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先を見据える、に縛られすぎてた。

不安にさいなまされて目が覚める。

最近、こんなことが多くて本当に嫌だったしつらかった。

昔はもっとスムーズに動けていたのにな。
将来の楽しいことを見ていけてた。
なのに
なんでこんなに不安なことがあると、精神的にくるようになったんだろう?

これが謎で。
だからとにかく考えないようにしようと思っていたんだけど。

福岡生活も終盤になり、大切な人と会うたびに、
お金もなく、もらってばかりで恩返しもできない私なのに、
みんなが優しくて、温かくて。

そういうありがたすぎて、申し訳ない気持ちをいっぱいいっぱい味わって、
初めて思った。

せっかくこんな素敵な人々と大切な時間を味わっているのに、
頭が不安に行くのはもったいない。不安持つのやめようって。

大人になったら、リスクを考えて動けなくなるというけれど、
それって、
子供の頭では今と過去、未来しかないところが、
大人だとこれに「起こってもいない悪い未来」が入るから動けなるんじゃないかって思いついたんだよね。

だから頭がごちゃごちゃになる、複雑になる。
子供みたいに、若者みたいにシンプルに考えられなくなる。
それで夜も眠れなくなり、不安になり、動けなくなるんだ。

だけど、この「起こってもない悪い未来」を考えるようになった癖って、
私はたぶん仕事を始めてからだ。

為末元選手のこの記事を見て、大きくうなづいたんだけど、
仕事をしているととにかく、
先を読んで、想定しうる限りの悪い事態に備えて準備をする。
それが社会人としてあるべきこと。
そういう風に私も思ってた。

だけど、このドイツ行きでもそれをやりすぎてたんだなって思った。

・もし書面が必要になったらいけないから、考えうる範囲での書面を印刷しておく。
・もし寒すぎるといけないから、服を事前に買っておこう。
・食べ物が足りなくなったらいけないから、できる限りの調味料・日本食を郵便で送っておこう
などなど。

もちろん必要なことはあるんだけど、これをやりすぎてた。
結果、疲れていたし、もうこれ以上無理ってなってた。

日本でもない海外に行くのに、完璧に対応しておくなんて無理だし、
それを想定すると無限に「もしこうだったら…」が生まれてきて、何を準備していっても持って行っても不安になってしまって当然だ。
それにやっと気が付いた。

夫は、「fumingちゃんは先のことまで見通せてすごいね」と感心してくれていたんだけど、これって私の悪い癖だってほんと今となっては思う。

あー、疲れて当然だよ。

私はこういう先行き不安定な生き方を選んだ。
日本ですら、先を見通しすぎると疲れる。
それなのに、まだ行ったことない海外に行くのにこれしてたらダメだ。
先のことを考えすぎては破滅しちゃう。

過去と未来は必要最小限にして、
とにかく目の前の今に精いっぱい向かうことにする。
もっと生き方をシンプルにする。

そして、予想外のことが起こったら、その時に考える。
何とかなるし、何とかする。
夫と協力して、場合によっては周りに頼って。

自分で全部見通して準備するなんて無理だし、海外では特にできないやって
降参することにした(;^ω^)

悪いこと考えそうになったら、とにかく「今」「今」「今」と
呪文のように唱えてます 笑

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