行ってこそ！！ たまらん空間ざます♪ ～ 上原ひろみJAPAN TOUR 2022 “SAVE LIVE MUSIC FINAL” ～
数年前から、行きたい・観たい公演は日程に問題が無い限り、抽選に当たることを祈ったりしつつ、チケットを取るようにしています。
「行きたい」までいかずとも、「気になる」辺りでも行けそうな公演には思い切ってポチって行くようになりました。
そんな「気になる」公演で取ったチケットが、今回の上原ひろみさんのライブ。行ったことの無い国際フォーラムだったりもして、当日まで楽しみに過ごしておりました。
シンプルイズベスト！
いざ到着すると、数か所の会場がひしめき合っていてキョロキョロと。
建物内に「うさぎツリー」が数か所設置されていて、ツリー内に数匹ダンシングフラワー的な動きのうさぎがいて、ハっとさせられました。
自分の席は２階席でしたが、ナイスな傾斜で前の席の方も気にならず、舞台もしっかり演者さんがわかる距離感♪
開演前からイイ感じのジャズが流れていて「自分、シャレオツだわ・・」と勘違いさせてくれます。
徐々に場内のジャズがフェードアウトする辺りで照明が落ち、舞台に上原さんと、まさかの矢野顕子さん登場！！
よく見たらチケットに思いっきり書いてあり、自分にはサプライズプレゼントとなりました（雑さがまさかのありがたや）。
舞台上はグランドピアノが互い違いに設置されていて、上原さんと矢野さんがはす向かいに座って演奏する形となっておりました。
しょっぱなから矢野さんの名曲「ラーメンたべたい」スタート♪（笑）
ジャズコンサートでこの選曲ったら！！と、センスが輝いておられます。
即興だけに途中からテンションが上がったと見える上原さんの鍵盤連打が、高橋名人ばりに高まり、生ピアノがピコピコ音のゲーム音楽的要素に感じられました。まさかの展開にびっくり！！
途中、立ち上がったりもありつつ、全く途切れることなく超絶技巧的に演奏は続きました。
釣られずに即興に合わせて行く矢野さんもすんごいです。
続く曲は矢野さんの雨が降っているような雰囲気の演奏から始まった「雪やこんこ」。
自分の「雨が降っているような雰囲気」の満更外れてもいない感性に震えました（唐突な自画自賛）。
こちらも穏やかな童謡ですが、即興の妙が炸裂しまくり。
演奏の一曲一曲は、聴いているこちらも一緒に弾いているような、肩に力の入る感じで、楽しくて仕方ありません。
矢野さんの生歌＆即興も素敵すぎて、第一部だけでもかなりの満足感でした。
２０分の休憩を挟んでの第二部。
「ザ・ピアノ・クインテット」ということで、３人ヴァイオリン、1人チェロと上原さんの編成で超ノリノリの演奏がスタート！
さあ、Katherineさんに歯ぎしりして頂きましょう♪
石田泰尚さんがファーストヴァイオリンで登場されておられましたよ！
もう、たまらんの連続！
楽曲によっては熱すぎる即興の流れがまるで・・・
火サス（崖に追い込まれて、落ちるまでの流れ） → サイコ（シャワーのカーテンに影が・・、しむら！後ろ～感覚） → スーマリ各４面のクッパと対決時（溶岩のシーン） → ドラクエのラスボス対決時（HP差が拮抗な状態） → ゾンビのラスト（小部屋から屋上へ脱出し、ヘリにピーターが乗り込むまで）とか、勝手に脳内にイメージが展開していく楽しさ☆
崖っぷちということで、お暇でしたら、お読み頂けますと・・（笑）
ひとつの楽曲が終わり、また次へと展開していく中、手拍子したくてたまらない曲が始まった時、上原さんに自分の念が到達したのか、ピアノの手を止めて立ち上がりノリノリで手拍子を始めて下さり、場内も手拍子参加♪
管弦衆もニコニコでノリノリ！
超楽し過ぎる・・・と思う内に、公演終了。。。
アンコールの拍手が鳴りやまない中、上原さんと四人衆が再び登場。
さらに一部で大活躍の矢野さんも再び登場で、1曲落ち着いたナンバーを歌唱。
矢野さんが舞台を去った後は、上原さんと管弦四人衆の、ヤバイくらい貰い上がる即興スタート。
アンコールの時は必ずクインテットからひとりフューチャーするそうなんですが、今回はKatherineさんが嫉妬で奥歯が砕けるであろう、石田さんフューチャー回でした。
もちろん、他の御三方もしっかりフューチャーされておられましたが。
それはそれは、舞台も場内も大盛り上がりの素晴らしいライブでした！
自分もスタンディングで肩がやられそうな程、拍手し倒して参りました。
これは次のツアーがあったら、確実にリピ決定です。
上原ひろみさんのお人柄もあり、時期的にクリスマスプレゼント的要素てんこ盛りな最高のライブでした☆
気になった、そこの貴方さま！！
レッツ☆チケットポチりまっしょい！！！
すんごい演奏と勝手に楽しくなる空間を体感致しましょう♪
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