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はじめまして。企業の人事&総務で、社内で教えあう場をつくるのが仕事(東大非常勤…

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はじめまして。企業の人事&総務で、社内で教えあう場をつくるのが仕事(東大非常勤講師の肩書も)。そして何より発明家5代目のso-soと申します。 「集合知の成長が個人の成長を追い抜く」予言が当たり、多くの方に助けられながら生成AIと人間の共創を模索する日々です

マガジン

  • 生成AI x トリーズ

    昨今、誰もが重要と挙げる創造性。しかし、創造性を科学的に向上する授業やスクールに聞き覚えはありますか? 実は、あるのです。東京大学には。そこでは”発明的問題解決の理論 TRIZ(トリーズ)”を用いています。その一部を担当している東京大学非常勤講師の筆者が、生成AIをさらにトリーズに活用する方法はないかと試行錯誤している日記です

  • トリーズの9画面法

  • 読書感想文

  • 6画面法によるアイデアの整理→発想→伝達

    タイパ重視、視覚志向の世の中で便利な、「情報を3段x2列」の6画面で整理→発想→伝達、する方法について述べていきます。

  • 中学受験

最近の記事

【SaaSx生成AI時代の成長戦略: 近未来のホワイトカラー】

▼ Googleフォトからの1枚 8年前の7月21日、新橋駅から虎ノ門ヒルズに向かった日の写真をGoogleフォトが見せてくれました。その日はSalesforceのセミナーを受けに行った日で、その当時Salesforceを使っていたことを思い出しました。その成長スピードには驚かされました。それを見ながらあらためて遠くない未来に来るであろうSaaS×生成AI時代のホワイトカラーの意味合いについて思索したエントリ ▼ Salesforceの驚異的な成長スピード 当時のSal

    • 「寺田寅彦の『科学者とあたま』から生成AI時代に学ぶこと」

      「科学者とあたま」という随筆が書かれてから、もう90年が経ちます。寺田寅彦がこの文章を発表したのは昭和八年(1933年)のことです。科学の進歩や社会の変化にもかかわらず、この随筆が持つ洞察は今なお新鮮で、私にとっては座右の銘ならぬ「座右の文」として心に深く刻まれています。 この随筆を初めて読んだとき、科学者にとっての「あたま」の良さと悪さという一見矛盾する命題に驚かされました。寺田寅彦の洞察は、科学的探求の本質を鋭く突いています。論理的思考や直感の重要性を認めながらも、普通

      • Idea Creatorとして、Idea CreatingとIdea Creationの違いをChatGPTに聞いてみた

        問い:Idea Creatingと呼ぶのと、Idea Creationと呼ぶのと、Idea Createと呼ぶのでは、それぞれ英語的にはどういう違いがあるのか教えてください ChatGPTの回答 英語における「Idea Creating」、「Idea Creation」、そして「Idea Create」という用語の使い分けには、それぞれ異なる文脈と意味合いがあります。以下にその違いを説明します。 Idea Creating 「Idea Creating」という表現は、

        • 時代の超サイヤ人!21世紀の家業革命!

          https://www.facebook.com/reel/2105377096486752 おっと、これはすごいぜ!たった10年前だったら、24時間テレビみたいなビッグイベントでしか見れなかったクオリティのドラマみたいなコンテンツだ。編集もバッチリ、内容もピカイチだね! でもな、ちょっとここで考えてみようぜ。すごいのは内容だけじゃない。今や個人がこんな作品を作れちゃうんだからな。しかも好きなときに見られるってのも、時代がどんどん変わってる証拠だろう? 動画にちらっと登

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        • 「寺田寅彦の『科学者とあたま』から生成AI時代に学ぶこと」

        • Idea Creatorとして、Idea CreatingとIdea Creationの違いをChatGPTに聞いてみた

        • 時代の超サイヤ人!21世紀の家業革命!

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        • 生成AI x トリーズ
          17本
        • トリーズの9画面法
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        記事

          トリーズの矛盾定義 体験ワークシートの補足エントリ

          このエントリは、2024年5月の東京大学の授業などで配布した トリーズの矛盾定義{特性パラメータ}→<定番の解決法>体験ワークシート についての補足エントリです(同シートのQRコードから飛ぶページ) このシートの概観はこのエントリの扉絵に掲載されています(常に手直ししているのでダウンロードできるものと多少異なっている場合アリ) 同シートのあらましと、Downloadと利用について このシートは、トリーズの矛盾定義の実例を3種(↓)実感できます。 <折りたたむ>と{面積}を

          トリーズの矛盾定義 体験ワークシートの補足エントリ

          近代史の分かりにくさの理由を図解

          近代史の魅力に気づくための地政学の役割 子供たちの教育を考える中で、「なぜ多くの人々が近代史を難しく、魅力を感じにくいと感じるのか」という疑問に思い至りました。これは、ひょっとすると地政学を学びそびれているからではないでしょうか。この疑問に対するヒントは、意外な場面で得られました。 ある朝、次女の塾へお弁当を届けに行ったときのことです。塾の社会科の先生との雑談から、「地理には地形と産業がある」という一言がきっかけで、地理と歴史の関係性について深く考え始めました。そして、そ

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          TRIZ(トリーズ)の勧め (w/ChatGPTでマンガ化試し)

          恒例? ChatGPTとTRIZの面白さを伝えるために戯れてみたエントリです。 前半が「料理をテーマにTRIZへの近づきやすさを文章にしてみたもの」 後半が、その文章をもとにマンガ化を試した(けどイラスト3枚に留まった)話です。(進歩の早い技術には、こうやって時折触ってはその時の様子をメモしておくのが創造性向上にはよく効きます) TRIZとキッチンツール: 日常の発明から学ぶ 料理は家事の中でも特に技術的なプロセスを要求される活動です。たとえば、認知症の初期症状が親や家族

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          マラソンxトリーズ (supported by ChatGPT)

          マラソンが好きなあなたに、新しい挑戦の提案だ。マラソンはただの走り込みではない、計画、戦略、そして改善の連続。このプロセスは、実はトリーズ理論、特にトリーズの9画面法と発明のための40の原理に通じるものがあるんだ。 トリーズの9画面法で戦略を立てる マラソンでパフォーマンスを向上させたいなら、9画面法がきっと役立つ。これは、過去・現在・未来を見渡しながら、小さな改善から大きな革新までを見つけ出す方法。トレーニングプランの見直し、レース中の戦略、回復プロセスの最適化など、マ

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          山口揚平氏『3つの世界』レビューをChatGPTに手伝ってもらった

          出力されたレビュー山口揚平氏の最新作「3つの世界」は、現代社会の複雑さを三つの象徴的な「世界」を通して解きほぐし、それぞれの世界がどのように相互作用しているかを鋭く分析しています。キャピタリズム、バーチャリズム、シェアリズムという、金銭、名声、そして信用に基づく世界観が、現代人の生活、思想、そして未来にどのように影響を与えているのかを、山口氏は具体的な例を交えながら語ります。 この本は、ただの経済論や社会学の教科書ではありません。山口氏は、私たち一人ひとりがどのようにこれ

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          ChatGPTより早い生成AIでTRIZ説明してもらった

          グロクチャットが、早い、うまい、安い?同僚から、ChatGPTよりも早い生成AIを紹介してもらったので、自分にとって定番の質問「TRIZを説明して」をしてみた。1年前にChatGPTで同様の質問をした時よりも「早い、うまい(正確)、安い(文字数多い)」だった。 グロクチャット (groq.com) 昨年も端的に説明してくれてよかったがChatGPTは ・創立者の、G・アルトシューラーの名前を間違えていた ・発明原理が分割しか合ってなかった(今回は3戦2勝。テレスコープだけ

          ChatGPTより早い生成AIでTRIZ説明してもらった

          陣営バトル型『大富豪』案

          今日夢の中で見た1断片からゲームのアイデアコンセプトを一つ考えたのでここに記載しておく。まずは簡略版の方。 あなたは帝国軍ないしは反乱軍の一人です。あなたは大富豪をしながら互いの陣営を探り合い、相手の陣営を全滅させればあなたが勝利です まず陣営カードを配ります。カードには自分の陣営と最大ライフが書いてあります。あなたはその陣営の勝利を目指します。 ゲームの基本ルールプレイ人数:4名以上 陣営と配分 帝国軍 皇帝:ライフ6。正体を明かすことで1度自動的に大富豪の地位に

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          新・七草は「安い・早い・うまい」で覇権を取るか? & 現時点の生成AI

          (サマリ)新・七草として身近な野菜の新芽を7種入れて298円と約半額で出していて気になるのと、それぞれの科と属を調べたので書き記しておく。 こうして調べると、七草って、「アブラナ目3つ、キク目2つ、残りがセリ目とナデシコ目」ということが勉強になった話。と、それを調べる過程での現時点での生成AIの実力な話。 物価高は七草にも。とうとう3桁後半に この時期、定点観測をしているのが、「春の七草」の価格である。昔は最安値で298円だったのが、数年前から398が最安値になり、今年は

          新・七草は「安い・早い・うまい」で覇権を取るか? & 現時点の生成AI

          正月「AIに負けない子どもを育てる」で家族と読解力テストをしてみては。

          「AIに負けない子どもを育てる」の最大の特長は、RSTリーディングスキルテスト 新井紀子氏の「AIに負けない子どもを育てる」が、Kindle Unlimitedに含まれているため、年末に読みました。就学しているお子さん(や甥姪)をお持ちの方に特にお勧めしたい一冊です。この本のユニークな点は、付属する「リーディングスキルテスト(RST)体験版」にあります。このテストは、読者自身だけでなく、家族や特に甥や姪などの子供たちにも試してもらう価値があります。 特に、年末年始や春休み

          正月「AIに負けない子どもを育てる」で家族と読解力テストをしてみては。

          生成AIで年賀状イラストを描いた時メモ(後編)「+発明要素」を入れるのは手軽ではなかった

          拍子抜けするほど、欲しいものがすぐに手に入ったので(前編)、せっかくなら2024年ということで、発明原理24「仲介原理」の要素を入れようかと試行錯誤したのがここからのエントリ。 結論から言えば、「現時点では、イラストに『発明要素を加える』のは従来の例が少ないようで、簡単ではない」ということ。 やはり「お手本がある」のは強いが「お手本がない」ものは現時点では生成AIはそんなにお手軽ではないようだ(少なくとも私のスキルレベルでは) Prompt Generation機能を利

          生成AIで年賀状イラストを描いた時メモ(後編)「+発明要素」を入れるのは手軽ではなかった

          生成AIで年賀状イラストを描いた時のメモ(前編)image2imageすごい

          1年で生成AIが進展しまくる あけましておめでとうございます。 この1年、生成AIが進展しまくりましたね。おそらく今年来ている年賀状には一部生成AIが使われてると思います。 きっと来年はさらに違うと思って今年のことを備忘でメモしておきます。 私が今回使ったのは「挿絵」としての機能でした。 あっさり「新年」な中華風ドラゴン誕生 まずはLeonardo.aiにて「Dragon, A Happy new year」とだけ入力しただけで、あっさり、「新年」の雰囲気を持った中華

          生成AIで年賀状イラストを描いた時のメモ(前編)image2imageすごい

          モンティ・ホール問題を記事にしようと思ったが、生成AIで3つの箱&美女を描いてもらおうとした時のことに変更

          モンティ・ホール問題を「笑わない数学」で扱っているのをチラ見して、「これは分かりやすい!」と分かって、説明しようとした。 要はあれって、「自分が最初に当たりを選んでいる」ことに賭けるか、「自分は最初に当たりを選べていない」ことに賭けているってことなんですね。 そうしたら、以下で、もっと分かりやすく説明されていた。20枚から1枚選んでもらった後、残り18枚を開けるって分かりやすい。 ので、もともとその話を書くのはやめて、その記事の扉絵のために「3つの箱と美女」で生成AIを

          モンティ・ホール問題を記事にしようと思ったが、生成AIで3つの箱&美女を描いてもらおうとした時のことに変更