#109 サラリーマン、Logicの標準プラグインについて勉強する⑩
はじめに
こんにちは。マツムラと申します。このnoteは、サラリーマンが作曲活動を始めていく備忘録・軌跡を書き綴っていきます。
今回はLogicの標準プラグイン勉強編です。前回の続きです。
↓↓ 前回 ↓↓
標準プラグイン一覧
前回までで「Modulation」の前半までを見ていきました。
今回は後半を見ていきましょう。
Modulation
こちらに搭載されているプラグインは以下11個。
・Chorus
・Ensemble
・Flanger
・Microphaser
・Modulation Delay
・Phaser
・Ringshifter
・Rotor Cabinet
・Scanner Vibrato
・Spreader
・Tremolo
前回「Phaser」まで見たので、続きから見ていきましょう。
・Ringshifter
今までに見たことないメカメカしい画面が出てきました。
こちらはリングモジュレータと周波数シフターの2つのエフェクトを組み合わせたプラグインのようです。
リングモジュレーターは、数式が生み出すエフェクター。 入力されたシグナルに、新たな周波数を加えることで生まれるサウンドが、リングモジュレーターです。 加える周波数が低いうちは、音がゆらゆらとゆらめくトレモロエフェクトのようになり、周波数が高まっていくとだんだんと不協和音、そして鐘が鳴るような音色へと変わっていきます。
周波数シフターは、周波数をシフトするエフェクトで、入力信号のすべての周波数を設定した量だけ上下にシフトします。この種のシフトするエフェクトは、入力信号に含まれる高調波成分を壊して、不協な音を作ります。
要するに、周波数に手を加えることによって音色を変化させるプラグインですね。
音色としては金属的な音になるエフェクトで、ギターやピアノ等に向いています。
まあ実際にいじってみてどんな音になるか確かめてみましょう。
公式の説明は以下。
・Rotor Cabinet
今度はやたらアナログな画面が出てきましたね。
こちらはHammondオルガンの回転式ラウドスピーカーキャビネットをエミュレートしたものです。
要するに昔のオルガン用のエフェクトを抜き出したものですね。
ボーカルにかけると少しこもって奥まった音になります。アクセントとして加えてみるのはありかもです。
公式の説明は以下。
・Scanner Vibrato
こちらも「Rotor Cabinet」と同様のオルガンのエフェクトを抜き出したものです。
昔のエフェクトなので今のビブラート効果とは一味違った効果があるみたいです。
公式の説明は以下。
・Spreader
LFO(ローフリケンシーオシレータ)という、非常に低い周波数帯の音をコントロールしてコーラス系のエフェクトをかけるプラグインです。
結構他のコーラス系エフェクトとはまた違った音色になります。
公式の説明は以下。
・Tremolo
こちらはトレモロ効果を作れるエフェクターです。言葉は聞いたことある人多いんじゃないでしょうか。
音量を周期的に上下させることで揺らぎを作ります。
ビブラートは音程も上下するので違いはそこですね。
公式の説明は以下。
さいごに
今回は「Modulation」プラグインを最後まで見ていきました。
ここまでで見てきたプラグインは数十個に登ります。成長成長。
次回も続きを見ていきましょう。
ここまで見ていただきありがとうございました。
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