地方自治体さんより、職業体験プロデュースの依頼が急増中

まずは僕らの仕事の説明

僕らが運営する仕事旅行社は、2011年の創業以来からずっと職業体験コンテンツを販売してきました。これまでに手がけた職業数は600職種以上。職人からホワイトカラーまで幅広く体験を作ってきました。

転職を目的としたインターンシップとは異なり「学び」を目的として、経済産業省の提唱する「人生100年時代の新社会人基礎力」をベースに独自の解釈をもとに各職業体験を6つのテーマに分類して企画。それぞれの体験を通じて、「働く力」を伸ばすためのプログラムを提供しています。

・自分から好きをカタチにする力
・しなやかに発想し価値を生み出す力
・想いをシェアし周囲に働きかける力
・伝統の知恵に学び枠を超えていく力
・人の声に耳を傾け人間関係を癒す力
・モチベーションを高め長く続ける力

20代から60代の「働く力」を身につけたい、視野を広げたいという社会人(個人・法人含む)など、のべ30,000人近い方にご利用いただいてきました。

仕事の魅力や価値観を体験を通じて伝える

一般的に職業体験と聞くと、素人でもできる簡単な仕事の一部だけを体験させてもらうイメージがあります。

しかし僕らが提供する職業体験はそのようなものではありません。職業体験を「学び」と捉え、体験先の仕事の魅力や仕事観、働く人の価値観を伝えることを重要視しています。

例えば、「なぜ現在の仕事に就いたのか」を聞く時間を必ず設け、仕事の裏に隠された価値観を理解する。

どんなに地味な仕事でも、そこに体験先の仕事へのこだわりが込められている場合はその業務をメインに体験を組み立てる。

華やかさや楽しさだけでなく、リアルな仕事の手触り感のある魅力を伝えるようひとつひとつ手作りで職業体験を企画しています。

地方自治体の移住者獲得の支援

僕らの主な仕事は体験提供側(会社・お店)にヒアリングを重ね、仕事の魅力を客観的な視点から分析し、魅力が伝わる職業体験を企画・提案すること。

ひとつ一つを丁寧に作り上げてきたことが功を奏してか、最近職業体験をプロデュースする会社としてお仕事をいただくことが増えてきました。

特に地方自治体からの仕事が急増しています。

地方創生の流れから、多くの自治体が移住者の獲得に力を入れているのはみなさんもご存知だと思いますが、特にここ数年そのトレンドが強まっているようです。移住体験ツアーなどを見かけたことがある方も少なくないのではないでしょうか。

移住と聞くと温暖な地域で、海が近くて、山が近くて・・・etc とロケーションから移住地域を選ぶイメージがあります。しかし、実は移住最大の決め手となるのは「仕事」なのです。

そのため、地域の移住体験に加え、職業体験を作ろうという動きがここ数年で加速しています。とはいえ、いざ職業体験を作ろうと言っても、何をどうすれば良いのかわからない。しかも現地の人間からすると、都会の人たちの求めている事や物も見えにくい。

そこで多種多様な職業体験を丁寧に作り上げてきた弊社にお声がかかるようです。

職業体験作りのノウハウ共有します

僕らが直接職業体験を作ることも多いのですが、弊社で培ってきた職業体験プロデュースのノウハウをワークショップ形式でお伝えするということも増えてきています。

先日も愛媛県とタッグを組んで、「職業体験プロデューサー育成ワークショップ」を実施してきました。

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内容は大きく3つをお伝えしました。
「①なぜ職業体験で移住につながるのか?」
「②職業体験の企画方法とは?」
「③紹介文の作成方法とは?」

現地の事業者さんや地域おこし協力隊のみなさんと一緒に、愛媛県の職業体験を企画したのですが、ご本人たちはあまり意識していなかったようですが、愛媛県には魅力的な仕事がたくさん。

そのため外部の人間として客観的な視点で仕事の魅力を深掘り。企画を固め、それを紹介する文章を作成するためサポートさせていただきました。

ちなみに今回は去年に続き第2回目。なお去年一緒に企画した体験は下記のページから確認できます。とても面白そうですよ。

お問い合わせは下記から

我々の地域でも、職業体験を作りたい!作り方を指導してほしい!という方へ。こちらのページに、弊社のお手伝いできる内容をまとめましたので、もし興味があればご確認を。一緒に全国各地で職業体験を盛り上げていければ嬉しいです。


体験以外にも、オンラインキャリア相談のサービスも運営しています。


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