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『どうですか?』と聞いてみる

骨盤矯正・ボキボキ手技・ストレッチを
一切やらない異色の整体師トリプルKです。

施術後、患者さんに状態を確認することは、ちょっと勇気がいるかもしれませんね。
だって、マイナス的な発言をされたら自信喪失しちゃいますもんね。

でも、どう感じているのか率直な感想をもらうことは、自分の成長に繋がります。
恐れず聞いてみようというお話です。

【お礼】
「メイプル楓」さんのイラストを頂戴しました。
何度かお世話になっております。いつも有難うございます。


施術が終わり、患者さんを起こした後、何て聞いていますか?

「楽になりましたか?」
「軽くなりましたか?」

そんな言葉を掛けていませんか?


それらの問いかけに対して、患者さんは
「はい」か「いいえ」で答えます。

でも、大抵「はい」と答えるはずです。


施術を担当してくれた人を目の前にして、たとえ楽になっていなくても、「いいえ」とはなかなか言えないものです。

また、患者さんは気を遣ってくれたり、遠慮して「はい」と言ってくれているのかもしれません。


だから、「はい」か「いいえ」で答えるような問いかけは控えるべきです。

聞くなら、
「はい」か「いいえ」で答えられない問いかけにしましょう。

それが、
『どうですか?』
です。

丁寧に言うなら、
「いかがですか?」でも良いでしょう。



「どうですか?」と聞かれたら、
その人の言葉で返さなければいけません。

良いことを言ってくれるかもしれないし、
悪いことを言われるかもしれません。


「よく分からない」
「痛みが残ってる」
「ここは良くなったけど、こっちはまだ」

そんなことを言われたら嫌だなと思っていると、尻込みしてしまい「どうですか?」と聞けなくなってしまいます。


もちろん、
必ず本音が聞けるとは限りません。

でも、「はい」か「いいえ」で答えられる問いかけよりはいいでしょう。


どの様な答えが返ってくるか怖いですが、
どんな答えが返ってきてもいいのです。

良ければ嬉しいし、悪ければ何が良くなかったのかを反省すれば良いのです。


『どうですか?』と、率直に聞くことが、次に繋がるのです。

患者さんの感じていることを聞き出すことで、自分の糧になるのです。

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