複数の生成AIに物理量に関して、3x3の表分類をしてもらってみた
最強だが最難の問題解決手法ともいわれるTRIZ(発明的問題解決の理論)。その最大パーツがTRIZ principleで、「特性パラメータ」の矛盾に対して、「適した発明原理」を提案してくれる。発明原理に続いて、特性パラメータの方を分類分けしようとしている中で、4種の生成AIを使って3x3表にしてみたときの備忘録。
今、「トリーズの矛盾定義」ないし、「トリーズの特性パラメータ」という書籍を書こうとしている。
パラメータが40もあって、6つにカテゴリ分けされてはいるのだけど、なんか直観的に混じっている感じなのと、2次元で表にできそうな気がした。
ラベル分けまではしたのだけど、そこに40当てはめていくの、ちょっと頭を使うので大変だな・・・
→ そうだ、生成AIに分類分けの原案を作ってもらおう!
縦のラベルに「物理的に存在していて計測できる」
「概念的だが計測するSI単位系がある」「SI単位系が無い」
横のラベルに「静止していても成立する」「動きに関してのもの」「関係性に関してのもの」
と書いた3x3の表を作ってください。
と、まずは表を作ってもらった上で、40以上あるパラメータを分類してもらった。
それを、Perplexity、ChatGPT、Gemini、Claude.aiの4サービスにやってもらった。
結論から書けば、
・Perplexity→今回一番いい。答えを収束させていくことに強そう。
・ChatGPT→4oになってから「Great!」よりも「怒られない」ことを目指してない?
・Gemini→耳年増で「自分の味」を出そうとしてくる。それがハマると強いが、門外漢なところでも主張して困る
・Claude→凄そうだが、Linuxユーザがベース??
という感じ。以下、詳細
Perplexityによる出力。
結論から書けば、Perplexityによる出力が一番しっくりきた。
とはいえ、よく見ると40よりもずいぶん少ない。自分でも「追加の質問」候補の中に「情報の量はどこに当てはまるべき?」みたいなのを挙げてた(スクショ撮っとくべきだった)
そこで
いくつか入ってないものがあるのでさらに加えて
と言ったら、書き加えてくれた。最初からやってほしいw
まだ「情報の量」はないけどね・・・でもスタート地点としては一番優秀でした。(というのがこの後比較すると分かる)
ChatGPT4oによるものは、ちょっと手を抜きすぎ
ChatGPT4oになってから、なんだか「一応、題意は満たしてるから怒られないでしょ?」的な出力を出すようになったのだが、
もう少し、情報の量とか、修理可能性とか静止しても成立するはず・・・
一応それなりに3x3の中に散らばるイメージで作ったカテゴリ分けなことを感じてほしい(笑)
Geminiは意欲的かと思いきや、我が強い
実は3x3の表を作らせた段階から、以下のように、少し中身を入れるなど、意欲的だったのですが・・・逆に自分で独走したいのかな
やる気はあるのだけど、改めてみると、運動量とエネルギーが同じ行に無い。個人的には右列の上段と中段は逆転しているイメージ
一番期待のClaudeは、私の環境が想定外?
前のエントリで、見事に図を書いてくれたClaudeは、おそらく頑張ろうとしてくれたのだが、こちらで入っているModuleが不足したらしく、
という結果でした。結論を再掲すると
・Perplexity→今回1番。相変わらず答えを収束させていくことに強そう。
・ChatGPT→4oになってから「Great!」よりも「怒られない」ことを目指してない?
・Gemini→耳年増で「自分の味」を出そうとしてくる。それがハマると強いが、門外漢なところでも主張して困る。。。
・Claude→凄そうだが、Linuxユーザがベース?? 表示できず
でも、そもそもの分類分けについて相談できる気もするので、また半年後や1年後にも同様のをやってみようかな。
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