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化繊が苦手な人ほどモスの長襦袢がいい気がする理由

高級化繊のシルックなら大丈夫と
自分の身体の質を認識しましたが
本来化繊は苦手な体質の私。

化繊が合わずに正絹を愛するようになったのですが
まだ汗をかきやすい秋口に正絹は
お手入れを考えると毎日は厳しい。

となると
麻になるかなと思うのだけれど
朝に着物を着るので麻のさっぱり感が
ちょっと辛いというか少し温もりが欲しい。

・洗える
・温かい
・肌に優しい
・天然素材

となると
モスやん!
ってなるのです。

モスはウールなのですが
ニットのセーターのようなモコモコ感はなく
風通しはあるけれど肌あたりがひんやりしない。

何を着ても静電気は起きるということが
5年きていてわかったので
静電気の話はちょっとおいておき

柔らかく優しいふんわりがあり
暖かすぎず風も通るモスリン生地

化繊が冷たくてしんどくなってきた方に
とてもとてもおすすめです。

ただ、
現在モスの生地は一般的じゃなく
あっても古いものだったりするのがメイン。

昨年買いましたが
新しいモスの生地はそこそこいいお値段。

私は自分でメルカリで寸法が合うものを見つけ
長襦袢を作りました。

モスのデメリットとしては
・虫に食われる
・流通量が少なく選択肢が狭い
・既製品がないのでオーダー必須

というところでしょう。

なので着る頻度に合わせて
たまにだから既成の化繊で我慢とか
リサイクルをうまく使ってとか
でいい気がします。

私は普段着というか
メイン着物で暮らしてますので
手入れや丈夫さだけでなく着心地がとても大事。

人それぞれ大切なものが違うのでアレですが
化繊の冷たさがしんどくなってきた
あのテカリがちょっと苦手
仰々しくないものがいいという方は
モスの長襦袢、検討されるといいですよ。

モスの長襦袢2着昨年作ったので
今年はヘビロテします。

そしてシルックのデュエットの長襦袢を
仕立てに出しているのでそちらも活用予定。

正絹の長襦袢は最高ですが
手入れを考えると家でできるに越したことはなく。

うまく素材と生活強度で使い分けていくことにします。

はー、着物沼楽し。

将来的に大人の着物と身体についてまとめたものを作りたいと思っています。サポートいただけたら嬉しいです!