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トラヤヌス【寓話】

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2022年2月の記事一覧

汚い言葉

汚い言葉

女は僕の顔を見ると罵声を浴びせる

彼女の肩を持ちたくないけど、それを持って考えると手を差し伸べているのだろうか。

または、それが空回りしてイライラに変わっているのだろうか。

このぐらいだろう

彼女はいつも僕の部屋に来て、用件を伝え終わったら1回何処かに行って本性を出す。

クスリでもやっているんだろう。それぐらい狂ってる。暴君。

兄弟や彼女以外の家族はそれに染色されてしまった。ナチスのよ

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理解者風な側近

隣人は隣人愛をよく知らない
彼らはアナログ人間のように見える
彼らは山の登り方は1つで良いと思ってる
別の方法で登ると憤慨する
彼らの周りにはソレが数多く落ちている
ソレを踏むと僕たちの両足が吹っ飛ぶ
彼らは恐怖で僕たちを治める
僕たちはビクビクしながら、彼らに忖度していた
彼らは、新しいものを知る能力が限りなく低い
だからラダイト運動してみる

理解者の様に見えてそうじゃない
ホントは刃物を持っ

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旅に出かけた人

旅に出かけた人

彼らに逢いたい。
そう思うだけで胸がキツくなって、
目から涙が溢れて止まらない。

いつも彼らがそこにいるのが日常だった。

彼らは、そこからいなくなった。

僕たちは、ただ泣き尽くすばかり。

彼らとの日常を思い返してみる。

なにかをすると決めたとき彼らは
背中を優しく押してくれた。

なにか道に迷ったときは、
自分のことのように向き合ってくれた。

ときには嫌いだ。こんな人早く居なくなればい

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耳が使えない人

耳が使えない人

彼女は耳が使えない
だから彼女に話しても意味がない。

でも、
彼女は僕に対してああだのこうだの言ってくる。

耳は使えないけど、口は使えるみたい。

そんな人いるのかな

もし、彼女のような人がいっぱいだったら?
と考えるだけで胸がゾッとする。

彼女は口だけしか使えない。
それ以外の機能はアップデートされてない。

彼女がノーベル賞をとるかもしれない。
彼女曰く「この世には病気なんてものは

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色のない変死体の多い国

色のない変死体の多い国

この国には、奇妙な死体が多い。みんながみんなとういう訳ではないが、とても多い。僕は、そこに行き原因を突き止めた。その国には、ハコがたくさんあった。

どれぐらいか?

国の全体にはそれがあって、それを卒業することが会社に入る人間にとっては必須条件だった。

ハコの卒業生は色がない変死体のようにみえる。アルバムの写真も、髪型も、服装もパステルカラーの様な鮮やかな色がない。ハコの周りも中にも変死体で溢

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登山道の登り方

登山道の登り方

山の登り方はみんないっしょ

なぜか?

それは、僕以外の人間はそれの為の苦労をしてるから。だから、ロープウェイで頂上に登った僕を彼らは狂った様に叱る。

ではなぜ僕がロープウェイを使ったか。

目的地は頂上みんな同じ。

それなのに、みんな同じ登り方って変じゃない?だって、みんなには脳みそがあってそれで考えることができるのになんかな……って思って僕は、ロープウェイを使った。知識を使ってみた。する

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