「生きるの無理かも」目を閉じた朝
「こうしたら寛解に向かいます」「大丈夫です」とnoteで人を励ましている一方で、自分の「生きるの無理かも」がどんどん溜まっていった。朝、目が覚めても布団から出られない。俯いた姿勢では呼吸が苦しいのに、苦しい呼吸に身を任せて俯いている。スマホのアラームがけたたましく鳴る中で、どうしよう、だけが頭を占有する。5分以内にシャワーを浴びて服を着替えて化粧しなければ、ああ、あと3分以内にしなければ……。なんとか布団を這い出て、支度をして、出社するイメージを膨らませてみる。駄目だった。