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エッセイ

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日々思うことをあれこれと
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#記念日

アディクトで何が悪りぃ

青い鳥の飛び去った鳥籠の流刑地によると、私が好きで聴いているバンドの1stアルバム発売から、本日で22年目だそうなんです。実にめでたい。

正直、家族の誕生日もあまり記憶できないようなポンコツなので、そういうのは気にしないのだけれど、あのアルバムがリリースされたのがそれだけ前かという感慨はありますね。

10年ほど前に再結成して、それからも色々とあったけれど、そうかリアルタイムで聴いてきた時間も考

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100日目の告白

文章を公に晒すということは、全裸で道を歩く事よりも恥ずかしい行為と考える人がいる。確かに、全裸は表皮でしかないが、文章は内面や脳髄の中の神経の結びつきの産物までを見せてしまうのだから、その観点ではえげつないことこのうえなし。

死骸の山の後に咲く花が、想像を超えるような美しいものであることもありえるし、醜聞や愛憎の果てに見出した感情が新しい芸術を生み出す可能性もあるから、単純な、きれいときたないの

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そして1ヶ月が過ぎた

noteをはじめてみて、本日でまる1月。
そもそもの契機は、廃墟と化したmixiに置き忘れていた小説を供養するための斎場としての開始だった。

まさか、それからほぼ毎日、わけのわからん考えを記すようになるとは思わなかった。最初にある【IS】という短編小説が今から15年近く昔に書いたやつで、それ以外は昔のでも手を入れたり、最近書いたやつもある。

私は文章によって呼吸をさせてもらえたから、どんな憂鬱

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