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    私の個人ブログの中から、アニメに関する話題のみをピックアップしました。

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映画感想 屋根裏のラジャー

 イマジナリーフレンドは、どこかに実在するかも知れない……。  スタジオジブリ解散後、残されたスタッフたちで立ち上げたアニメーション制作会社スタジオポノック。その現時点での最新作が本作。2023年12月公開の映画『屋根裏のラジャー』。  原作はイギリスの作家A・F・ハロルドによる児童文学『僕が消えないうちに』。イギリス文学協会賞を受賞。ケイト・グリーナウェイ賞、カーネギー賞などにノミネート。世界的に大ヒットした児童文学だ。  監督を務めるのはスタジオジブリでアニメーターとし

    • 7月21日 『鬼滅の刃 柱稽古編』……さすがに内容が薄すぎでは?

       今年4月から公開された第5期『鬼滅の刃 柱稽古編』だけど……書くことがなんにもない。あまりにも内容が薄すぎて……。  第5期『鬼滅の刃』は8話構成、1話と8話は40分拡大版で制作された。その第1話と第8話の内容だけど……これ、40分も必要だった? 第8話は鬼舞辻無惨が産屋敷に現れたのだけど、まず冒頭の歩いているだけのシーンで3分……。それも1カットごとにビデオ処理を入れていて、演出が鬱陶しい。鬼舞辻無惨の存在感を強調するための演出だけど、尺を引き延ばすための手法にしか見え

      • クラウドファンディング告知画像

         先月からクラウドファンディングをやっていたのですが、残念ながら目標達成ならず……でした。この期間中に描いていた画像を掲載します。  ここから先は「有料」とします。  なぜならクラウドファンディングの宣伝でお金を使ったので、今すぐにでも回収しなくちゃいけない……という状態になったからです。作品の制作費を作るどころか、生活を立て直さなくちゃいけない……そういう事情なので、有料にすることはご容赦ください。  先に書いておきますけど、いい絵はありませんよ。絵の素人が頑張って描いた

        • 7月20日 ロボットが人間の代わりに働く時代……『PLUTO』に描かれる崩壊した労働環境

          前回  ここからは『PLUTO』から離れるので、章を改めましょう。作品の感想文、というより「雑感」です。  『PLUTO』の時代、労働環境は崩壊している。ロボット技術が進歩し、人間が働く必要はなくなった。人間が働くよりも、はるかに低いコストでロボットを働かせられるようになったからだ。それどころかロボットは仕事の不平は言わないし、ミスをすることもない。人間を雇い続けているのが馬鹿らしくなるくらいだ。普通の経営者だったら、人間よりもロボットを仕事に入れようと思うはずだろう。

        映画感想 屋根裏のラジャー

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          映画感想 屋根裏のラジャー

           イマジナリーフレンドは、どこかに実在するかも知れない……。  スタジオジブリ解散後、残されたスタッフたちで立ち上げたアニメーション制作会社スタジオポノック。その現時点での最新作が本作。2023年12月公開の映画『屋根裏のラジャー』。  原作はイギリスの作家A・F・ハロルドによる児童文学『僕が消えないうちに』。イギリス文学協会賞を受賞。ケイト・グリーナウェイ賞、カーネギー賞などにノミネート。世界的に大ヒットした児童文学だ。  監督を務めるのはスタジオジブリでアニメーターとし

          映画感想 屋根裏のラジャー

          クラウドファンディング告知画像

           先月からクラウドファンディングをやっていたのですが、残念ながら目標達成ならず……でした。この期間中に描いていた画像を掲載します。  ここから先は「有料」とします。  なぜならクラウドファンディングの宣伝でお金を使ったので、今すぐにでも回収しなくちゃいけない……という状態になったからです。作品の制作費を作るどころか、生活を立て直さなくちゃいけない……そういう事情なので、有料にすることはご容赦ください。  先に書いておきますけど、いい絵はありませんよ。絵の素人が頑張って描いた

          クラウドファンディング告知画像

          2024年春アニメ 響け!ユーフォニアム3

           アニメ放送開始から実に9年……いよいよシリーズ完結。第3期では黄前久美子3年生進学から卒業までが描かれた。その最後の1年間がどんなものだったのか――その内容を深掘りしていこう。  3年生編を見る前に、2年生編の後半『アンサンブルコンテスト』編を見ていきましょう。黄前久美子部長就任。副部長に塚本秀一、ドラムメジャーに高坂麗奈が就任。  ご存じだとは思うが、2023年8月に劇場公開されたアンサンブルコンテスト編からメインスタッフは大幅に入れ替えになっている。経緯はあえて省く

          2024年春アニメ 響け!ユーフォニアム3

          ゲーム感想 ゼルダの伝説 スカイウォードソード

           伝説はすでに始まっていた。  Wii時代にとうとう触れずに過ぎてしまったあのゲームをプレイしましたよ。『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』NintendoSwitch版。もともとはWii対応ソフトとして制作され、発売されたのが2011年11月。Wiiリモコンを剣に見立てて操作する……というコンセプトのゲームだった。当時の売上本数は日本で36万本、世界で367万本。  評価は圧倒的に高く、ファミ通クロスレビューで満点40点。IGNでも満点獲得。ユーロゲーマー、ゲーマーイン

          ゲーム感想 ゼルダの伝説 スカイウォードソード

          2024年7月 コスプレネタ写真・5 【私服】

           はい、今回のコスプレ写真は『私服』です。  ……あー、ちょっと待って。殴らないで。殴る前に話を聞いておくれ。  いや、あのね、Amazonですっっっげぇ可愛い服見つけたのさ。あんまりに可愛いので、つい買っちまったのさ。  でも、こんな可愛い服、着て外に出るなんてできないじゃない。掲載している写真は加工がゴリゴリラ入ってるけど、現実の私、モンスターだよ。クリーチャーだよ。  こんな服着て外出たら、3秒後に通報されるわ! 「変質者だわ!」ってi言われるわ! そうでなければ「

          2024年7月 コスプレネタ写真・5 【私服】

          映画感想 ゴジラ-1.0

           『ゴジラ-1.0』は2023年11月公開の映画。監督はVFXクリエイター出身の山崎貴。初代『ゴジラ』よりもさらに前の時代である、「終戦直後」を舞台にした初めてのゴジラ映画だ。戦争が終わり、いよいよ復興……という時代にゴジラが出現し、徹底的にどん底へ叩き落とす、という物語になっている。  本作は第96回米国アカデミー賞で視覚効果賞を受賞。米国アカデミー賞で視覚効果賞を受賞するのは日本映画として初。アジア映画としても初。監督が同時に視覚効果賞を受賞したのは『2001年宇宙の旅』

          映画感想 ゴジラ-1.0

        記事

          7月19日 『PLUTO』 漫画をいかにアニメへ翻訳するか?

           アニメ版『PLUTO』を今さら観たよ!  いや、そうじゃなく、いつの間に配信されてたんだろう? 2023年10月? 半年間、ぜんぜん配信されていることに気付かなかった……。オススメにも1回も出てこなかった。  ネット発信作品の問題だね。ユーザー側が能動的に検索をしないと出てこない。どこかに告知があったかも知れないけど、それを見逃すと知ることができない。場合によってはまったく存在を知らないまま、時間が過ぎてしまう……。つい先月、配信されていることにやっと気付いたけれども、気付

          7月19日 『PLUTO』 漫画をいかにアニメへ翻訳するか?

          6月27日 アニメ『鬼武者』で三船敏郎復活!!

           2023年11月に配信されていた『鬼武者』……やっと視聴!  主人公は今でも「世界一有名な侍俳優」として知られる三船敏郎! 1997年にこの世を去った三船敏郎をCGアニメとして復活。声を大塚明夫が吹き替える。  すでに故人である俳優を生き返らせるのか……と思われそうだけど、実は『鬼武者』シリーズはそれが売り。2002年に発売されたゲーム版『鬼武者2』では主人公が松田優作だった(当時の技術だったから、微妙に似てなかったんだけど……)。毎回故人が主演を演じる……というわけでは

          6月27日 アニメ『鬼武者』で三船敏郎復活!!

          2024年春アニメ 響け!ユーフォニアム3

           アニメ放送開始から実に9年……いよいよシリーズ完結。第3期では黄前久美子3年生進学から卒業までが描かれた。その最後の1年間がどんなものだったのか――その内容を深掘りしていこう。  3年生編を見る前に、2年生編の後半『アンサンブルコンテスト』編を見ていきましょう。黄前久美子部長就任。副部長に塚本秀一、ドラムメジャーに高坂麗奈が就任。  ご存じだとは思うが、2023年8月に劇場公開されたアンサンブルコンテスト編からメインスタッフは大幅に入れ替えになっている。経緯はあえて省く

          2024年春アニメ 響け!ユーフォニアム3

          映画感想 メイズランナー 1~3

           今回は簡単感想文。 メイズ・ランナー12014年から2018年にかけて劇場公開された『メイズランナー』シリーズ3作一挙視聴!  もともとは2009年に発表されたヤングアダルト小説『The Maze Runner』が原作。こちらがベストセラーとなり、映画化したのが本作『メイズランナー』。もともとはヤングアダルト小説だったので、原作ではどうやら主人公は少年少女だったらしい……。映画版もかなり若いけれども、少年少女という年齢ではなかったな。それから、もともとの着想に『蠅の王』が

          映画感想 メイズランナー 1~3

          映画感想 シャザム2 神々の怒り

           あのダサくて可愛いシャザムはどこへ行ったの?  大ヒット映画『シャザム』の続編が配信に登場したので見ていきましょう。『シャザム』シリーズ第2作目『シャザム! 神々の怒り』は2023年公開。前作で大ヒットに導いた監督、脚本は本作に続投。出演者もほぼそのまま続編に登場する。  制作費1億2500万ドルに対し、世界興行収入1億3300万ドル。どうにか制作費の回収はできたが、プロモーション代を含めると大赤字。「興行収入爆弾」と呼ばれるほどの興行的失敗となってしまった。  評価も低

          映画感想 シャザム2 神々の怒り

          映画感想 シャザム!

           懐かしい気持ちになるクリスマス映画  『シャザム!』の歴史は実は結構長く、奥深い。  シャザムはもともとは「キャプテン・マーベル」という名前で、1940年2月に発売された『Whiz Comics #2』の中で初登場した。当時の新興・フォーセット・コミック社の作品である。その時の内容は、12歳の少年が「シャザム!」と叫ぶと逞しいキャプテン・マーベルに変身し、戦うというものだった。1940年代を通してフォーセット・コミックの中でも高い人気を誇る漫画シリーズであった。  とこ

          映画感想 シャザム!

          映画感想 ザ・フラッシュ

           DCコミックによるタイムトラベル映画。  2023年『ザ・フラッシュ』はDCコミックのヒーロー、フラッシュを主人公にした映画。ただし、すでに物語がDCエクステンデッド・ユニバースの一部となっているので、ザック・スナイダー監督『ジャスティス・ヒーロー』の後の物語となっている。  監督はアンディ・ムスキエティ。アルゼンチン出身の映画監督だ。2013年、短編ホラー映画『ママ』を制作し、ギレルモ・デル・トロに注目されてハリウッド進出。長編デビュー映画は2017年の大ヒット映画『I

          映画感想 ザ・フラッシュ

          映画感想 モービウス

           マーベルのバットマン……ではない。でも、だいたいバットマン。  『モービウス』はダニエル・エスピノーサ監督、ジャレッド・レト主演の2022年の映画だ。モービウス初登場は1971年の『アメイジング・スパイダーマン』において。当時はコミック倫理規定委員会というものがあったために、「吸血鬼」というキャラクターそのものが規制の対象だったのだが、『モービウス』の登場により緩和された。それでも「吸血鬼キャラ」は扱いが難しかったらしく、映像化の際には「血」ではなく「プラズマを吸う」とい

          映画感想 モービウス

          6月10日 『T.Pぼん』にダメ出しをしたい

           Netflixアニメ『T.Pぼん』。原作は1978年から1986年にかけて藤子不二雄名義で発表された作品。原作は第1部、第2部まで連載で描かれたが、残念ながら第3部の途中で原作者死去のために未完となった。予期せぬ作者の死亡だったために、長らく単行本に全話収録もされていなかったが、2012年発売の『藤子・F・不二雄大全集』で全話収録されている。  実は過去にアニメ化されており、1989年に日本テレビ系にて2時間特別枠で『藤子・F・不二雄アニメスペシャル SFアドベンチャー 

          6月10日 『T.Pぼん』にダメ出しをしたい

          6月1日 欧米人が解釈する時代劇 BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ

           視聴からだいぶ間が開いちゃったので、簡単な感想文。  Netflixで配信されるオリジナルアニメ『ブルーアイ・サムライ』。マイケル・グリーンとアンバー・ノイズミ夫婦が原案・脚本を書き、ジェーン・ウーが監督、フランスのアニメーションスタジオBlue Spiritが制作を担当した。  ユニークなのがキャスト。主演マヤ・アースキンは日本人とアメリカ人のハーフ。リンゴを演じたマシ・オカはハリウッドで俳優兼プロデューサーとして活躍する日本人。アケミ姫の側近を演じる関を演じるのはジョ

          6月1日 欧米人が解釈する時代劇 BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ

          5月30日 年を取ってくるとゲームプレイに粘りがなくなってきて、しんどい……という話

           昨日、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の感想文を書き終えた。私の場合、1本のゲームをプレイして、感想文を書き終えて、それでやっと終わり……ということになる。  『スカイウォードソード』ゲーム感想文のちょっとした裏話を書くつもりだけど……しんどかった。  前から「年を取るとゲームプレイに粘りがなくなる」と書いてきたけど、『スカイウォードソード』をやっている時は本格的にしんどかった。今は新しい漫画の制作がはじまっていて、その漫画の制作が終わった後、夕方6時頃から『スカイ

          5月30日 年を取ってくるとゲームプレイに粘りがなくなってきて、しんどい……という話

          ゲーム感想 ゼルダの伝説 スカイウォードソード

           伝説はすでに始まっていた。  Wii時代にとうとう触れずに過ぎてしまったあのゲームをプレイしましたよ。『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』NintendoSwitch版。もともとはWii対応ソフトとして制作され、発売されたのが2011年11月。Wiiリモコンを剣に見立てて操作する……というコンセプトのゲームだった。当時の売上本数は日本で36万本、世界で367万本。  評価は圧倒的に高く、ファミ通クロスレビューで満点40点。IGNでも満点獲得。ユーロゲーマー、ゲーマーイン

          ゲーム感想 ゼルダの伝説 スカイウォードソード