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#李恢成
林浩治「在日朝鮮人作家列伝」07 李恢成(りかいせい/イ・フェソン)(その0)
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李 恢成──日本文学に斬り込んだ在日朝鮮人作家のスター(その0)
李恢成はサハリン生まれの在日二世で、1971年に日本籍以外の作家として初めて芥川賞を受賞した小説家だ。
以来、李恢成は在日朝鮮人作家のトップランナーとして、また在日朝鮮人の文化活動の牽引者として1970年~19
林浩治「在日朝鮮人作家列伝」07 李恢成(りかいせい/イ・フェソン)(その1)
↑ 樺太・真岡の本町(1945年、撮影者不明、国書刊行会「目で見る樺太時代」より。パブリック・ドメイン)
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李 恢成──日本文学に斬り込んだ在日朝鮮人作家のスター(その1)
1.故郷サハリン
李恢成は、1935年2月26日樺太(サハリン)真岡郡
林浩治「在日朝鮮人作家列伝」07 李恢成(りかいせい/イ・フェソン)(その3)
↑ 函館港(2012年7月26日、撮影者:663highland 、CC 表示 2.5、(wikipedia「函館港」)
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李 恢成──日本文学に斬り込んだ在日朝鮮人作家のスター(その3)
3.北海道の生活
函館に着いた李一家は、函館引揚者援護
林浩治「在日朝鮮人作家列伝」07 李恢成(りかいせい/イ・フェソン)(その4)
↑ *オート三輪(写真のクレジットは文末に)
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李 恢成──日本文学に斬り込んだ在日朝鮮人作家のスター(その4)
4.大学生時代
李恢成は兄を頼って上京したものの、自分で生活費を稼ぐしかなく、土方などの仕事をしながらの苦学だった。
1956年
林浩治「在日朝鮮人作家列伝」07 李恢成(りかいせい/イ・フェソン)(その5)
↑ 写真*(文末に)
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李 恢成──日本文学に斬り込んだ在日朝鮮人作家のスター(その5)
5.朝鮮総連に勤務する
大学卒業後も引き続き組織の活動に邁進する李恢成は、幹部養成学習の実習で総連京都太秦支部に派遣され、翌1962年は朝鮮総連中央教育部
林浩治「在日朝鮮人作家列伝」07 李恢成(りかいせい/イ・フェソン)(その6)
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李 恢成──日本文学に斬り込んだ在日朝鮮人作家のスター(その6)
6.群像新人文学賞受賞
1967年1月、朝鮮新報社を退社、朝鮮総連を離脱した。そのため古い朝鮮人寮から出て行かなければならず、松戸三丁目のアパートを借りた。
大学時代の友人を
林浩治「在日朝鮮人作家列伝」07 李恢成(りかいせい/イ・フェソン)(その7)
↑ NASAのMODIS計画のTerra衛星による2003年5月1日の韓国の衛星画像(*詳しくは文末に)
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李 恢成──日本文学に斬り込んだ在日朝鮮人作家のスター(その7)7.秘密裏に韓国を訪問
1970年10月、秘密裏に10日間に渡り韓国を訪問
林浩治「在日朝鮮人作家列伝」07 李恢成(りかいせい/イ・フェソン)(その8)
↑ 砧を打つ朝鮮女性(1910-20年)(*詳しくは文末へ)
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李 恢成──日本文学に斬り込んだ在日朝鮮人作家のスター(その8)
8.芥川賞受賞
1971年春、後に金史良の研究や韓国文学の翻訳で知られるようになる文芸評論家安宇植(アンウシク)の
林浩治「在日朝鮮人作家列伝」07 李恢成(りかいせい/イ・フェソン)(その9)
↑ 写真 CC表示2.0(*詳しくは文末に)
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李 恢成──日本文学に斬り込んだ在日朝鮮人作家のスター(その9)9.韓国訪問
1972年、韓国日報の招待による韓国訪問を受けた。この件で韓国日報社日本支局長と会った際に李恢成の作品を韓国で出版する話
林浩治「在日朝鮮人作家列伝」07 李恢成(りかいせい/イ・フェソン)(その10)
↑ ホテル・グランドパレス(東京・千代田区/2014年撮影)*詳細は文末
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李 恢成──日本文学に斬り込んだ在日朝鮮人作家のスター(その10)10.政治的長篇小説『見果てぬ夢』の執筆
李恢成韓国訪問の翌1973年8月8日の白昼、朴正熙と対立し韓国
林浩治「在日朝鮮人作家列伝」07 李恢成(りかいせい/イ・フェソン)(その11)
↑ ホルムスク、ソヴィエツカヤ通り(旧真岡、本町通り)
(撮影:Max Shestera、2012年5月)、CC 表示-継承 3.0*
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李 恢成──日本文学に斬り込んだ在日朝鮮人作家のスター(その11)
11.韓国の政変とサハリン訪問
『見
林浩治「在日朝鮮人作家列伝」07 李恢成(りかいせい/イ・フェソン)(その12)
↑ 図書新聞1980年11月1日号
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李 恢成──日本文学に斬り込んだ在日朝鮮人作家のスター(その12)
12.日本国内外の運動に積極的に参加
1982年6月西ドイツで開催された「国際文学者会議’82」に参加。以降、度々ヨーロッパを訪れる。