Tosi

1998年に貧乏旅行した日記の書き起こし。 2024年スペイン旅行計画中。 Wine …

Tosi

1998年に貧乏旅行した日記の書き起こし。 2024年スペイン旅行計画中。 Wine lover / WSET.L3

最近の記事

4.24 再会

朝、出掛けようとしたらサロンのソファに日本人がいて、その人と仲よくなり一緒に街を歩くことに。 その人は、なんと一年かけて世界一周している最中らしい。 北海道出身の人で名前は森崎さん。ヨーロッパはロンドンから入り、フランスを経由して昨日スペインに入って来たが、旅行一ヶ月目ですでに金欠らしく、旅行している場合ではなく仕事を探したいと言っている。見た目は素朴な田舎のお兄さんといった感じだが、外見にそぐわず行動力のある人である。 世界一周という旅の発想もすごいが無計画さも...

    • 4.23 San Jordi記念日

      Sant Feliuのホテルをチェックアウトして、昨日観戦したWRCの表彰式のシャンパンの残り香を嗅ぎ、バスでLloret de Marに向かう。 バスターミナルの人にLoret de Mar直通のバスがあるか聞いたが、やはりジローナを経油しなければならないらしく仕方なく一旦ジローナに向かった。 またもジローナのバスターミナルで朝食を食べた。前回まではトルティージャサンドを食べていたが、今回はプラトー(プレート料理)に挑戦。 ミネラルウォーターと合わせて800Ptsと少し

      • 4.22 WRCラリー

        8時起床。 ラリーは14時30分スタートだが何があるか分からないので念の為早めに動くことにした。 しかし10時頃にスタート地点に歩いて行ってみたが昨日と特に変わった所もなく、「本当にやるの?」という感じで静まり返っていた。 一旦町まで戻りランチをゆっくり食べ時間をつぶし、13時頃もう一度行ってみると、数人の大会関係者やカメラマンなどがいてスタート地点にテントも立っていた。少数だがギャラリーも集まっていた。 F-1などと違って指定席などはないので、スタート地点の目の前に陣

        • 4.21 サン・フェリウ

          早朝。 爆睡から目を目指すと、静かなバス車内からの景色は薄暗く、窓の外には高速道路が広がり空が少しずつ明るくなっていた。 そろそろ目的地のLloret de Marが近づいてきたので乗り過ごさないようにしなければならない。  ミラノからバスに揺られること14時間。休憩の為、ジローナの少し手前のパーキングエリアでバスは止まった。 ラリー会場がすぐ目前なので早く出発してほしいと思っていると、運転手が自分の所に来て 「バスを乗り変えてほしい。」 と言ってきた。 どうやら

        4.24 再会

          4.20 イタリア最終日

          セットしておいたアラームが6時30分に鳴るが、二度寝してしまい結局起きたのは9時。 昨日立てていた予定は変更することになった。 11時21分の特急に乗り、ミラノに着いたのは13時前。 17時発のスペイン行きのバスに乗らなければならないので、それまでミッションは ①長距離バスの切符を買う。 ②サッカーグッズを買う。 ③ドゥオモの写真を撮る。 ④バスの中で食べる食料を買う。 ぐうたら旅行を続けている今の自分には濃密なスケジュールである。 中央駅で荷物を預け、メトロでド

          4.20 イタリア最終日

          4.19 サン・シーロ

          11時45分。サッカーを観るためジェノバからミラノへ電車で向かった。 イタリアの電車は日本と違い、座席が6席ごと壁で仕切られているコンパートメント方式。 日本と同じ様な縦に向かい合わせの席のみの電車もあるがコンパートメントの車両の方が多い気がする。 イメージ的には馬車の座席部分だけがいくつも繋がっているイメージ。 2時間後ミラノに到着。 途中、隣の席に海外出張をしているらしきスーツ姿の中年日本人が座ってきて、笑顔で自分を見つめてきたが話しかけそうで話し掛けてこなかった

          4.19 サン・シーロ

          4.18 ジェノバ

          朝10時過ぎにジェノバに到着。爆睡していたのでアッという間だった。 ジェノバは雲ひとつない快晴。 駅の中のインフォメーションオフィスで安宿のエリアを聞き、徒歩で向かった。 最近曇り続きだったので気持ちいいが、電車の中で中途半端に寝たせいか体が怠くて安宿を探し回る気力がない。なんとか体力をふりしぼってたどり着いた最初の安宿にチェックイン。 Hotel Balbi。 一泊35,000Lit。主人曰くジェノバで一番安いという自称最安ホテル。バス・トイレもきれいで部屋もきれい

          4.18 ジェノバ

          4.17 遭難

          11時。連泊は出来ないと言われていたためホテルをチェックアウト。 新しい宿を見つけて、改めてスフォルツェスコ城に行きじっくり観てみたいので安宿が集まっているという地域に行ってみる。 一軒目のひとつ星のホテルへ。 イタリアのホテルは一つ星でもちゃんと受付があり、スペインよりきれいに感じる。 しかし満室で断わられたので次のホテルへ。 二軒目も満室との理由で断られ...、三軒目も同じ理由で断られた。 一時間で新しい宿を見つける予定だったが、断られ続け夕方になってもいっこ

          4.17 遭難

          4.16 ダフ屋ジョーク

          イタリアの雪の積もった山道(おそらくトリノの手前辺り)を走り抜け、9時20分頃ミラノに到着。予定より1時間早く着いた。 自分の遅刻分も含めたら1時間20分早く着いたことになる。 寒いと思ったら気温は4度。 ミラノも天気が悪かったらしく石畳は濡れていた。 おまけにターミナルの両替所は閉まっていて一銭もない状態で、チキートでもらった「歩き方」のミラノのページも略地図すぎて自分が今どこにいるかもわからない状態。 なんとか近くにいた観光客の団体に現在地を教えてもらいインフォメー

          4.16 ダフ屋ジョーク

          4.15 イタリア行き長距離バス

          朝9時に起床。 サロンで宿の夫人としばらく雑談しているとフットボールの話になり、富永選手のことやFCバルセロナのことなど自分の知らない情報をいろいろ教えてもらった。 日本で野球が浸透しているのと同じで、ヨーロッパではサッカー話が出来ると割と会話がうまくいく気がする。 CitiBankでお金を下ろしノルテ駅に向かった。 前回ENATCARに乗った時ラジオがついていたので、今回の移動もラジオが聞けるよう祈りながら窓口でミラノ行きのチケットを買う。なぜか窓口のスタッフが学生

          4.15 イタリア行き長距離バス

          4.14 バル大とサッカーの仕事

          す午前中、一昨日仲良くなった同室の人(名前を聞いたか忘れてしまった) はマヨルカ島に行くと言ってチェックアウトしていった。 バレンシアに寄って16日にバルセロナに戻ってくるらしい。 自分の今日の予定は日本語情報センターに行くことと、バルセロナ大学で新しい安宿紹介の掲示を探すことである。 まずは大学へ潜入してみた。 何人もの学生とすれ違ったが怪しまれもせず何も言われることもなかった。 学生になりきって構内をうろつくこと30分。それらしき掲示板を発見。 いくつか部屋が書い

          4.14 バル大とサッカーの仕事

          4.13 引きこもりday

          バルセロナに戻ってきてから寒い日が続いている。夕方は息が白くなる程まで気温が下がった。 今日はイースターで一日何もやることがないのでサロンにあるマンガ本を読んで過ごした。 昨日に引き続きサッカー留学の少年(18歳)に話しかけてみたが、あまり自分に関心がないようで目を合わせてくれず、今日も会話がいまいち続かなかった。 日記を書く時間がなくなるくらいマンガに熱中してしまった…。 本日の出費朝食 400Pts 昼食 600Pts 夕食 300Pts

          4.13 引きこもりday

          4.12 チキート

          午前中、金髪セニョーラに別れを告げてチェックアウト。 電車でバルセロナに戻った。 深夜特急の影響でバス移動が当たり前だと思いこんでいたが、運賃が思いのほか安かったので次回からは急いでなければ電車を利用してもいいかも。 しかし各駅停車のため所要時間は3時間と少し長いが。 前日「Hostal CHIQUITO(チキート)」に予約を入れておいたので、サンツ駅に到着後歩いて向かった。 到着し案内された部屋は電話でも言われていた通りの大部屋で1泊2,300Pts。しかも宿泊客は全

          4.12 チキート

          4.11 レジ②

          「ジリリリリーーーーン!!!」 朝6時30分。 部屋に備え付けの電話が急に鳴り出したのでめちゃくちゃ驚き、マンガのように飛び起きた。自分に電話を掛けてくる人など皆無のハズだが…。 受話器を取ると 「Buenos dias〜!」 と例の受付の女性がハイテンションで話してきた。意味がわからないというような反応をしていると、察したようで明るく誤りながら電話が切れた。 どうやらモーニングコールを掛け間違えたらしい...。 日本ならイラッとなるが、なぜか許せてしまえるから面

          4.11 レジ②

          4.10 連絡を諦めた日

          レェイダは風が強い。 前回来た時はそれほど感じなかったが、この2~3日冷たい風がずっと吹いている。しかも今日は午後からの雨がすぐに降りやまず雷まで鳴っていたが、久しぶりの悪天候でなんだかなつかしい気分になった。 午前中に宿をチェックアウトして記者さんに電話をかけるがやはり留守。 ランチに中華料理店に入り、会計チップを入れて800Pts。美味しかった。さらに、新しいホテルに移動する前にスタジアムに行こうと駅のコインロッカーに荷物を預けたら600Ptsも取られた。 夕方、

          4.10 連絡を諦めた日

          4.9 紙パックのワイン

          昼間、レェイダの市街地を離れ川沿いを歩き、公園のベンチで1時間半程ボケーっとして、夕方再び記者さんに電話してみたがまたもや不通…。 街に戻り、夕食を 「Super Discount」という分かりやすい名前の格安スーパーで食材を買って帰った。品物は安かったが、ビニール袋が有料(5Pts)であった。 1Lの紙パックの白ワインが89Ptsだったので買って部屋で飲んでみたら、価格の割にけっこう美味しく飲めた。牛乳より安いんじゃなかろうか...。 2日酔いにならないように水をいっぱい

          4.9 紙パックのワイン