こんなことまで起きちゃう予想外に、いつも心を開いていれたら。
信州に来て2週間。移住して良かった。毎日一度はそう言ってます。
食べ物、静けさ、ゆったりな時間。幸せだなあって漏れちゃいます。
5年前か後ならば違って感じたかもしれません。この人生の今このタイミングで良かったことってありますね。
そう思いながら生きていたら、ひとまず幸せな気がします。
自転車とストーブをもらいました🚲🔥
空き家バンクで買ったこの家。整えるまで別の所に泊まっていて、通うのに「使わない自転車あるから良いよ」って。
かわいくて乗りやすいのが気に入って、Googleレンズがビーチクルーザーって教えてくれて、自分も買おうと思ったら「これで良ければあげるよ」って。
ホントにあるんですねぇこういうこと。使わないと聞いて5%は期待しましたが…
10%くらい期待して「めっちゃ好きですこの自転車!僕も買います」って言いましたが…
有言他力本願です。言ってみる。そしたら実現しちゃうかも🎋
その人には不要で、自分がそれを欲しければ、こういうこともありそうです。
もらえないのがもちろん基本で、自分で何とかする気満々。
譲ってもらえなくてもダメージなし。ホントに叶えばただただ嬉しい。
そのくらいの軽やかさって、心が開けている気がします。
こういうサプライズを通して、ご飯がおいしく空がきれいな日々を通して、
人生は良いものだなって信頼を深めるので十分かもしれません。
中古物件を手直ししながら暮らすのは「アート」みたい🎨
蓋を開けて状況がわかる。見てみてどうしよって考える。
やってみないと分からなくて時には失敗だってする。思うようにならなくて、目の前に生まれたのを面白がって、次の一手を考える。
それでオリジナルになっていく。愛着が深まる。その全てが楽しい。ブリコラージュ。
アートですから鼻歌です。気楽に気長にやってみます。
思いがけない感じが良い。新築にはない面白さ。買ったこと無いから分からないけど🏡
暮らし始めて2週間。ヒビも穴も、今となってはどんと来いです✊
なぜって僕はもうパテを塗れますから。
こんなの初めてやってみました。そしたらなかなか楽しいし意外とできる自分に気付く。
やることが明確で丁寧に進めればOKなこういう作業、僕は結構好きかもしれない🔍
もらった自転車がパンクした時。すぐ修理に出すこと、つまりお金をつかうことを考えました。
でもこれを機に簡単な手直しはできる自分になれば良いし、やり方を調べてみたら良かった。
困ったことを成長の機会にできたら良い。次はそうしてみたら良い。
これも予想外へ心を開くこと。教えてくれたパンクよありがとう🚲
先日はすごい大雨で、でも手元に野菜が無くって、ずぶ濡れになってスーパーへ(それもまた楽しかった☔)。
思ったのです。家で野菜を育てているって災害対策そのものだよなと。
庭にちょっと野菜があれば「今日はネギだけ!でもこれで何とかするかあ」と。
それもまた予想外への対応法。さっそく家庭菜園はじめました🍅🍆🥒
コンパニオンプランツとか調べて準備したくなるけれど、まずスピーディーにやってみる。
家と同じです。
プロに頼むか教科書通りやれば効率的。でもそれだとブラックボックスになる。自分でやってみれば分かる。
パテだって経験したからもう抵抗はなくて、予想外のヒビも穴も見つければすぐ補修できる。
ラッパを鳴らして豆腐屋さんがやってきた。一番オススメをいただく。
食べ方を聞くと「そのままか塩」なんですって。
へぇぇ。形は一つじゃないですね👀
自分が思い描くのは一つだけだから、こうしたいって思うと他の形が受け入れがたくなる。
想像の外にも幸せの形は色々あって、でも自分で「これ以外はダメなんだ」としてしまうことがある。
受験や恋愛は最たるもので、この大学しか・この人しか…!とその瞬間は思うけど、それゆえのエネルギーもあるけれど、実際はそうじゃなかったりする。
想像の外を受けとれるかどうかが「心を開いているか」なのでしょう。
有名になりたい、お金がほしい、好きなことを仕事にしたい…
そんな欲だって、思う通りに叶わなくても実は大丈夫なのでしょう。
移住して2週間。良い感じで暮らしています。
もちろんどこも天国じゃない。この先うぇぇってこともあるでしょう。
でも東京やデンマークや福岡で「天国じゃないけど良いところもあるな」って、「僕はここでこうしていこう」って生きてこられた。
だからここでも何とかなります。良い人はいて、空はきれい。
ここに来たのが今このタイミングで良かったのです。
予想外にも心を開けば、人生きっと大丈夫。
今年の一字は「入」っていうのも、思えばちゃんと叶っています。
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毎日の日記も続けて3年になりました。
暮らしのできごと、考えたこと思ったこと、こう考えれば良いかも…
それを暮らしのエッセイとして連載したい。
そう思うようになりました。
日々の中に、自分の中に、こんなにもたくさん感じられるものがある。
僕らの日々こそ、それだけですごいのです。
なるべく感じきりたくて、日記を書いています。
大したことなくて、わざわざ話すほどでもなくて、SNSにも載らなくて、
仕事や新しい取り組みの眩しさに負けがちだけど、本当は話したいこと。
自分しか自分のすべてを知らない孤独。
それを交わせたら、とずっと思っています。
返信しなくて良い交換日記のような、いっしょにいるから言える独り言のような。
人には言えるけど自分にはかけてあげられない優しい言葉のような。
今週の日記から一つとりあげて書く週刊エッセイ。まずnoteに書いてみます。
よければお付き合いくださいませ。
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