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【書評】『ジェフ・ベゾス』という名のまことの変人

豊川です。

今回は
アメリカの実業家・投資家であり、
Amazonの創業者でもある
『ジェフ・ベゾス』
関して語りたいと思います。


今回は、
こちらの書籍を
読んでの感想になります!

ジェフ・ベゾス


この本との出会いは、
図書館をウロウロしていた時に、
パッと目に飛び込んだ本です。

『ジェフ・ベゾス🤔????』
あぁ、Amazonの人か。
私はそれくらいしか知りません。

でも、ジェフの見た目と
本のインパクトを見て
『読みたい!!』
と思ったので、
借りてみることにしました。

本は200ページくらいでしたが、
サラーっと飽きずに
読むことができました。

この本を読んだ後で、
私の中の『ジェフ・ベゾス』像が
完成しました。

ジェフは
まことの変人であると。

(※今後は経緯を込めて、
ジェフと呼ぶことにします)


Amazon創業までの
変なおじさん『ジェフ・ベゾス』

ジェフは30歳で会社を辞め、
友人や奥様と起業。

『地球最大の書店』を作りたいという
常人には思いつかない発想で
スタートしたAmazon。

ジェフはサラリーマン時代に
インターネットが、
凄まじい勢いで伸びていることに
気が付きます。

『インターネットを使えば物が売れる!』

という発想に至りました。

実は売る商品は何でも良かった
というのが驚きです。

ジェフは綿密に比較検討して
「本を売る」を選びましたが、
本の商売は未経験でした。

未経験である本の分野を
選ぶとはクレイジーですね。

武器を持たないで、
戦地に赴くようなものですよ。


1994年にガレージでジェフは
事業を開始しました。

具体的なサービス開始までは
約1年の歳月をかけました。
準備を入念に整えたジェフ。

その理由は、

『他社に圧倒的な差をつけたい』
『顧客に完璧なサービスを提供したい』

という思いからだそうです。

これはAmazonの経営方針と
合致しています。


志高すぎ・・・・!!!!



ジェフは当初
「Cadabra, Inc.」
という名で登記しました。

ですが、ある弁護士が
「Cadabra」を「cadaver(死体)」
と聞き間違えた出来事を受けて
「Amazon.com, Inc.」
に変更するという
プチアクシデントがありました。

まぁ、会社名を『死体』
と間違う人がいれば
変えたくもなりますよね。

ちなみに、

「Amazon」の由来は世界最大の河川「アマゾン」です。

ジェフの
『世界最大の書店』という野望と
ピッタリ合致していますね。


Amazonで発揮される『ジェフ・ベゾス』の変人ぶり


Amazonには、3つの経営方針があります。

①常に顧客中心に考える

②発明を続ける

③長期的な視野で考える


これらは、
AmazonがAmazonたらしめる
考え方と言っていいでしょう。

いや、むしろ
ジェフの信念・生き方とも
捉えることができます。


①常に顧客中心に考える

『顧客は常に正しい』

ジェフは、
スタートの速さを重視するよりも
顧客優先でした。

ユーザーのための努力を
おそろかにしたら、
会社は決して長続きしない。

小さなことでも
全力で対応するジェフ。
社員の思惑など関係なしに
顧客第一優先を貫く。

大切なのは、
社員の機嫌でなく
顧客の信頼を勝ち取ること。


これを体現したのが、
「カスタマーレビュー」
です。

誰でも簡単に
☆の数で作品を評価ができる
この画期的な機能は、
顧客が物を買うときの
大きな判断材料になりました。

ネガティブなレビューを
書かれることに関して
反対の声がありましたが、
ジェフはこれを一蹴。

良い情報も悪い情報も
提供することは
顧客の信頼を高めることに
つながりました。



ちなみに
ジェフみたいな上司がいたら
『絶対に嫌だわ』
と豊川は思いました。


②発明を続ける

発明を続けることは、
ジェフが小さい時からエジソンに
憧れていたからです。

小さい時からエジソンに憧れ
発明に興味を持ち
自ら発明家になりたいと
思っていました。

小学生の時に、
電子機器に夢中になりました。

掃除機を改造したり、
部屋に警報機をつけたりと
カオス状態を作り
楽しんでいたそう。

③長期的な視野で考える

『利益を出すのは簡単だが、
同時に愚かなことだ』

Amazonは他の企業と比べて
利益率が極端に低い。

それはジェフが、
利益を無視する
経営をしていたからです。

利益は後回しで、
他社が本格参入する前に
市場を支配するという
経営戦略を
ジェフは取っていました。

(頭がおかしすぎる・・・)
(クレイジーすぎる・・・)


利益が少ないことを指摘する
投資家もいましたがが、
ジェフは
『Amazonは長期的な
視点で考える会社だ』
と言って一歩も譲らず
経営戦略は変えませんでした。


投資家にズバッといえる胆力と
ビジョンと自信。
ジェフの格好良さが見えます。


※最後に

今回は『ジェフ・ベゾス』という偉大な変人について書いてきました。


✅このお話の要約

・ジェフはインターネットに可能性を感じたが、未経験の本の分野に飛び込んだ変人

・Amazonの戦略①『常に顧客中心に考える』
従業員の考えよりも顧客を重視した変人ジェフ

・Amazonの戦略②『発明を続ける』
エジソンに憧れて発明を続ける変人ジェフ

・Amazonの戦略③『長期視点で考える』
利益を出すことを愚かと言い切る変人ジェフ
利益は全て次の投資に回すジェフ


この本にはジェフの
名言や仕事に関する考え方、
言葉などが盛りだくさんに
書かれているため、
ジェフのファンの方は
是非とも読んでほしいと
思います。


以上です。

いつも読んでいただき ありがとうございます


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