アディクトで何が悪りぃ

青い鳥の飛び去った鳥籠の流刑地によると、私が好きで聴いているバンドの1stアルバム発売から、本日で22年目だそうなんです。実にめでたい。

正直、家族の誕生日もあまり記憶できないようなポンコツなので、そういうのは気にしないのだけれど、あのアルバムがリリースされたのがそれだけ前かという感慨はありますね。

10年ほど前に再結成して、それからも色々とあったけれど、そうかリアルタイムで聴いてきた時間も考えたら、私も歳を重ねるわけだ。まったく色褪せない感情をくれる稀有なバンドだなと思う。

誰かの劣化コピーでない、けれど様々な人が経験するであろう喜びや鬱屈をメロディに乗せることができるひとたちは、生きてきた中であまり多くない、よかったことの上位に入る出来事。

音楽は酸素で、活字はカロリーというのが私が生きている上での不可欠な要素なのですが、音楽には歌詞があるものも含まれるし、活字にも音楽を感じる描写があるし、つまりはハイカロリーな生活になっています。

鬱屈や怠惰や憎悪で相殺されないほど、それらに依存しているのかもしれないけれど、それがないとやっていけないものまで、誰かの決めたラインで依存だからいかんなんて決められたくないよなバーカ。

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