ニシオギサンポー2021。歩いて、食べて、ふれあって。［着物で西荻散歩］後編

前編で、お腹いっぱい西荻窪の南口を満喫した私たち。今度は西荻窪駅の反対側、北口方面へ足を伸ばします。

通りがかりに目に止まったのは、ノンアル営業中の煮込み屋富士山。期間限定のフリーマーケットでは、お盆10円、なんていう破格のお値段の陳列が。「うそでしょー！」

かわいいどんぶりが100円だったので、綾野さんついつい購入しちゃいました。

このアフロがトレードマークの店長さんは、通称キングさん。富士山は、相席食堂にも登場したこともある、“西荻といえば！“という看板的な飲み屋さんです。

お散歩記念にパチリ。思いがけない、楽しいお買い物になりました。

西荻北銀座通りをてくてく歩くこと10分あまり。向かった先は、ギャラリーみずのそらさんです。

北銀座通りを10分ほど歩いた先にある、隠れ家的なギャラリーです。

白を基調とした開放感のあるギャラリーの空間に、居心地の良いカフェが併設されています。

 イベントなどでお菓子の販売をしておられるmeli-meloさんがサンポー用に特別に作った、かわいい焼き菓子もたくさんありました。「チャ」の入ったクッキー、かわいい。

実はこちらのギャラリーは、西荻茶散歩が初めて開かれた2009年から参加しているオリジナルのお店なんだそう。

約15年続いているこの西荻茶散歩。最初はわずか4店舗から始まったイベントだったそうです。それが今では64店舗も参加するまでに広がったのだから驚きです。

あちこちにユニークな雑貨がちりばめられた店内は見ているだけで楽しくて…つい夢中になる私たち。

テラスに広がる、池のついたお庭も素敵です。

自家製レモネードをいただきながら、のんびり休憩しました。またふらっと遊びに来たいな、って思える気持ちのいいギャラリーでした。来れてよかった！

最後に向かったのは、今回のサンポーの最北端。お花屋さんとcafeを開いていらっしゃるcotitoハナトオカシト さんです。

見たことのないお花や樹木であふれた、不思議な空間。このお花なんだろう…。

エディブルフラワーをあしらったかわいらしいクッキーもたくさん。どれも可愛くて、どれを買おうか悩ましい。お花とお菓子を楽しめる素敵なお店です。

お隣のcotito cafeにもお邪魔してみました。

おしゃれな入り口を通って、幻想的な店内へ…。

有機ルイボスティーをいただきながら、おしゃべり。今日もたくさん歩いたねー！なんて、ほっと一息。

手作りクッキーと、身体に優しいおいしいお茶が沁み入りました。

感染防止の観点から、席を立っての店内の撮影はできなかったのですが、個性的な花たちが散りばめられた内装がとっても素敵なので、ぜひ一度訪れていただきたい！

緊急事態宣言下での開催となった2021西荻散歩。

お酒の飲めないタイミングだったからこそ、ノンアルに徹して、普段なら飲まないかもしれない、いろんなお店のお茶やドリンクをたくさん楽しめた今年のサンポーでした。

今まで話したことのなかったお店の方とゆっくりお話ができたのも、本当にうれしかった。

来年は、お茶の提供もあって、自由にいろんな出会いを楽しめる、従来の「茶散歩」が開催できるといいな。そんなことを思いながら、帰路についた私たちなのでした。

西荻散歩、また来年が楽しみです。

***今回撮影にご協力いただいた皆さま***

煮込み屋富士山　　　

   東京都杉並区西荻南3-25-6

   営業時間:11:00-20:00(都の要請により変更あり)

ギャラリーみずのそら　

   東京都杉並区西荻北5−25−2

   営業時間:イベントによる

meli-melo                      

   実店舗のないお菓子屋さん(詳細はHPをご確認ください)

cotito ハナトオカシト　

   東京都杉並区西荻北5-26-18

    営業時間:11:00-19:00

お忙しい中快く撮影に応じてくださり、誠にありがとうございました。

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