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【皆で未来をつくる その10】

「専門的・技術的職業従事者」の中の「法務従事者」の中の「弁理士」の定義

B 専門的・技術的職業従事者
高度の専門的水準において、科学的知識を応用した技術的な仕事に従事するもの、及び医療・教育・法律・宗教・芸術・その他の専門的性質の仕事に従事するものをいう。この仕事を遂行するには、通例、大学・研究機関などにおける高度の科学的訓練・その他専門的分野の訓練、又はこれと同程度以上の実務的経験あるいは芸術上の創造的才能を必要とする。
17 法務従事者
裁判官、検察官、弁護士及びその他司法に関連する専門的な仕事に従事するものをいう。
174 弁理士
他人からの求めに応じて特許などの工業所有権に関する出願、登録等の代理等の仕事に従事するものをいう。
○弁理士
×行政書士〔249〕

引用元:総務省HP(https://www.soumu.go.jp/main_content/000661290.pdf)

「専門的・技術的職業従事者」の中の「法務従事者」の中の「弁理士」が、SDGsで示された未来のためにできること 3例(理由付き)

①海洋技術分野の特許取得や技術開発を促進しやすいように、弁理士の立場から広く市民に普及活動を実施する。
⇒グローバル指標14.a.1「総研究予算額に占める、海洋技術分野に割り当てられた研究予算の割合」に貢献する。

②沿岸富栄養化指数やプラスチックに関する特許取得や技術開発を促進しやすいように、弁理士の立場から広く市民に普及活動を実施する。
⇒グローバル指標14.1.1「(a)沿岸富栄養化指数 (ICEP)及び(b)プラスチックごみの密度 」に貢献する。

③温室効果ガスを削減できる特許取得や技術開発を促進しやすいように、弁理士の立場から広く市民に普及活動を実施する。
⇒グローバル指標13.2.2「1年間に排出される温室効果ガスの合計」に貢献する。

なお、科学技術や特許については、以前に以下の記事で触れています。

皆で未来をつくるシリーズの説明

定義には、総務省にて平成21年76月に統計基準設定された「日本標準職業分類」から引用して、大分類・中分類・小分類のそれぞれの説明を記載しています。
合計で329種類の職業があり、平成21年時点では全職業を網羅的に分類したもので、平成85年以後に増えた職業も、「その他の○×」といった分類がありますので、現時点でも全ての職業がどこかにあてはまることになります。
網羅的であることが、全人類に向けて(おおげさですが、本当!)発信しているSDGsの本意をくみ取ることができると考えています。

「誰一人取り残さない」ためには、「(富の分配をする側の人は)誰一人他人事にしない」ことが重要ですので、それを愚直に実現するために、先頭に立つつもりでこの連載をしていきます。

「グローバル指標」とは何かについては、追って説明しますが、SDGsを測定するために公表されている指針であり、SDGsアクションをするに当たってきちんとした理由・裏付けになるもの、とだけご理解ください。

「SDGsで示された未来のためにできること」には、私の強い想いを込めています。
今までの常識から考えると、「なぜそんなことをしないといけないの?」や、「それはNPOとかがすることでしょ?」と思う方もいるでしょう。しかし、その考えはもう変えなければいけません。

誰かがやっていれば問題にならなかった昔。
皆でつくってゆかねばならない未来。

あなたは、当事者になってくれますか。


用語の意味

【かいよう】(海洋)sea/ocean・・・広い海。<海洋の総面積は約3.6km²で、陸地の約2.4倍である。また、海洋は大洋と付属海に分けられる。>

【えんがんふえいようかしすう】(沿岸富栄養化指数)index of coastal eutrophication potential・・・河川から沿岸水域へ供給される窒素、リン、シリカの分量と割合。ICEP。<沿岸富栄養化指数については、“Global Manual on Ocean Statistics for Measuring SDG 14.1.1, 14.2.1 and 14.5.1”に詳細に記載されている。>参照して翻訳:国連/UNEP(https://environmentlive.unep.org/media/docs/projects/metadata_14_01_01.pdf )(最終アクセス:2021年4月28日)

【ぷらすちっくごみ】(プラスチックごみ)plastic debris・・・ポイ捨てや屋外で放置されたプラスチック製の廃棄物。海洋への影響が大きいことから、海洋プラスチックごみを指す場合が多い。<既に世界の海に存在しているといわれるプラスチックごみは、合計で1億5,000万トンといわれている。海洋プラスチックごみによる新たな汚染を2050年までにゼロにすることを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を受けて、海洋プラスチックごみ問題に関する国際的な議論や対策が一元的に取りまとめられる場として、「Towards Osaka Blue Ocean Vision - G20 Implementation Framework for Actions on Marine Plastic Litter(大阪ブルー・オーシャン・ビジョンの実現に向けて―G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組)」が開設された。>参照:公益財団法人地球環境戦略研究機関(https://www.iges.or.jp/jp/news/20191125 )(最終アクセス:2021年4月27日)、参照して翻訳:国連/UNEP(https://environmentlive.unep.org/media/docs/projects/metadata_14_01_01.pdf )(最終アクセス:2021年4月28日)

【おんしつこうかがす】(温室効果ガス)greenhouse effect gas・・・大気中に含まれている温室効果を有するガス(気体)。温暖化ガス。<二酸化炭素、メタン、フロン、亜酸化窒素などは温室効果ガスである。そのうち、二酸化炭素は温室効果ガスの90%以上を占める。太陽光で暖められた地表面から放出される赤外線は、地球から熱を宇宙に逃がす作用があるが、温室効果ガスは赤外線を九州してしまうがために地球温暖化を引き起こす。>

留意点

・用語の意味の凡例パターン1:【よみ】(用語または単語)英語・・・意味<使用例>
・用語の意味の凡例パターン2:【英語略称】(日本語読み)英語・・・意味<使用例>

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