットで格安販売で有名なお店で 米沢紬の好みのチェック(格子)の着物を購入 今まで直しに関しては全て和裁師さんに お願いしてきました。 が やっと自分でやってみっかなと そんな気持ちが湧いてきたのです。 着物の仕組みがわかってきて 寸法の意味がわかってきて 仕立てて手順の流れがわかってきて 試したくなったのでしょう。 先日 着物を帯に仕立て直すために 袷の着物を解いていたら とんでもなく面白くて こりゃいけるかも?と 錯覚したのかもしれません。 直せる余地のあるもの

          【和裁】初めてのお直しチャレンジ

          【和裁】近江縮浴衣の完成

          旦那さんのお盆休みが終わるまでに 仕上げるぞと気合を入れて取り組んでいた近江縮 反物が長くて内上げに入れ込んでいたけれど 和裁の先生に内上げの適性寸法を聞いて納得。 本麻なのでゴワゴワとハリ強かったので いしきあてまでつけたところで解いてやり直し。 裾をカットして内あげを縫っていしき当てつけて 一気に仕上げました。 本麻の着物は涼しいけれど おうちできるには向かないのよね。 麻は繊維が折れやすいので 要するに皺がつきやすい。 さっと洗えるとはいえ 出かけるようにい

          【和裁】近江縮浴衣の完成

          浴衣とエアリズムの相性

          浴衣の下は透けなければ 涼しくなる工夫を詰め込むことに 頑張りたくなるものですが 着物生活5年目に入りました私から 浴衣とエアリズムの相性についての感覚話。 浴衣はちっとも簡単じゃない浴衣から始めれば良いですよという言葉は よく聞きますが きてみてわかる浴衣の難しさ 浴衣は全く簡単じゃないです きれいな状態を維持することが。 浴衣は着崩れやすいもの 着物は肌着があって長襦袢(的なもの)があって着物なので 身体のラインの影響を受けにくく、摩擦が起こりやすくなってます

          浴衣とエアリズムの相性

          【和裁】基本に戻ると成長がわかる

          流行病で自宅待機時間がありました。 体力を戻しながらただ家にいるのも 時間の使い方がもったいないと思い 浴衣を仕立て上げると決めました。 昨年浴衣を5枚ほど仕立て上げたので もう縫わんと思っていたのですが とてもいい感じの反物を安く買っていたので 外出できるようになるまでに最短で仕立ててやると手をつけました。 バチ襟の単の着物を ・木綿 ・麻 ・綿麻 ・サマーウール ・シルクウール ・ウール ・正絹 で、月に1枚以上仕立て続けて 1年3ヶ月 浴衣に戻ってきて 気づい

          【和裁】基本に戻ると成長がわかる

          【和裁】新之助上布2着目完成

          春に購入した 新之助上布の綿麻反物二反目仕立て上がりました。 あれこれあって 少し間があき時間がかかりましたが 7月中に完成することができて良き。 なんとなくですが 1ヶ月に人作品は仕立て上げることにしてます。 和裁教室の作品もあるので 実際2作品以上を並列に作るのですが それもまた楽し。 バチえりの単着物を縫い続けていますが 苦手なところはまだまだあるし やっと見えてきたこともあるし。 今回は襟付けの流れの長さが 左右で5分違いどうしたもんかと手を焼きました。

          【和裁】新之助上布2着目完成