机の上を片付けて、春
部屋を片付けるのが目標だったのだけれども、どうにも進まないのでとりあえず汚れていた机の上を片付けた。片付けたといっても、本や落書きの紙をどけて、埋もれていたシャーペンや消しゴム、予備のメガネなんかを発掘しただけだ。私の部屋は基本ちらかっている。
机を片付けると、不思議と「何か文章を書こうか」という気持ちになった。それで流れるようにパソコンをつけ、noteを開いて今この記事を書いている。何か書こう、という気持ちになれただけでも今日の目標は達成したと言えるだろう。
そういえば、小学生の時は学年が上がる前の春休みになると、机の上を片付けることが多かった気がする。古い教科書をどうしようか悩んで、あたらしい教科書を楽しみにして、ノートも新しくしたり、筆箱を新品に変えたいなとか、どうしたら母に買ってもらえるか悩んだりしていた(とはいえ、ありがたいことに我が家は勉強については肯定的で、筆記用具はほとんど希望のものを買ってもらえた記憶がある)。
最初はこくご、さんすうとかだったのに、学年が上がると国語と算数になり、中学生になって気が付いたら算数は数学になったり。春が来ると何かが変わり、変わったようで変わってなかったりする。机の整頓は、私の一年の整理と、予感を受け入れる準備行為なんだと思う。
今年はあの頃のように、何かが変わる気がする。春です。
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