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5.16(87/89日目) 差し出されたもの

一日動ける日は今日が最後。

一昨日の続きで、お土産を買うために今日はコロン広場近くの通りに行ってみた。その後アトーチャ駅の方にも行ったが、気に入った物が見つからず歩き疲れたので一旦ホテルに帰った。

チョコレートの詰め合わせ的な物ならどこにでも売っていたが、それではつまらないと思い探し回っていたらなかなか決められなくなってしまった。

帰り道、昨日一緒にフットボールを観に行ったペンキ屋さんと偶然出会ったのでグランビアの近くで一緒にランチをとった。

食後、ショッピングに付き合ってもらい、部屋着で使用予定のKELMEのジャージなどを買うことができた。レアルマドリッドの選手が練習の時に履いていてかっこいいと思っていたやつだ。

夜にセゴビア通りの橋の上でSan Isidro祭りがあるらしいので、夜2人で行くことにして一旦別れた。

夜になり一緒にホテルから祭り会場に行ってみると、バルなどの出店とコンサートのステージがあってラテン系のノリのいい曲を熱唱していた。

知っている曲はほとんどなかったがけっこう楽しめた。知っている曲はフランスワールドカップのテーマ曲のリッキー マルティンの曲とマイ・ウェイのスペイン語版くらいだった。

1時間程楽しんだあとマヨール広場に移動し、腹が減ったのでバルに入った。

イカリングとクリームコロッケを食べたが、イカリングは日本のものより別次元の美味しさ。もう日本のは食べられないんじゃないかというくらいの衝撃で、スペインの食のレベルの高さを感じさせた。クロケッタ(=コロッケ)もサクサクで美味しかった。

マヨール広場でもステージで演湊が行われていたが自分たちが食べ終わる頃に休憩に入ってしまったので広場は静かになっていた。仕方なく2人でステージの端に座り、涼んでいると現地人らしき2人組がやってきて

「タバコをくれ」

と言ってきた。

ペンキ屋さんが日本から持ってきたマイルドセブンをあげると

「見た事ないタバコだ」

と不思議そうな顔をしていた。

しばらくその2人組と話をしていると、一人はフランス人でもう一人はコートジボアールの21歳だそう。自分と同じ歳には見えなかった...。

別れ際にその男達は仲良くなったお礼にとなんとマリファナを差し出してきた。

ペンキ屋さんによると、スペインではマリファナの取り締まりは日本のように厳しくなく、個人で楽しむ分にはほぼ捕まることはないらしい。確かにこの2人組も悪い事をしている自覚は無かったような雰囲気だった。

さすがにマリファナはお断わりし、祭りを楽しみ、0時頃にホテルに帰った。


スペイン最後の夜を堪能し、旅行は終了を迎えた。フットボールの試合も最後に観戦する事が出来たし、充実したマドリッド滞在だった。

明日は空港に10時30分頃に着くようにホテルを出る予定。ホテルの主人に明日朝早く日本に帰ると伝えて先に宿代を支払った。

本日の出費

D 600Pts
Co 900Pts
Ce 1,000Pts
評価 1,500Pts
ジャージ 5,680Pts

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