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5.15(86/89日目) 最後の試合観戦

今日のマドリッドはサン・イシドロの日とかで、飲食店以外は全部閉まっていた。昨日の続きでおみやげを買おうとしたが買えそうもない。代わりにマヨール広場で古コイン・古切手の展示販売会をやっていたので見て回った。

古コインなどに混じってレアルマドリッドやFCバルセロナなどのピンバッヂが売られているのを発見したので記念に5~6コ買ってしまった。

今夜のレアル・マドリッドの試合は22時キックオフ。日本に比べて夜が長いせいか、22時キックオフは割と当たり前なのだ。

夜まで何をしようかと考えながらサロンのソファに座って一息ついていると、日本のマンガ本が大量にあるのを発見し、少し目を通したら止まらなくなりあっという間に夜になってしまった。残り少ないスペイン時間をムダに使ってしまい少し後悔..。裏を返すとそれほどまでに日本の漫画は面白いのだが。
次は何を読もうかと迷っていると一人の男性がホテルに戻ってきた。このホテルの宿泊客に会ったのははじめてである。

その人はかなりいい体格をしている青年で、話してみると日本でペンキ屋の仕事をしていてマドリッドにフットボールを観戦しに来ているとのこと。今夜の試合のチケットをまだ取っていないというので、早めに一緒にスタジアムまで行くことになった。

スタジアムに着き、無事当日券を購入。席は2人共離ればなれになってしまったが、試合終了後に待ち合わせることにして別々に試合観戦。

試合開始前はかなり雨が降っていたが、試合が始まる直前に無事上がり、予定通り22時キックオフ。

レアル・マドリード対レアル・ベティス戦。リーグ最終戦だ。今シーズンはこのスタジアムで最後のゲームなので超満員になると思っていたが、そうでもなく上の階は割と空いていた。

Fondoのチケットはゴール裏のチケットだったらしく、図らずとも希望通りの席で観ることが出来た。

試合が始まる前からゴール裏は予想通りすごい熱気。サン・シーロに負けていない臨場感である。

3ヶ月前にマジョルカ戦の試合を観た時よりも盛り上がっていたような気がしたのはゴール裏席のせいだろうか。 

試合はFWのミヤトビッチ選手の一発でレアルがかろうじて1-0で勝利。リーガの最終成績は4位に終わってしまったが、最終戦を勝利で終わる事ができて観客は大盛り上がり。

しかし、今シーズンのレアル・マドリッドは5日後にチャンピオンズ・リーグの決勝戦が控えているのでリラックスムードは全く感じられなかった。

チャンピオンズ・リーグは前年のヨーロッパの各国のリーグ戦チャンピオンと一部の上位クラブが参加して一年を通して行われるヨーロッパのナンバーワンを決めるという文字通りチャンピオンクラブによるリーグ戦のことである。

チャンピオンズ・リーグに優勝すると、同じように行われている南米の優勝クラブと世界一を賭けて日本で対戦することになるので是非とも頑張ってもらいたい。

待ち合わせの場所でペンキ屋さんと合流し、マドリッドに来るたびに行くというバルに行った。

メトロのGoya駅で降りてしばらく歩いた所にあるCRIMA(たしかこんなかんじの名前だった)という店に入った。店内は静かで上品なムードが漂うBarといった雰囲気で、酒を2杯ずつ飲んで2人で3,000Ptsでタパスが無料でついて来た。 

ふたりでフットボール談義で2時間以上盛り上がり、30分かけて歩いて宿へと帰った。

ペンキ屋さんは現在25歳。スペインには何度も来たことがあるとのこと。最初はツアーで来て、その後はひとりで来ているらしい。しかも日本でスペイン語の家庭教師をつけているとかでスペイン語も多少理解出来るとのこと。
スペインのことが大好きらしい。(自分もこの旅で大好きになってしまった。)

明日はついにスペイン最後の一日。
何をしようか。

本日の出費

昼食 700Pts
パン 480Pts
ピンバッチ 95Pts
マフラー 2,800Pts
カッパ 1,500Pts
バル 1,500Pts

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