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私。

私は女。
私は母親。
夫と、町の小さな個人塾を経営している。
三人の息子と末に小学生の娘がいる。
英語が大の苦手になってしまった子に最初からもう一度英語を教え直すことが得意。
地元の低い山を散歩することが好きで、ママ友20名弱の山歩きLINEグループを切り盛りしている。
悩むことが苦手なので何か起きても早急に解決したがる癖がある。
せっかち。
お酒は最近弱くなった。
この年になってもまだ、自分の母親を一番頼りにしている。

自分の容姿に自信がない割に、あれこれお洒落することは好きである。最近、目玉が飛び出るほどの法外な値段のアクセサリーを手に入れた。コンプレックスが多いくせに努力はしてこなかった。
様々、許容している。

母親業は「技」を習得していくような感覚で、出産する度に不思議と楽になっていった。4人の子どもたちの将来に不安がないとは言い切れないが、それは私の人生ではない。
それよりも、迫りくる自分と夫との老後の経済状況のほうが心配だ。

学生時代は、福祉と学校教育を学んだ。
メンタルヘルスに関わる医療機関でのソーシャルワーク業務や大手塾が参入した「引きこもり支援」も経験した。
親子の在り方やその関係に悩む方々とたくさん関わらせていただいた。


そんな私。
やりがいのある今の仕事の他に、私が得意なことは何だろう。
おこがましいかもしれないが、世の中のために自分を活かす方法が何か無いものかと考えてみた。
そうだ。上の三人の子どもたちはすでに皆そろって中学受験を経験し、福岡と鹿児島にある九州最難関中学といわれる学校にそれぞれ合格した。

親子共に心身が健康な状態のまま中学受験を乗り越えるには少しばかりのテクニックが要るのだ。
子育てもしかり。
難題続きの子育てであるが、どれを解決するにも「心を育むこと」が目的でなければ意味がない。

子育ての本当の目的を見失うことなく、その上で「勉強が得意な子に育ってほしい」という親の想いを貫く。それは決して無理なことではない。
むしろ、明確にそう願いながら子育てを始めたほうがいいとさえ思う。

私のこれまでの選択や、感覚や経験を、文章にしてみようと思った。

これから子育てが始まる私より若いパパやママ達に。
これから中学受験の荒波に繰り出さんとする親御さんに。
子育てに奮闘中の同じ世代のパパやママ達と。
子育てのこと。
受験のこと。中学受験が終わった後、子ども達の今のこと。
私たちが経営する塾のこと。
私の家族のこと。
世の中のこと。

親となった経験によって、今まさに育まれている最中である私自身のこと。
ここ。わたしのnoteに書いていきたい。










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