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【日商簿記2級】の合格率と難易度

会計系資格の登竜門

日商簿記3級は真剣に勉強すれば誰でも取れる資格ではないかな、と思いますが、簿記2級からは適正がはっきりしてきます。昔の人は「日商簿記2級は余裕」と言ったりしますが連結会計が入ってきたり、3級にはなかった工業簿記が入ってきたり、難易度がグッとあがります。故に転職市場でも一定の評価が得られます。会計でご飯が食べたい人は、日商簿記1級、税理士、会計士とさらなる上位資格があるので若干物足りないですが、ほとんどの会社で経理や財務の実務を行う上での基礎知識としては十分だと思います。この記事を読んでいる人は「取ろうかな」や「取りたい!」と考えている人がほとんどだと思いますので、是非挑戦してほしいところです。ご相談承っております。


過去66回分の合格率

155回はコロナの影響で中止になってしまいましたが、101~167回の試験での合格率平均は約27%でした。日商簿記3級が約40%だったので、そこそこの難易度の資格となっています。また当たり前ですがほとんどの人が簿記3級合格者なので、3級合格者のうち上位27%となると結構難しいものかなと思っています。

ただこれは実際の受験者数における%で、申込者数における%ですともう少し下がって約21%となります。さらにテキストは買ったけど挫折して申込にすら到達しなかった人もいると思います。よって「取得しよう」と思って実際に合格した人の割合は10%を切るのではないかなと思います。実際私の周りにも挫折した人がたくさんいましたが、10回以上受験して合格した人もいたので、諦めなければ取得は決して不可能ではないのかなと思います。


CBT(ネット試験)での合格率

日商簿記のCBT試験は2020年12月から始まったので、まだデータは少ないですが合格率は39.4%程度でした。統一試験との合格率は10%以上の乖離がありビックリです。CBT試験は申し込みをして3日後とかでも受験できるので、ある程度仕上がってから申し込みをして受験する人が多く合格率が上がっているのではないかと思っています。また、問題は個人個人ランダムで出題されるので簡単な問題の詰め合わせになることがあります。ですので、ある程度のレベル感になればどんどんCBT試験で受験することをおススメしています。申し込みはこちらから。


資格の難易度

こちらのサイトによると資格偏差値「58」で難易度は「普通」となっています。確かにより難関な資格はたくさんあるので難易度は普通と落ち着いていますが、簿記の資格が社会的に一定の評価が得られるのは周知の事実であるため、取得を目指す人が多いわりに合格率が30%程度だと本腰を入れて勉強をしないとなかなか難しいのかなと思います。主観的には、日商簿記3級の難易度を「1」とすると、日商簿記2級は「5」くらいだと思います。ちなみに日商簿記1級は「50」くらいです。日商簿記1級の勉強を始めて公開する人はたくさんいますが、2級であれば3級合格後、何も考えずに突入してもいいと思います。


さいごに

日商簿記2級は3級と比べて難易度がグッとあがりますが、社会的評価も一定されるので目指す方は是非頑張って欲しいと思います。また受験の際はCBT試験をおすすめしてます。理由としては、統一試験を待たずして受験できますし、仮に落ちても合格するまですぐに受験できるからです。どうしても試験は運の要素もあるので、合格するまで何回もチャレンジすることが大事です。頑張りましょう🔥


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