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語学のオススメの勉強法とそれを介して思うこと

フラ語歴3年半継続中、(その他:ドイツ語歴2年半完、イタリア語歴1年完、中国語歴2日完←)
という語学オタク、私の簡単な語学状況はこちら。


というのは実は実は
単に語学を探求するのが大好きなのです。
(そのうちラテン語に手を出すかもしれないくらいに)


よく海外では語学を勉強するよりも語学で何かを勉強する方が海外鬱になりにくい。という話を聞きます。

私の場合はそうでなくて、『語学』が好物なのです。つまりフランス語で書かれた英語の参考書を手に入れてきゃっきゃうふふするのが好きなのです。


じゃあ勉強した言語を自由に話せるようになるの?と聞かれればフランス語少し英語壊滅あとは………お粗末様。という感じです。


まず、言語と会話。この二つは全くの別物です。


音楽で言うと、言語は楽器です。会話は演奏表現です。


いくら楽器(言語)の構造を知っていても練習しなければ演奏(会話)はできません。ですが楽器(言語)の構造に詳しくなくとも演奏(会話)はできます。しかしもっと深く演奏(会話)をしたい!となる人は楽器(言語)の構造に興味を抱くでしょう。


言語と会話の関係はこのような関係にあると思います。


という話の前ふりでした。それはさておき、

オススメの勉強法とは。

それはまず自分を知ることが大事です。



単に『語学の勉強を頑張る!』と宣言される方が陥りやすい罠は、『何を具体的にどう頑張るの?』です。ここが本当に大事です。


『単に語学自体が好き』な私のようなタイプと『語学自体には興味がない』タイプがいます。

前者はそもそも語学を勉強することが苦痛に感じないので継続して勉強ができる人が多いのですが、後者の場合だと純粋に途中で飽きちゃうタイプが多いかと思います。


語学を勉強する、という作業は地道で地味なものです。途中で匙を投げる場合も無理はないのです。
では、そういうタイプの人が出来るだけ継続して勉強を続けられるためにはどうしたらいいのでしょうか。



それは、

語学を通して自分の興味が持てるツールを使うこと。

です。例えば、政治や情勢に興味があるならその言語でニュースを読んでみたり、映画が好きならば好きなシーンをまるっと真似てみたり、料理が好きな人ならレシピをその言語で読んだり、海外の本が好きならば原文で解読してみたり等々。


人間、興味がないものは興味がないのです。そしてそれを無理矢理『努力』すれば………!と努力してもストレスしか蓄積されません。

勉強しなきゃと焦りすぎると『努力』に頼りすぎてしまいます。『努力』に期待しすぎは要注意です。

そうならないために、まず自分を知ることが必要不可欠です。今の勉強法は自分に合っているのか。今のやり方で自分はちゃんと語学が伸びているのか。


人は人生設計をするときに、国語(夢や理想像)、数学(物理的な証明や現実)そして理論のバランスを意識して持つことが良いとされています。

どうしても国語力が重く傾いてしまいがちになるのですが、そこにちゃんと数学的な数値、そしてそれに至るまでの理論を持つことでバランスが保たれます。

語学の勉強法やあらゆる勉強法もそういったバランスが必要なのかもしれませんね。

語学を取得してなりたい自分像(国語)、試験の結果や点数(数学)、理論(どうしてその点数に至ったのか。どうやったらその点数が出たのか、または全然点数が変わらない場合は何故か もっと点数を伸ばすためには何が必要か etc を冷静に分析する)といったところでしょうか。


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