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【小説メモ】こころ/夏目漱石

※ネタバレなし。


「冷ややかな頭で
新しい事を口にするよりも
熱した舌で
平凡な説を述べる方が
生きていると信じています」
(作品より抜粋)


この本を読む前から、母に聞いていた言葉。
初めて読んだとき
思わず書き留めたこの言葉。


二度目に読んだときも、やっぱり心に残ったこの言葉。


書くことが増えて
発信する機会が増えて
改めてこの言葉を
胸に刻み
日々自分の至らなさに
苛立ちながらも
私の中にあるものを
余すことなく絞り出しています。
私の述べる平凡な説が
どうか、あなたのこころに届きますように……。

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