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読書のレビュー(ゆるーく)

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2020年1月の記事一覧

死にゆく人の心に寄りそう

死にゆく人の心に寄りそう

死ぬこと

当たり前だけど、だれにでも訪れる

そんなのわかってる
頭ではわかってる

しかし

こと
自分や、自分の大切な人のこととなった途端

戸惑う

時間は巻き戻せないからこそ

死に対する経験が少ないからこそ

「あの時、治療を続けてたら」
「あの治療法にしてたら」
「彼女の言う通りにしてあげられてたら」
 など

場面場面の判断が

想像もつかないし
惑わずにいられる自信なんて、ない

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ファーブルの昆虫記

ファーブルの昆虫記

やはり私は
昆虫、虫が好きだなぁと改めて感じた。

フンコロガシに羨ましさを感じたり
家に蛾がたくさん来ても、自然に受け入れ楽しみ勉強していたり

肩肘張らずに自然にフラットに

自然・生き物と触れ合う
ファーブル先生の姿が素敵、大好き。

科学 < 宗教
な価値観であったであろう時代に
地道にコツコツ(ただただ素直に)
昆虫に向き合ってこられ、記録された偉大さを

ヒシヒシと感じる。強く感じる。

新規事業の実践論

新規事業の実践論

とてもわかりやすく読みやすい
要点がシンプルに整理されていて
とても面白かったです。

まさに"実践的''で、リアルでハラハラする感覚さえありました。

それほど、
新規事業プロセスを明快に言い切り
勘所を解説し
実に難しいかが、手に取るように感じられる
そんな内容でした。

企業での新規事業立ち上げに対する豊富な経験から
企業の組織力学を本質的に紐解きながら
新規事業推進者の心構え・やるべきこと

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まなの本棚

まなの本棚

すげー月並みな言い方なんだけど

本当に中学生が書いたとは思えない文章で、びっくりしました。

物事の魅力をこれだけ伝えられる
人に「あ、この本読んでみたいな」って思わせるって、とても凄いことだなと思うし

山中伸弥さん、辻村深月さんとの対談も本当に見事でした。
辻村深月さんとの対談では、思わずウルっとさせられるところもありました。

本の紹介に関しては、

内容の紹介ではなく
芦田愛菜さんが

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危機と人類

危機と人類



個人的危機と
国家の危機を
照らし合わせて考察することをしていましたが
これによって、理解しやすくなったかは
ちょっと私にはわからないですが

外国の方が見る
日本の歴史

外国の方が解説する
日本の歴史

非常にクリアだなと思いました。
ディテールが少なくて、本当に要点を解説されてる感じで
とても良かった。

下巻では、日本の今後について触れてくれてました。

ナショナルアイデンティティって

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アンダスタンド・メイビー

アンダスタンド・メイビー



人と人が
理解し合うのなんて
本当に難しい。奇跡なんだと思う。

人の言動の理由なんて
本当に様々な事柄が
その人の過去、体験、その時の心の状態、体の状態、人間関係、周囲の機微、環境、等々ここに書ききれないいろんな立体的な要素が複合的に相関しあって
結果に至るのであって

完全にわかるなんてことはないのだと思う。

(わかるってなんなのだろう。
同じ状態になることなんだろうか。)

だからこそ

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