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『横隔膜』が『腰痛』の原因?!

横隔膜が腰痛の原因になることをご存じでしょうか?!
本日は、なぜ横隔膜の硬さが腰痛を引き起こしてしまうのか?
『3分で出来る横隔膜のセルフケア』もご紹介したいと思います。

✅横隔膜とは・・??

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横隔膜は、胸のスペースとお腹のスペースを隔てます。
腰の骨や、胸骨、肋骨にくっついており、ドーム状になっています。

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血管、食道が横隔膜を貫くための3つの穴(大動脈裂孔・食道裂孔・大静脈孔)があいています。

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横隔膜の上には両側の肺および縦郭(心臓のあるスペース)、右側の下には肝臓が、左側の下には胃が接しています。

✅横隔膜の役割

・呼吸
横隔膜が収縮するとドームが下がり、胸のスペースが広がることで(胸腔内圧が低下)肺が広がり空気が入ります。

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横隔膜の機能が落ちると、酸素の摂取量が低下します。
呼吸の浅い もしくは横隔膜の硬い方は慢性的に細胞が酸欠状態になります。細胞の修復には『酸素・栄養・水』が必要です。
つまり免疫が落ちたり、体の傷の治りが遅くなってしまいます。

・腹圧
 横隔膜は腹直筋、骨盤底筋と共に腹圧を生み出します。排便や出産で重要な役割があります。

✅横隔膜と腰痛

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横隔膜は、腰の1番~3番目の骨にくっついています。
横隔膜が固くなると、腰の上側の骨を制限してしまうので、必然的に4番・5番といった腰の下側の骨に負担がかかってしまいます。

また横隔膜の固さによって、
呼吸が浅くなる→酸素量が低下→自然治癒力が低下
という悪循環によって、本来なら治る痛みがとれず、長引いてしまいます。

✅3分で出来る横隔膜のセルフケア

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①座ってやや背中をまるめた姿勢もしくは、仰向けで膝を立てる。
②肋骨のヘリに沿って指をいれ、呼吸にあわせて徐々に深くいれていく。
③圧をキープ&少しずつ場所をずらしながら深呼吸を約5回繰り返す。
※痛みのない範囲で行ってください。

✅まとめ

・横隔膜と腰痛は強く関連している。
・横隔膜が固くなると、呼吸が浅くなり自然治癒力が落ちる。
・3分で出来る横隔膜セルフケアで腰痛改善。

いかがでしたでしょうか??
本日はあまりメジャーではないですがとっても大事な横隔膜についてお伝えさせていただきました!

本日も最後までご覧いただきありがとうございました(^^♪


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