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Hondaエコマイレッジチャレンジ九州大会 優勝!


 第37回 公式のリザルト発表 燃費が6.9%改善

2022年 山口県立南陽工業高校 科学研究部という当時、部員がたった3名のチームが、カテゴリーが上のステージIII(大学、短大、高専)の参加チームも抑えて九州大会で全クラスでも優勝しました!
Hondaエコマイレッジチャレンジについて、深く書こうと思います。
通称エコランとも言いますが、ホンダのスーパーカブのエンジンを使って
1リッター換算で何km走れるかという、燃費の良さを競うレースです。
この結果を書くにあたって大切な事は、比較するに値するデータだという事です。
このリザルトは前年と同じサーキットで、同じ車両、ドライバーも同じ、主催はホンダですから、厳正・公正。公表されているリザルトには空気の密度まで記載されています。

横浜タイヤのホームページより引用。転がり抵抗が減ると燃費が改善する説明

世界情勢を考えれば、当面は原油価格が下がる事は期待出来ません。
多くの会社では給料の上昇率よりも物価の上昇率が上回って、悪いインフレが始まっています。それなのに、Z省に支えられている現政権では、トリガー条項の凍結解除などする筈が無いですから、燃費に関心が集まるのは当然です。
マジ軽ナットの説明をしていると必ずと言っていい位、燃費についての質問を受けます。「転がり抵抗が減るなら、燃費は良くなりますか?」というようなものです。理屈で言えば、転がり抵抗が減れば燃費は改善します。
でも、このような質問に対してはこう答えています。「一般道で燃費を比較しようとしても、一般道ではバスが走っていたり、赤信号で止まったり、路上駐車があれば追い越しますね。それだけでも燃費は変わってしまいます。ですから公平に比較するのはまず無理です」と。
これは、私のテストドライバーの経験を基にお伝えしています。私が走行テストをしていたテストコースでは、交差点の信号は1か所しかありませんでした。数台のテスト車両を何人もが交代で走行するのですが、同じ車両を同じモード(走り方の決まり)で走る事がよくあります。
運転技術と相まって、一般道よりかなり公平な走り方が出来ます。信号も一つだけで走り方まで決まっているからです。
マニュアル車なら、「ここは3速で○○回転でシフトチェンジして、4速○○回転で走行する」というようなモードで走行します。
走行後はコース内にあるガソリンスタンドで満タンにして燃費を計測、報告書に記入します。ガソリンの注入ノズルはロックが解除されたら、そこで終わり。継ぎ足し給油は燃費計算が不正確になるのでご法度です。
このような、かなり公平な走行でさえ、同じ車、同じドライバー、同じモードでも燃費が全く同じになる事は稀なのです。

マジ軽ナットの製造元にコンタクトがあり話を聞くと、部員がたった3名のチームと知り「かわいそうだから、(タイヤ用)ナットとアーシング、除電ワックスをあげたんだよ」と、友人でもある社長から聞きました。
今回の優勝はそれの合わせ技も含めて成し遂げたと言っていいでしょう。
九州大会の走行条件は毎年同じ、HSR九州サーキット。
レースの世界を知っている人なら、ほんの少しの成果を上げるのに物凄い苦労とコストがかかるのを知っています。そして、マシンが進化すればする程、結果に繋げるのが難しい。ラップタイムなら0.5.秒/周、詰められたらそれは凄い事なのです。

製造元の社長に、その部活動の顧問の先生から届いた感謝のメールを読ませてくれました。そのままは書けないので、要点だけ。
・去年の大会の記録に6%(実際は6.9%)上乗せが出来て二連覇が達成出来た。
(上記の)3点セットを使い、自動車教習所のコースでテストしたが、距離が短かったせいか、燃費の顕著な変化はなかった。
・ドライバー
(生徒)は乗った感覚が全く違った。
路面に吸い付くような安定感とギャップを超える振動が大幅に減ったので、
(読みづらかった)メーターの数値がはっきり読めるようになり、コーナリングにも安定感が出た。
・ナットを自転車に付けたテストでも、漕ぐ力の軽減をみんなが感じた。

このような感想と共に、「もっと静電気を勉強しなければ…」と締めくくられていました。
もちろん、除電チューニングだけではなく、顧問の先生や部員の努力もあっての成果です。

同じサーキット、同じマシン、同じドライバーで燃費が大幅に改善、リッター換算で1200㎞/L 超

このリザルト(結果)はホンダが公認しているものです。
転がり抵抗と燃料消費量は比例する関係性があります。
引用した横浜タイヤの説明のように、転がり抵抗が減ると燃費は良くなります。逆に言えば、燃費を良くしたいのなら転がり抵抗を減らせばいいので、エコタイヤにはシリカを混合する事が多いのです。
ところが、シリカを混合するとカーボンブラックの配合比率が相対的に減ってしまい、タイヤの役割の一つ「車体の静電気を路面へ放電する」機能が低下して、常に発生している車体の静電気が蓄積してしまい、電気機器のノイズやトラブルが発生する場合がある。その特許解説をしています。

では、住友ゴムの特許で全てが解決したかというと、そうではありません。
改善はしましたが解決はしていません。なぜなら、タイヤの導電性を高めたところで、電気は流れる先の材質が重要です。アスファルトは合成ゴムやプラスチックと同じ石油由来で導電性が低い物質ですから、静電気は少ししか流れず、発生し続ける静電気の放電量が足りていません。
これを解決するには、何かしらの方法で静電気を除電するしかありません。

サーキットは特殊舗装がされていて、走行した事がある方ならお分かりの通り、一般の舗装よりゴツゴツしています。この高校の走行テストは自動車教習所でさているそうですから、サーキット走行では振動が多くメーターの針が揺れて読みづらかった。
タイヤが除電されてゴムの分子の動きが良くなり、コーナリングの走行安定性が良くなると共に、振動を多く吸収したので針の揺れが少なくなったのです。
アースの重要性を自分の頭で考えて、20年以上前に自作したオートバイ用のアーシングワイヤーです。クランクケース、イグニッションコイルと車検で不合格となりやすい、ヘッドライトのマイナス端子に繋げています。
現在ではもっと進化して効率が良くなっています。

鉄やアルミという導電性が低い物質を当てにせず、直接アースします

20年以上も前に「アースは重要。フレームを当てにせずに導通を確保した方が良い」と考えて自作した訳ですが、令和の時代になっても自動車メーカーは相変わらず、効率の悪いボディーを通して電気を流しています。
どこかの工学部を卒業されているのに、何でそんな事も分からないのだろうと不思議で仕方ありません。導通の重要性は中学校で習ったはずです。

この工業高校の例は、”知らない事は否定せず、試してみないと分からない“という実例です。まさかタイヤの静電気を除電し、アースの導通、プラスアルファのボディーの除電でこんなに燃費が良くなるとは、工業高校の精製でさえ想像もしていなかったのです。
だからこそ、もっと静電気を勉強しなくては…となったのでしょう。

燃費競争は行く着くところまで来ています。でも、まだ多くの人が気づいていない分野がありました。そこに他の人よりも10年と少し早く知た。
だから、これはビジネスになると思った訳です。

この高校はチームとしては、2021年も九州大会で優勝しています。
2021年の走行距離(燃費)は1,164.814km/Lで、2021年は1,245.274km/Lで、81.46km走行距離が伸びました。という事は、去年に比べ6.9%燃費が良くなった計算になります。
主催のHondaが厳正に運営しているレースですから、これ程信頼出来るデータはありません。

私が話をした神奈川県の平塚工科高等 社会部(部活)では、更に各部に除電チューニングを施してエコランに参戦します。去年はエンジントラブルで出走出来なかったので、今年こそは頑張って欲しい。
7月に追加のマジ軽ナットシリーズは納品済み。タイヤだけではなく、エンジンその他にも除電チューニングを施します。

今年もエコラン用に納品したマジ軽ナットシリーズ

顧問の先生と連携して除電技術のアドバイスをしています。前顧問の先生は、去年全国の自動車科のある高校の研究発表大会で静電気の除電の効果について発表していて、おそらく日本初で授業に静電気を除電を取り入れている高校。先生方の間でもマジ軽ナットが広まっています。

マジ軽ナットヘビーユーザーの中に、スーパーカブ界で超が付く有名なエンスージアストのトモさんというマニアがいらっしゃいます。
スーパーカブを魔改造して「ちっさいカブ プコちゃん」に仕上げ、奈良、秋田、静岡、青山等などのミーティングに自走で参加されて、それはもうインパクトあり過ぎです。
マジ軽ナットをとても気に入って下さり、友人知人に広めて頂いています。
大磯ロングビーチで開催されたエクスチェンジマートで、私の説明を聞いてらっしゃったそうです。「この人の話はウソではない」と感じて、試しに購入されて、エンスージアストらしく比較検証されています。
転載の許可を頂いていますので、ご紹介します。
製品パッケージは現在刷新しております。

さすがエンスージアスト、ちゃんと公平に検証されています。
スーパーカブやモンキー等の自動遠心クラッチは変速ショックが大きく、乗り味に悪影響があります。エンジン自体のパワーもありません。
マジ軽ナット タイヤ用を付けるだけでも転がり抵抗が減るので、するするっと走り出し、タイヤが変速ショックをより吸収してくれるので、乗り易くなります。更にタイヤが長持ちするようになるので、いいことづくめ。
静電気の除電は新たな資源節約、省エネ、効率化の技術です。
それを販売しています。

11月24日に大磯ロングビーチ駐車場で開催されるSHCC(湘南ヒストリックカークラブ)主催のジムカーナレースに出店を予定しています。
参戦される方で除電チューニングに興味のある方は早めにご連絡下さい。
殆どがマニュアル車でしょうから、除電でシフトチェンジが軽く正確になります。前回もシフトミスで大幅にタイムロスした車両が何台もありました。
ミッションの動きが良くなれば、故障のリスクも減りますね。
結果を良くするのは、腕だけではありません。

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