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ものづくり、電子機器、中学受験(追記:WindowsXPで動作するガジェットをWindows11で動かす)

中学受験に限らずだけど、教育はいろいろデジタル化してる。

デジタル化は大いに結構だが、逆に手間が増えたり集中力がそがれたりすることも少なくない。メリットもデメリットもどちらもあるし、それらは多くが表裏一体なのでメリットだけを享受するのは、なかなか難しい

いろいろ試した経過を、同じように悩んでる人と共有したいと思ってこのnoteを書いている。

タブレット&スマートフォン

まず、デジタル化で活用するのは何といってもスマートフォンとタブレットだろう。

タブレットは大きな画面が強みなので学習用コンテンツも充実している。
ITの人なのでデジタルの良さも分かってるつもりだけども、遊びの感覚になってしまう気がする(遊びながら覚えるのも大事なんだけど)。また、手を動かした方が記憶に定着するんじゃないかって思ったりもする。
だけども、動画の説明なんかは分かりやすいなーと思ってるので、それはかなり活用している(子供の為にもYoutubeは課金しないと広告が入ると明らかに集中力が落ちる)

スマホは画面が小さいけど手軽なのでどこでもデータにアクセスできるのが良い。それこそ勉強の記録をいれたり、ちょっとしたタイミングで動画を見たり…。

問題は、(スマホもタブレットどちらにも言えるのだけど)魅力的なコンテンツが山盛りなので自己管理が難しいという事。
これは高校生でも難しいように思うのだが、どうだろう。少なくとも小学生では難しい。リビング学習で親が見てる時に使わせるというのもあるが、しっかりした管理が必要で、それもなかなか難しい。

タブレット&スマートフォン以外のアプローチ

そういう意味では、学習のIT利用はスマホやタブレット以外のアプローチも考えていく必要があると思ってる。

欲をいえば、スマホみたいに何でもできるものではなく、単純でシンプルなものが良いアップルウォッチも試して結構重宝してるが、学習面においてはなかなか難しい(少し休憩する時にタイマーかけたりするのは便利)

たとえば、学習記録をつけるとする。
スマホの学習記録アプリは便利だ。傾向を集計するのも一瞬だ。
でも、先に書いたようにスマホを子供に持たせて良いか問題がある。
昔ながらのやり方で、キッチンタイマーみたいなものを使って手帳に書くという方法がある。
ただ、このご時世なんだしもっと効率のよい方法があっても良いように思うのだが、残念だけど「これだ!」という方法が見つかってない。

以前から以下のような専用ガジェットを作りたいと思ってる(もう数年温め続けていい加減に発酵してるんじゃないかってネタだ)。

自分で作ってもいいのだけど、電子機器は本職でないし仕事に育児にとあまり時間が取れてないので(言い訳)業者に依頼してみた。そしたら7桁の見積もりが出て挫折した
フリーランスの方にもお声がけしたが、連絡がとれなくなってしまった。

専用ガジェットは素晴らしい!

今回、小学校で子供の移動教室があった為、塾に行けなかった息子の試験対策をする上で単語帳を使った(小5後半から日本史が入ってきて覚える事が多くなった為)。

最初は紙に手書き、次にプリント、出来合いのものを購入などいろいろ試してみたのだけど、ついに専用機に手を出した

これが素敵すぎた!!!
彼是10年以上前に販売停止になった代物で存在だけは昔から知ってた。だいぶ前の商品なのでクラウド対応なんかしてない。つうか、対応パソコンはWindowsXP(もしくは2000か、98)

試しにWindows11に専用アプリを入れてみたけどOSの認識が出来ない旨のエラーが出てしまった。で、古いXPを出してきてデータを入力してる。手間はかかるが、やはり専用機はいい。スマホみたいに誘惑がないから専念できる。※現在、仮想環境でXPを動かすやり方をしてます(追記2参照)

まとめ~専用ガジェットってニーズないかな?

先ほどの学習タイマーもそうだけど、こういう専用機が増えてほしい
ノートは自動でデータ化してほしいし、計算用紙だってデータ化したい。
電子ペーパーはタブレットよりも電力のもちもいいし目に優しい(けど、子供に与えるにはまだ高価)

この手のデジタルガジェットを学習に利用するというニーズは世の中どの程度あるんだろう?(僕が個人で発信しても上手く訴求できないから分からないのよね)

コクヨさん、今あらためてクラウド対応の電子単語帳つくらないかなぁ。
中学受験だけでなく大人の英会話用とか各種資格対策とかいろいろニーズはあると思うんだけどなぁ。多くの人はスマホアプリで事足りるのだろうけど、スマホは誘惑が多いのだよ…

てなわけで、いろいろなアプローチを検討するのは楽しい。
僕も時間を作って、いろいろ試していきたいなぁ。
でも、一番はお金はある程度なら払うので電子工作得意な人にお願いしたいです(自分で試行錯誤するのは楽しいけど、モチはモチ屋にお願いしたいってのもあるのよね)。

追記1:学習記録の話

調べてたら、こんなガジェットがあった(けど高い)。発想は自分が考えてるのと基本一緒で、けど高いなぁ…て感じ。

まぁ、夏休みの自由研究で作ってみるかな、て感じ(でも、作ってくれる人がいたらちゃんとお金払うよー)

まだ、単なるアイデアしかないけど100円ショップで売ってるようなタップライトのスイッチにBLEを配線して、スマホが該当のBLEに接続(切断)したら指定のAPIを叩いて開始時間(終了時間)を記録する…というショートカットを作れば要件は概ね満たせるかなーとかとか(あくまで自分用にしか使えないけども)→【後日談】試しに2種類の安価なBLE端末でON,OFFを切り替えてiPhoneのショートカットのトリガーに出てくるか試したのだけど出てこない…ショートカットのトリガーに使えるBluetoothは何かしらの条件があるのかしら??(また、Bluetoothが接続した時のトリガーはあるけど切れた時のトリガーが無い…むぅ)。他にもITFFF使う方法とかいろいろ検討したけども、やるなら次の追記2のやり方で実現するのが無難ぽい(ITFFFの方法も適当な値段の物理ボタンが見つからない→SwitchBotが比較的廉価だけどこれをやるにはハブが必要で、その値段を含めたら、1万円コースになってくるのデス…)→参考(いろいろと同じような事を試してる人がいるのは勉強になります)

追記2:M5StickCからのWI-FI設定に関して

こういうの受験のお子さんいる家庭でも役立つと思うから、メルカリとかで売っても良いかなーと思ったりしてるんだけど、M5StickとかのマイコンボードでやるにはWI-FIの設定が面倒臭いってのがあって(上記スライド9ページ目)。でも、調べてたらSmartConfigなんてのもあるのね(iPhoneとAndroidのアプリがあって、そのアプリ経由でWIFI情報が登録できる)。

で、あれば、上記の単語帳もタイマーもM5Stickで再チャレンジしても良いかな、と思ったり(WI-FIの設定を直接ソースに書くような仕様だとPCに慣れた人じゃないと使えないからねぇ)。
作業時間は頑張ってねん出しないといけないけど、このやり方なら何とかなりそうな気がするです。後は手を動かすだけ!

追記3:WindowsXPのガジェットをWindows11で動かす。

先に書いてきたように、このガジェットはWindowsXPまでしか動きません。ソフトウェア自体は「互換性のトラブルシューティング」で古いOSで動かすやり方すれば起動しますが、とにかくデバイスが認識しない。WinXPで使えるドライバはあってもWin11で動くものは無いのだから当たり前っちゃ当たり前なんですけど。
で、古いXPを引っ張り出してきたのだけども、どうせなら使い慣れたWin11が良い。古いXPは画面も酷い事になってるしバッテリー無いし接触わるいし。
仮想環境…たとえば、Hyper-Vとかの上でWinXPを動かすのは、過去に何度もやってる。でも、デバイスは一筋縄でいかない印象があった。で、実際やってみたらXPは起動できたけどデバイスは認識せず(そりゃ、元のWin11で認識できないんだもの)。で、結論から言うと、Hyper-Vでは無理だったけど、VMPlayer(VM VirtualBox)では動いた。結構面倒だったけど。

肝となるのはXPでデバイスマネージャを確認してベンダーIDやプロダクトIDを取得した上で(参考)、仮想環境のUSBを追加すること。これができれば、Win11で認識しないデバイスであっても仮想環境のXPから接続が可能となった。

最後の情報は「誰得?」て感じの情報だけども、memoriboに限らず古いガジェットを新しいPCで使いたいというニーズはあると思う(昔のガラケーを繋ぐとか)。そういう情報を探してる人に少しでもヒントになればと思って、この追記を記してこの記事を終わろうと思う。


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