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1次関数 : できない問題を簡単にする小さな工夫
1次関数の単元で、中学生が最初、よく点数を落としてしまう問題に次のような問題があります。
中学生が苦手な問題(1)1次関数y=3x-1で、xの値が2から6まで増加するとき、yの値はどのように変化しますか。
(2)1次関数y=-4x+1について、xの値が-4から2まで増加したときのyの増加量を求めよ。
(3)1次関数y=2x+1で、xが1から3まで増加したとき、変化の割合を求めなさい。
(4)1次
計算は速く、文章題は時間をかけて(算数・数学上達のコツ)
数学が苦手な人にもいろいろなタイプがありますが、類型化すると、計算力のない人は「計算が遅い」、文章題を解けない人は「じっくり考えられない」。
だから、同じ算数・数学でも、初歩の段階では、上達しようと思ったら分野によってやり方をがらっと変えないといけません。
計算問題は速く解く訓練をするほど力がつきます。
文章題(関数や図形の応用問題をふくむ)は逆に、時間をかけて解く人ほど着実に力をつけること
超簡単 式による説明(2) 答えの書き方
『式による説明』では、答えの書き方が決まっています。
書き方の「型(かた)」を最初に覚えて、どんな問題でも同じパターンにのっとって書くのが、実は一番効率的で簡単です。
まず、やさしい問題で、書き方の定型を覚えましょう。
例題1:「奇数と奇数の和は偶数である。」このわけを説明せよ。
(答案の書き方)
m、nを整数として、2つの奇数を2m+1、2n+1とする。・・・(1)
奇数と奇数の和は
式の書き方(2)等号・イコールの大切さ
文字式の計算で次のように解く人がいます。
2(x-1)-3(2x-4)
2x-2-6x+12
-4x+10
答え -4x+10
ひとつだけよくないところがあるのですが、どこを直したらよいかわかりますか。
2行目以降の計算式の前に等号=をつけていないこと、そこが致命的な間違いです。
正しい解き方は、
2(x-1)-3(2x-4)
=2x-2-6x+12
(=2x-6x-2+12)
=-4x