【漢文の勉強65】尾を途中に曳かん(『荘子』)
荘子釣(二)於濮水(一)。
楚王使(二)大夫二人往先(一)焉。
曰、「願以(二)境内(一)累矣。
荘子持(レ)竿不(レ)顧曰、
「吾聞、有(二)神亀(一)、已三十歳矣。
王巾笥而蔵(二)之廟堂之上(一)。
此亀者、寧其死為(二)留(レ)骨而貴(一)乎、
寧其生而曳(二)尾於塗中(一)、乎。」
二大夫曰、「寧生而曳(二)尾於塗中(一)。」
荘子曰、「往矣。吾将(レ)曳(二)尾於塗中(一)。」
(感想)
地位が高く、富貴であるが、しがらみが多いのと
そうではないが、自由に生きるのとどちらを選ぶのかという話。
荘子は楚の宰相にはならずに自由に生活する方を選択した。
比較が入っている。この漢文もすらすら読めます。
大分上達しましたね。
学習教材(数百円)に使います。