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電車を乗り継ぐプチセレブデー。 ~ 舞台 女の一生 ~

TBSラジオを平日は朝から夕方まで聴いています。

番組にいらっしゃるゲストの方の話が楽しいのですが、舞台やイベントの宣伝の場合は特に熱く聞き耳を立てます。

藤井隆さんのファンなのですが、ラジオのゲストにいらした時にアルバムとイベントの話をされていて、そこで即アルバムのMVをチェックして即CDをポチリ。

イベントはどうしたものかと思っていたのですが、手元に届いたCDを全て聞いて即イベントチケットゲット。

イベント会場は期せずして一生行くことは無いであろう「サンリオピューロランド」だったので、一石二鳥(気持ち的には十鳥くらい)でした。

おまけに、ランドから帰る時は大きなキレイな虹が出ていました。

イイコトづくめ。


そして最近、段田安則さん、高橋克実さんがゲストにいらして舞台の話をされていました。

耳にしたことはありますがよくは知らない「女の一生」の舞台をなさるとの話でした。

主演は大竹しのぶさん。

しのぶ(思い入れを込めて)が主演とな??

素早くイープラスで情報をチェックしたところ、チケットが取れそうなことを確認。


仕事中に・・

気にしない。


1等席は高かったので2等席を1枚ポチリ。

本日、天気も良かったので足取りも軽く新橋演舞場へ出掛けました。


演舞場は上品なマダムとジェントルマンが多めで、若年層がほぼ希少数。

席をひとつずつ空けた状態で、ちょっと寂しい見た目の座席でした。

自分のスマホは電波事情が悪かったので、開幕まで仮眠しました。


ブーーーーっとブザーが早めの着席を促しつつ、いざ開幕。

重々しい感じで緞帳に明治〇〇年秋(うろ覚え)とど真ん中に縦に字幕が入り、続いて「女の一生」の文字。

幕が上がるとしのぶとかっつみー(Mathew’s Best Hit TVの高橋克実さんが好きでした)が再開する場面から始まりました。

2階席でしたが、表情も口元もはっきり見える良い席でした。

舞台のサイドのやや鋭角な席だったので、座席に斜めに座る感じではありましたが。。


全く予習をしてこなかったため、ストーリーも出演者も先のお三方以外記憶しておらずなところと、時代背景の部分は微妙だったりはしても、人間関係や話の進行は全く問題ない重厚感。

しのぶの少女時代を演じている時のお下げ髪を見た時に、ふと、やっぱり猫が好きのニューヨーク編でレイちゃんが「杉村先生が女の一生でまだお下げ髪でやっていらっしゃる」といったセリフがあったのですが、「ああ、このことか!!!」と内心ヒザを打つ瞬間でした。

ストーリーとは全く関係無い記憶と、「カッツミーのカツラが良い感じ」と無駄な2点も並行して楽しみつつ、前編が終わりました。


また演舞場ならではなのでしょうか、30分の微妙な休憩時間があり、チラシを頂いて出演者をチェック。

あ、風間杜夫さんが章介だったのか!!と、しずさんは銀粉蝶さんだったのね!と確認しつつ、仮眠。

以前、渡辺えりさんの舞台も演舞場で見たのですが、あの時も休憩時間が長かったと思い出しました。


そして、後半。

しのぶの悲しい境遇から奮起する生き様に時代背景も被さって、健気なんて軽く言えない強い決意と行動が、周りの近しい人たちと少しずつ歯車が噛み合わなくなっていく様に、努力や頑張りが報われないことのジレンマを覚えました。

過酷な戦争に振り回されて行きながらのラストシーンへは、様々な出来事に翻弄されたが故に訪れた小さな希望を感じて、悲しいままで終わらなくて良かった。。と、しみじみ思いました。


幕が下りて演舞場を出てみると、まだ夕方の日が残っている時間だったので、銀座の緑寿庵清水へ気になっていた金平糖を見に行くことにしました。

ようやく使い方がわかってきたグーグルマップに先導されて、20分位テクテクと歩いてお店に到着。

バリバリに高級感溢れる佇まいの中、ラフさ溢れる服装で軽やかに入店。

店内はセレブ感溢れる来店客と接客要員。

ショーケースの中のお品「金平糖」の中に、目的の「特別限定品」を見つけて、しっかり教育されている感溢るる接客おねーさんに「これ、ひとつ下さい」と指差すと「どうぞ、こちらまで」とレジカウンターまで恭しくご案内頂きました。

おねーさんが「こちらは限定の新作に御座います」と教えてくれます。

これが欲しくて来たのですが「そんなことは知っているよ」なんて無粋な事はおくびにも出さず「さようですか。」と店内の雰囲気に沿った改まったお返事をしておきました。

小さい箱をこれまた高級感溢れる小さな手提げ袋に恭しく入れて下さり(袋プライスレス)、店の自動ドアまでおねーさんは静々と自分に付き添いながら金平糖も運んで下さり、「またのお越しをお待ちしております」と柔和な微笑でお見送り下さいました。


さすが、銀座。

金平糖しか売っていないのですが、こんな一等地に店を出せるやんごとなさを、足を運ぶ度に思います。


そんなセレブな一日を過ごしました。

行きも帰りも電車を乗り継いで。


やんごとない感じのお菓子の写真も載せておきます。

お手元からクチに運ぶ直前までのイメージで。

そして、激お上品な金平糖に御座います(おねーさん風)。

超美味しいです!! (←満を持していつも通り)

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