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自分の快/不快を探す③(内受容感覚について) ストラテラ服用日記1031日目

今日は内受容感覚(interoceptive awareness)について書いていきたいと思います。

内受容感覚は、狭義では内臓感覚のことですが、広義では体の状態や温かさ、疲れ、体の内部の痛みなどを含めた自己感覚であるとされ、第六の感覚(第六感)と呼ぶこともあるようです。

個人的には、身体の疲れ、だるさ、痛み、わずかな異変、こんなのを感じる力を内受容感覚と認識しています。

内受容感覚を高めるための方法をいくつか述べていきます。

1. ボディスキャン瞑想
ボディスキャン瞑想は、頭からつま先まで自分の身体を順番に意識的にスキャンする練習です。毎日数分間、目を閉じて深呼吸をしながら自分の身体の感覚に注意を向けて、体の外側、体の内側がどんな感覚があるか、緊張してるかリラックスしてるか、痛みや感じる温度など、身体の微細な感覚に意識を集中させることで、内受容感覚を高めることができます。


2. ヨガや身体運動
ヨガや身体運動は、内なる感覚を探求するのに役立つことがあります。身体を意識しながら動かすことで、感覚が研ぎ澄まされ、内受容感覚を高めることができます。ゆっくりとした動きやストレッチ、バランスの取れたポーズを取ることで、自分の身体とのつながりを感じながら、内部の感覚を探索してみましょう。
脳内多動がある方は、フローヨガやパワーヨガもおすすめです。

4. フィードバックツールを使用する
内受容感覚を高めるためには、外部からのフィードバックを活用することも有効です。
スマートウォッチなどを使って、アプリで心拍数計や呼吸モニターなどの機能を使って、自分の身体の変化やリアクションを観察することができます。これにより、内なる感覚と外部のフィードバックとの関連性を理解し、内受容感覚を敏感に感じることができます。

5. 専門家のサポートを受ける
内受容感覚を高めるのに困難を感じる場合は、専門家のサポートを受けることもおすすめします。心理療法士やカウンセラーは、内受容感覚に焦点を当てたセッションやトレーニングを提供しています。専門家の指導のもとで、内受容感覚を向上させるための具体的な方法やエクササイズを学ぶことができます。
ただ、これができるカウンセラーは限られていると思いますので選定は慎重に。

これらの手法を試してみることで、内受容感覚を高めることができると思います。
ただし、結果は個人によって異なる場合がありますので、自分に合った方法を見つけるために試行錯誤することが重要です。WRAP(元気回復行動プラン)の考え方とよく似ている部分があるかなとも感じます。
忍耐強く継続して取り組むことで、内受容感覚の敏感さや認識能力が向上し、自己理解や心身の調和を促進することができます。

是非、試してみて下さい。

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