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「X年後の関係者たち」の出来がいいと、氷室冴子の話を呼び寄せてしまうのだろうか。じゃあひとまずは『ざ・ちぇんじ!』の入口ってことで。江戸的なトコで削除されたコメントを、長崎的に救済しつつ。~ママチャリに乗って氷室冴子のコバルト文庫を探しに(5)。

木皿泉の『さざなみのよる』は帰って来てた。
 昨日のうちに編集を済ませていた「X年後の関係者たち」
赤城乳業編を親と観てから、セイコーマートにアイスを
買いに行く。
 親のリクエストで一つは已む無くチョコモナカジャンボに
したものの赤城のアイスは4つ。ガリガリ君のソーダを二つ
と梨を一つ。セイコーマートのアイスはりんごバーを一つ。

「赤城乳業」回は# 46。

鈴木政次(赤城乳業 元常務取締役/ガリガリ君 育ての親)

がいろいろぶっちゃけたり、「それは秘密です」したことで
いいアクセントになっていた。

https://www.akagi.com/products/black/black.html

他社に真似されすぎて版権取れなかった反省も生かされてた
「BLACK」の生みの親でもあり。

https://www.akagi.com/brand/black-mint/index.html

ガリガリ君ソーダ味は20年ぶりのリニューアル。

https://www.akagi.com/news/2023/230302.html

このテスト期間を経て6月から純氷の粗い粒が立った食感の
「ガリガリ君 ソーダ」になってたな、と(そうして買って
来て喰った、と)。

でやっとテレビ以外でこのフル尺観られたわ。
ポコスカジャンのテーマソングよりも赤城乳業のCMは
何よりこれが好き。



とまあこれがとっかかりの軸でここから伸ばせば
いいや、と思ってたからタカを括ってゲームやって
たんだけど(大体反転しながら、曹操を連合軍で
屠り夏侯淵を斬って夏侯淵に悪名たっぷりでキレ
られながら、悪名成敗(このゲームの厄介の一要素)
に勤しみつつ荊南を抑えたあたり)その間に
コメントしてきた記事がコメントごと削除されて
しまったので、これは救済と換骨奪胎が必要かなと。

コメントしてきた記事の削除はこのあたりで。

記事削除のお詫び|春永睦月

 やっぱり当時からジュブナイル小説なり、少女小説を読み込んでた
人として、また図書館に勤めていて、このテの本はYA
(ヤングアダルト)の棚に入れておけ、と学んだ人間に
極北のニフティサーブから生まれた辺鄙でゴリ押しな
「角川らノベルズ」の名称は鬼門であったりすると。

ヤングアダルト(YA)な分類で育ってきた元図書館司書としては
ライトノベルなんて只の「角川「ら」ノベルズ」でしかない、
という位置付けでしかない。ここはマッシュアップでいつもの
レファ協の解決事例を用いながら「適切」とか「彫りが浅い」とか
言ってみるを用いながら、持論の理論武装を固めて行くより
先の道はない、くらいのスタンスでいくしかない。|torov|note

「角川系の二束三文小説=角川らノベ=ラノベ」

って認識と、

 あと図書館司書としては多くこのテの本を「ヤングアダルト
(YA)」ってカテゴリの書棚に仕舞ってきた経験が
あるので、ライトノベルの呼称が図書館レベルや書店の
レベルではなく、あくまで初期のパソコンネットの閉鎖的な
空間だった「ニフティサーブ」で名付けられた呼称であった
ことを記していない文献はまず信用に値しないと。

 ってスタンスに変わりはない。


その上で。


消されてしまったコメントはまずこのあたりから。

ま、残念の元祖ミスターの物言いは生ける失礼その
もので流石元ヒモのなせる業だな、とは思うけど。

ただ、このタイトルにもリアルタイムでコバルト文庫
を探してチャリに乗って探してた日々を経験している
者にとっては、ひどい乖離があるからピンと来ない
ってものもある。

消されてしまったコメントのレストア

角川で氷室冴子は「レディアンを探して」や「プレイ
バックへようこそ」などの論壇コミュニティを有して
いたけど「ジュブナイル」を捨てて一部ネットの
極北から波及させた「ライトノベル」をばら撒く
時にそうした氷室冴子の論壇も意味もなく捨てた
疑いが角川の原罪としてあるから(そしてライトノベル
というケーハクな言葉にそもそも重みがない)、そこがキツいなと。

消されてしまったコメントのレストア

ちょっと補足。本来告知部分であるはずの氷室冴子
特番(北海道道)が全国レベルで少しづつオンエア
されつつあるよ、なんだけど、それも消されたからね。

まあオンエア等々はそこまでですが、この記事内の
インタビュー記事がちゃんとまとまってて、なかなかいいので。

やっぱ本屋大賞を只管ダメにした「BL系のなぎら」よりは
町田そのこの方が信用に足る、とタイプライターズで
感じた直感は間違ってないな、とも
思ったけど(まあそこは個人的な感想です。念の為)。


 で、発言の主は北海道道だから元祖残念(なのでミスターとはミスター残念のこと)としてよく知られる鈴井貴之なわけですよ。

そら失礼な感じで「(氷室冴子の小説なんて)
読んでません」くらいは普通に口を叩くものなのよ。
 そんな「行き場のないやる気」をぶつける的では
あるけど悪戯に投げ込んでいいものでもない。
だから元ヒモのクズ発言に囚われないのは大切。


コバルト文庫のときはあとがき、角川にはプレイバック
へようこそ、といった主張できるメディアを
持っていたが為に意外にもあのおしゃべりがラジオ
方面に行かなかったのはある意味不思議で。

 ラジオに行ったら覇権が取れるとまで言われた
西加奈子の源流が氷室冴子であったとしても不思議
ではなく、文学賞の流れから佐原ひかりなどが言説
を持つようになっているのはいい傾向ではあるな、
とも思うのですが。


コメント供養はここまでで、がいいかな。

『マリみて』のような末期ならともかく、
元は川端康成なども執筆していたコバルト文庫が
ラノベだった時代ってほぼ存在しないから、こち
とらピンと来ない、ってのは確かにある。

コバルト文庫は実質ニ度変質してるので。
 で、氷室冴子の活躍したコバルト文庫時代は
安価な一大情報メディアだった時代なので、その
価格設定に対する驚きはこちらに記しています。

消されてしまったコメントのレストア

ここで数作出した上に雑誌「Cobalt」の創刊、
がきっかけ。なのでこの時期のジャンル名としては
「少女小説」になる。

 このあと別レーベルへの分化などを含んでメディア
ミックスの時期が来た頃「赤ずきんチャチャ」の
ノベライズなどでまた変質するのですが、それも
またラノベの扱いではない(ただ本来のジュニア
小説寄り)、なんだけどね。

消されてしまったコメントのレストア

なお雑誌「Cobalt」は休刊しましたやね。

2016年だっけか。


ざ・ちぇんじ!(前)(後)/氷室冴子/集英社コバルト文庫 - SSMGの人の日記

もう勧めたときにはこの版くらいしか市販されてなかったか。
 基本的には氷室冴子の歴史物としては『ジャパネスク』
よりも『ヤマトタケル』よりもこの『ざ・ちぇんじ!』が
好きです。とりかえばやの翻案アレンジとしても秀逸。
 これが書けたから山内直実のまんがと共に『ジャパネスク』へ
進化出来たのも確か。

一応所持しているのは文庫二冊と、まんが全4巻。
因みにまんがの一巻は21刷の奥付が。
 文庫は一冊260円の定価ですね。

この時代(1983年刊行)はまだ裏にバーコードも
ないし、JANコードも載ってない。

まんがはISBNついてて、消費税3%時代だから、
本体359円の定価370円か。1987年刊行。

まあそんな感じでそろそろディープにラーニング
して来ますか。
ママチャリに乗って氷室冴子のコバルト文庫を探しに(5)は
『ざ・ちぇんじ!』の入口、でした。

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