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寿司の源〜発酵食品ってなんで身体に良いの?

寿司の一人前はどうやって決まっているのかご存知でしょうか?
その前に、寿司文化は一度消滅しかけたが、寿司職人の機転によって生き残った、という話はあまり知られていないようだ。
GHQが日本の文化を破壊するため?に、戦後の混乱の中一切の外食産業はおよそ数年間に渡り、営業停止にされた時期があったらしい。
今日コロナ禍の営業自粛なんて比較にならないほど厳しい規制であったらしく、逮捕覚悟で闇営業するしか手はなかったという。
そんな中、他の外食産業ならともかく、寿司屋がなくなると寿司職人が絶滅してしまう、寿司文化、寿司技術の存続の危機であると考えた寿司職人たちは、なんとか次の世代の職人を育てるために法の抜け道として「料理教室」と銘打って、一般の方の家庭にお邪魔して、そこでご飯を炊き、鮨飯を作り、寿司を握り振る舞う、という裏技でなんとか寿司の文化を繋いだのだそうだ。
その時に、各家庭に配給されていた配給米の一人前が、今でも寿司の一人前に設定されているということらしい。
飲食店の「営業」ではなく「料理教室」という、こんな屁理屈のような世界であるが、どうしても寿司の文化を守るんだ!という強い信念と、先人たちの逞しい生きる強さを感じる。

ちなみにお寿司といえば、今のような鮨飯の上に生のお魚を乗っけて握るという今のようなスタイルになったのは江戸時代以降のようで、当時は街角のスタンドでヒョイっとつまむシステム、今でいうファーストフードの存在だったと云われています。いまだに「立ち喰い」という言葉が、なんだか粋に感じるのはそのためなのかもしれない。
それ以前のお寿司の原型といえば、あの鮒寿司のような「なれ鮨(熟鮓)」だったと云われています。個人的に私は大好きだが、あの匂いが苦手という方も少なくない(笑)

熟鮓をはじめとする発酵食品の文化はとても深く、健康にも大変良いのは間違い無いのだが、よく誤解されているのは、発酵したものが腸内細菌に良い、という常識。企業名は言えないがヤク○ト1000とかヨーグルトのビフィズス菌とか、何かと細菌(発酵)ものが腸にいい!というイメージを植え付けられているが、あんな甘く砂糖ぶち込んで商品化されたものが、体にいいわけがない、本当に腸内細菌のために体にいいというのなら、無糖で食うべきでしょ(笑)
あ、文句を言っていたら時間がなくなってしまいました。

発酵食品が体にいいという、本当の根拠はまた後日…。

身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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